若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

変わる楽しみ

2013-02-27 10:21:51 | 音楽(足利市民合唱団)

私は42歳です。もうすぐ43歳になる予定です。この仕事(写真館の若女将)について早10年余、二代目と結婚して早16年余。それほど変化のある毎日でもなくなってきました。外的変化はそりゃあ、様々あるけど、ココで言う変化とは、内的変化、自分が変わるか否かってとこ。

 

そりゃあ、反省して敢えて変わることもあります。

 

1.胃袋のキャパが小さいのだから、食べ始めの段階で、一番好きな具を食べるようにする。

2.不安・苦手な仕事のときほど、「お世話になりまーす!!」とでっかい声で入るようにする。

3.ライティングを決めている時に話し掛けると睨まれるので、とりあえず黙っているようにする。

4.音が外れるのが恥ずかしくて口パクしてた高音も、「えーい、ままよ!」と大声で歌うようにする。

5.可愛いお菓子を頂くと、つい飾り続けて駄目にしてしまうので、写真を撮ったら即座に食べるようにする。

 

などなど。

 

でも、ふと気づいて、「あ、自分が変わった?」と知るのは、とても新鮮です。この年になると、それってあんまり無いから、かえって自覚するんでしょうけど。

 

1.大の苦手だったハミングで、高音を探ってから出すと出しやすい、と感じるらしく、よく「んー…」と練習中にハミングるようになっている。

 

かなり些細なことなんだけど、先日気付いて自分で驚いたもんで。いつの間にか敵が味方になっていたみたいな気持ちでした。

 

 

 

 

自発的に変わったことリストNo.5に基づき、本日食します♪ 

(業務連絡)みどりいろちゃん、サンキュ♪ (写真もうちょっと待ってね)

 

 

 


再会

2013-02-24 18:28:19 | 音楽(足利市民合唱団)

素敵なコンサートへ行ってきました。ココロから尊敬申し上げている(のに、普段はついお友だちみたいにお話しできちゃうお茶目で、可愛らしい方です)高橋ちはる先生と、ご友人の篠加奈子さんとのジョイント・コンサート

数々の美しい曲の中で、わたしが一際ココロ動かされたのは、「紅葉」と「ふるさと」。そう、とってもお馴染みのあの2曲です。「紅葉」なんて、万年ソプラノの私でさえアルトを歌えるほど有名なハーモニーだし、「ふるさと」は途中まで完全な斉唱でした。なのに、どうして、あんなに。

 

私は割と普段、生で音楽に触れる際大切にしているのは、出会い。この世には知らない曲が星の数ほどあるのだから、例えばお目当ての曲があったとしても、その他の知らない曲との出会いにわくわくします。そして大抵、そこに歓びを感じるのです。「あぁ、こんな素敵な曲にまた出会っちまったぁ。」ってな感じで。

 

でも、今日は昔から一緒に居てくれた親友のやさしさに改めて感謝した一瞬、って感じでした。この2曲との、とても新鮮な再会でした。


日本一!

2013-02-22 14:44:37 | 日々雑多

「富士山だ!」

 

どんなに遠くからちっちゃく見えても嬉しいのが、富士山と海(もしかしたら、後者は海なし県の私たちだけかもしれないけど)。つい写真撮ったり、周囲の人に、「ほら、富士山見えますよ。」と伝えたりしたくなります。

 

若女将である私は勝手に一人でいつも気分転換をしていますが、二代目は昨年の9月から殆どお休み無しの状態だったので、いま、この時期を逃してはいけない!と、一泊旅行をしてきました。様々なアクティビティを体験してきましたが、中でも私が感動したのは、今回のお宿。『1万円以下で泊まれる温泉宿』と謳ったインターネット・サイトで二代目が見付けて、前日に急遽予約したお宿だったのですが、部屋に入って吃驚の「ふ・じ・さ・ん・どーーーーん!」な景色。多くは語らなくても、この歓び、日本人なら分かってもらえると思います。至福の一泊二日でございました。

 

興奮して早朝に目覚めてしまった二人組。起き掛けに、寝グセ頭のまんまで、「すっごーー…」と富士山に見惚れる若女将の後ろ姿、激写されてました(笑)。

 

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書籍の好み

2013-02-18 17:52:43 | 映画と本

長編が好きです。

短編は、お風呂の中や電車の中で読んでいるときに、「あと少しだから。あと少しで読み終わっちゃうから。」と無理をして、ノボせて鼻血を出したり、とんでもない場所まで乗り過ごしたりする原因になるので。

