若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

ネット便利時代

2008-07-31 19:20:19 | その他
本を買うことが好きです。読むのも好きだけど、とにかく本を買って並べるのが好き。夢は壁面全部が本棚で、梯子に登って本をとる家に住むことです。だから、足利に帰るとき残念だったことの中で、表参道が遠くなることよりも、メガ書店が無い、という事の方が切実でした。

「面白いよ」と友人に聞いたり、新聞の書評で目にしたり、テレビで噂を耳にしたり、新しい本の存在を知ったりした時に、いつからでしょう、とりあえずネットで調べるようになりました。本のタイトルや作者名がある程度うろ覚えでも、大体正しい情報にたどり着けるし、クリックすれば田舎に暮らしていても、翌日には手元に届いちゃったりする。ものすごい世の中になったものです。

また、ネットに助けられるようになったことが、もう一つ。それは、映画を観ていて、「あれ?この人、なんだっけ?見たことあるよ?何に出てた人だっけ??」となったときに、昔は「なんだっけ?なんだっけ?」と何日ものた打ち回ったものですが、最近ではネットでチャチャっと調べればすぐに「あー」と行き着くことができます。つい先日も、「ナショナル・トレジャー2」のおじいさん役の名前に見覚えがあり、「なんだっけ?」と調べたら、なんと「サウンド・オブ・ミュージック」の大佐(ミスター・エーデルワイス)でした。ちなみに、続けて観た「イルマーレ(ハリウッド版)」にも大佐が出演していて、今でもこんなにご活躍とは、と驚きでした。

そんな訳で、私の脳はネットのお陰で休みがち。しわが伸びきってしまわないように、時には「なんだっけ」の戦いに果敢に挑まなくてはいけないな、と思うのでありました。

夏だ!ビールだ!

2008-07-30 23:38:36 | その他
夏だー。暑い~。
まぁ、スイカも美味しいし、トウモロコシも美味しいし、桃も美味しいし、枝豆の季節だし、胃袋的には嬉しい季節ではあるのですが。

枝豆といえば、とりあえずビール。でも、私はビールは苦手です。ビールが美味しいと感じたのは生涯の中でたったの一度。バイト上がりに、マスターがサービスで飲ませてくれた生ビール、アレは確かに美味しかった。

夏・ビール・枝豆といえば、ビアガーデン。でも、実はあまりビアガーデン経験は豊かではなくて、記憶にあるのは大学時代。女友達と二人で行った記憶があります。多分、後にも先にも彼女と二人で食事をしたのはその1回きりだったと思うのですが、普通女子大生二人組で、ビアガーデン行かないですよね。

丁度、就職活動直前で、東京で就職するか、足利に戻るか迷っていた時期。数年働いてお金を貯めたら、絶対アメリカに帰るんだ!と決意していた当時の私は(「帰る」って思っていたところが、アメリカかぶれの証拠ですね)、そこで飲めないビールを片手に、親元に戻って既に就職していてブレのない将来設計を持っていた彼女の話を聞きながら、揺れ動く自分の考えにうんざりし、「こんなんじゃいけない。そうだ!私もこの東京でもう一踏ん張りしなくては!」と、目の前にどどーんと立ちはだかる西新宿の夜景に向かって、やる気をみなぎらせた思い出があります。

約20年の時が流れ、彼女は今や東京の外資系企業でバッリバリのキャリアウーマンになり、私は田舎に戻って写真館の若女将になっている……。本当に人生はどうなるか分からないもんです。
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未体験ゾーン

2008-07-29 11:05:07 | その他
最近、私の頭の中に常にまわっている曲があります。「ポーニョ、ポニョポニョ♪」です。ジブリの新しい映画の主題歌だそうです。メディアの力は恐ろしい。

子供のころに、「風の谷のナウシカ」をチョットだけ覗いた以外、ジブリの作品を全く観た事がありません。主題歌や主人公の姿形はメディアのお陰で、よく知っていますが、映画自体を観たことがないのです。何だか今更見始めるのも、癪なような、ハマりそうで面倒になりそうな気がして未だに手をつけずにいます。