 

というのは冗談ですが、例えば全く知らない作家さんの作品に手を出すとき、第一印象としてタイトルと同じくらい重要視するのはその「長さ」です。例えば、友だちがある作家さんを好んで読んでいるらしいと知ると、本屋さんの書棚の前に立ち、迷わず一番厚い本をとりあえず買ってみます。なんだろう?ある程度しゃべったり付き合ったりしてみないとその人の良さなんて分かんない……的な感覚かもしれません。

 

作家さんたちが、自分の色々な部分を絞り出して書き出したコトバが、これでもか、これでもか、と注ぎ込まれる長編に、「うーん、うーん。」と苦しみながら挑むのが、何やら大好きなわけです。でもって(ここが厄介な部分なんだけど)、その長編をズラリと本棚に並べるのが好きなんです。救いなのは、ルックス的に文庫本が好みなこと、かな。

 

というわけで、山岡荘八シリーズを本棚に並べるのが夢です。ご贔屓な武士から順番に並べ始めましたが(織田信長、伊達正宗……)、「徳川家康」は老後の楽しみにとっておこうと思ってます。でも、老眼で文庫本26冊はキツいかな。


銀座ぶらぶら

2013-02-14 09:36:38 | 日々雑多

夜6時まで予定のない都内での午後。久しぶりに銀ブラでもしようかなぁ、などと思いつき、有楽町の高架下屋台風タイ料理屋さんで腹ごしらえをして、いざ4丁目交差点へ。

 

昔の職場が近かったのと、表参道とか青山とかは怖くて近寄れなかったのとで、OL時代は銀座で洋服等を買っていました。映画を観に行くのも、ゴハンを食べに行くのも銀座だったので、地理もある程度頭に入っていたし(それは方向音痴の私にとってかなり重要なポイント)、少しでも時間があればぶらりとお買いものをしていたものでした。

 

今回は、お買い物を目的で行ったのです。二代目に、「たまになんだから、ちゃんとお金も持って行きなさい。」とおこずかいも頂いて、張り切って行ったのに。改装中のITO-YAの仮店舗を眺め、デパートがみんな伊勢丹みたいになっちゃったことに驚き、ブランドショップを外から恐々眺め、あっという間に飽きてしまいました。「あーあ、こんなんだったら、やっぱり映画に行けば良かった。」などとひとりごちて、結局予定よりかなり早めに上野へ。

 

おぜんざいを食べて、アメ横をぶらぶら(もう少しで2さく1000円のマグロを抱えて音楽会へ向かうハメになるところだった)。それでも時間を潰し切れず、居心地の良いソファ(@上野公園スターバックス)に陣取り、珈琲を片手に小説を読みふけってしまいました。「これなら、うちでナオミの舟にいるのと、同じだなぁ。」と苦笑しつつ。

 

物欲がなくなったのか、歳をとったせいなのか、現在の日々におおよそお洒落の必要がないからなのか……わかりませんが、とりあえず私の余暇の過ごし方の好みはこの10年で変わったようです。


佐渡裕指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 特別演奏会

2013-02-08 11:22:18 | 音楽(足利市民合唱団)

「うーーん。お腹いっぱい。ご馳走様でした。」

といった感想でした。素晴らしかったです、昨夜の足利市民会館でのコンサート。

 

ベト7(ベートーベンの交響曲第7番イ長調作品92。通ぶってこんな風に呼んでいる)を、佐渡さんの指揮で聴けるということで、それだけでも充分だな、とチケットを購入しました。そして、ベト7は、「神戸に神戸牛を食べに行って、ステーキ食べて、大満足☆」といったところ。

 

予想外だったのは、その他の2曲。田舎の片隅で食事処に迷い、「この店やってんのぉ?」と入った蕎麦屋の天ぷらが絶品だった、的な。

 

1曲目のハイドン交響曲第44番ホ単調「悲しみ」という曲。『……という曲』という表現からも明らかなように、私は全く知らない曲でした。んで、聴き終って「あー、今日はこの1曲だけでも来た甲斐あったなー。」と思いました。あの3楽章を自分のお葬式で流すよう指定したというハイドンさん。今までの「ハ・イ・ド・ン!」というイメージが随分変わりました。様々なレクイエムなどと比べて、なんと明るい別れの音楽。むせび泣くというよりは、故人との楽しかった日々を思い出しながら、微笑んで涙を流している本当に親しかった人々に囲まれて、静かに旅立つ……といった感じ。「美しいなぁ。」とじんわり涙が浮かぶ素敵な音楽でした。佐渡さんとハイドンさん、なんだか合わなそうって勝手に思ってたけど、良かったなー。佐渡さん、譜面台越えて第2バイオリンの前まで歩いて行っちゃう気合の入りようだったし(指揮台がなかった)。

 

そして圧巻だったのは、ペーター=ルーカス グラーフさんのフルート。モーツアルトのフルート協奏曲第1番も流石の存在感でしたが、私はアンコールの独奏ドビュッシーの「シリンクス」という曲に、ぐっときました。初めて聴いた曲だったけど(きっとフルートに馴染みの深い方には有名な曲なんだろう)、きっとグラーフイズムの沁み込んだ演奏だったんだろうなぁ。鳴り止まない拍手に納得でした(私の近くに座っていたご婦人は、休憩時間になっても「まだ拍手したいわね。」と仰ってました)。

 

で、星空を眺めながら、演奏者の方々の乗ったタクシーと競争して自転車をキコキコ漕いで帰宅。「あーー、お腹いっぱい!」と言いながら、実際のお腹はぺこぺこで、ブリ照りとか食べちゃうところが、地元の音楽会って感じでとても贅沢な気分でした♪


エル・グレコ展に行ってきました

2013-02-06 19:50:53 | 日々雑多

ワシントンDCへ留学していたとき、何の知識もないまま、暇つぶしに近所のスミソニアン美術館群に通っていて、名画の数々を、無料でしょっちゅう堪能していました(カフェに入るとお金がかかるので、手っ取り早くクーラーのきいている場所は美術館だった……)。良いものに日々触れていれば、やっぱり好きになってくるもので、日本に戻った後、銀座の三越特設会場で行われていた、どこか外国の美術館展に足を運んでみたのです。そうしたら、入場料は学生にとっては大変お高かった上に、めちゃ混みでチビッコの私は殆ど絵を見られない。人疲れしただけで、グッタリと帰りの小田急線に乗り、「もうこりごりだ。」と、それ以来、美術から遠ざかってしまいました。

 

でも最近、上野に行く機会が増え、なんとなく美術館にも足が向くようになりました。

 

先日は、東京都美術館で開催中の「エル・グレコ展」へ行ってきました。前回のマウリッツハイス美術館展の混雑を教訓に、と開場と同時に入ったのですが、なんとガラガラ。壮大な宗教画の数々を、薄暗い会場で独り占め。あまりにも古い作品たちなので、私がよく美術品(や歴史巡り)に求める、そこから滲み出てくる息吹みたいなものはあまり感じなかったのですが、理屈は抜きに、「美しいなぁ。」と見惚れて歩きました。

 

音楽同様、絵画もほんのちょっと足を踏み出して手を伸ばせば、割と簡単に素晴らしいものに出会うことが出来る。そういったことをする様々な余裕が与えられている今に感謝しながら、少し貪欲に触れていきたいな、と思うようになりました。

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全部食べる

2013-02-04 21:08:54 | 日々雑多

足利に戻ってから東京へ一人で遊びに出掛ける機会が増え、かえって都内で一人で食事をすることが多くなりました(昔は多少の空腹は我慢して、うちに帰っちゃったから)。最初の内は、ファーストフードか、コーヒーショップなどで軽めに済ませていましたが、最近はグルメっていうか、「美味しいお店はないかな~」と探検することがちょっと楽しいです。

 

先日は上野で、「たいめいけん」という洋食屋さんに行きました。本店(日本橋)は大層老舗らしく、さっきネットで調べたらとてもお高くてびっくりしました。が、私が行った上野店は駅構内ということもあり、とっても手ごろなランチでした。オムライスとボルシチのセットランチをオーダー。『小ぶりのミニ・オムライス』と書いてあったのに、結構なボリューム。そのあとの予定の都合上、ちょっと早目のランチだったので、全部食べるには相当な頑張りが必要でした。

 

でも、店内を忙しく動き回っている店員さんの中に、背筋をピーンと伸ばした、長い黒いエプロンをしたおじさまが一人いらっしゃって。私は、洋食屋さん等で時々出会う、片方の足を軸にして、お皿を持ってクルっと半回転するような、ダンディおじさま店員さんを見ると嬉しくなるんです。「誇りを持ってお仕事してるんだろうなー。カッコいいなー。」って。

 

という訳で、そんなおじさまが運んできて下さったランチを残す訳には参りません。必死で完食させていただきました!ご馳走様でした!

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