最新作(最終巻なんですか?)が発行されたばかりの「ハリー・ポッター」シリーズ。本も映画も未体験です。そんなに世界中の人が(発売日に本屋の前で行列をつくるほど)熱狂している物語はそれはそれは面白いのだろう、と思うのですが、もともとファンタジーがあまり得意ではないこともあり、トライしていません。

「北の国から」というテレビドラマシリーズも、スペシャル番組の度に、「面白いんだろうな」と思いながら、最初の連ドラを見ていなかったからと避け続けてしまいました。同じ監督さんが作った別のドラマを見て、「やっぱり見てみればよかったな」と後悔しています。

海外ドラマも大好きなのですが、結局足を踏み入れずにいる「24」。ハマるんだろうなー、でも、ハマったところで、そんなに長い間テレビの前にいる時間なんて勿体無いよなぁ、なんて言っている内に、一体第何シーズンまで進んでいるんでしょう。

というわけで、二代目とじいさんとばあさんになったら、未体験な映画・ドラマ・小説に片っ端からトライしてみたいというのが、ささやかな夢です。しかし、よぼよぼになって「24」とか見ても大丈夫かな。今でさえもハラハラドキドキ物を見ると、体が震えてきちゃって心臓に負担がかかっているような気がするのに。
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リベンジ

2008-07-28 10:29:15 | その他
今週末は足利の花火大会。最近、夕方になると雷と大雨が襲ってくる日が多く、とっても心配です。

と、私が過度に緊張しているのには、訳があります。

銀行OL1年生の夏。配属されていた課には、様々な職種合わせて6名の女性がいました。1番年齢の近い先輩でも5年先輩だったので、日々、いたぶられ……かわいがられていたヒヨッコの私は、恐れ多くも、その先輩方を足利の花火大会に招待しました。そして、驚いたことに、全員がやってきました。

他の課の先輩に、「いやー、彼女たち5人を自分の田舎まで連れて行くとは、いい度胸してるね」と感心されました。大人になった私には、銀行内でも屈指の切れ・美しさ・厳しさ・派手さ(怒られる前にこのくらいで止めておく)を備えたその5人は、確かにヒヨッコ新人が自宅にゴロ寝させるメンバーではないと分かります。でも、当時の何も考えていない私は、「大好きな先輩たちが足利に来る!わーい。」ってなもんで、胸を張って連れてきました。

ところが、大雨で花火は中止。慌てふためく私を尻目に、肝心の先輩方は、車庫で線香花火に歓声をあげ、日頃のハードワークを田舎の畳部屋のゴロ寝で癒し、通行人が振り返るほどの大迫力ファッションで、足利の街を闊歩したのでした。

その先輩の一人は、その後毎年、花火大会の日は我が家に遊びにきてくれています。もう花火といえばその先輩が居ないと変、というくらいです。そして今年は更に、上記5名の内のトップに君臨していた先輩も一緒にやってくるというのです。厳しかったけど、私に働くことはナメちゃいけないことなんだ、と教えてくれた先輩です。

「リベンジ」と言われてしまいました。足利の雷さま、お願いですから、大先輩のリベンジ、邪魔しないでください!

敬語の壁

2008-07-26 12:53:45 | その他
留学中に、これはいいな、と思っていたのは、年齢・立場に関係なく、とりあえずの挨拶が『ハーイ!』だということ。

日本語だと、まず最初は敬語でスタートしますよね。そして、どのタイミングでソレを友達言葉(分かりやすく言えば『タメグチ』)にするかの判断が難しくて、迷ってしまうときが多々あります。

例えば、もともとは写真館のお客様、だけどプライベートな面でも共通点が多く、段々お友達になった5歳年上の人がいたと仮定します。最初は最高級の敬語でスタートしますが、途中から話が盛り上がった時だけ何となく友達言葉になり、それでも毎回会って最初の言葉は「お世話になってまーす」だったりする。難しいのです、その辺りの使い加減が。

それと、「こんにちは」も使い勝手がなかなか難しい。朝はいいのです。「おはよー」とか「おはよーございまーす」とか意外にフレンドリーに使えます。でも、「こんにちは」とか、「こんばんは」って何となくよそよそしくないですか?プチ丁寧みたいな?幼馴染と、道でバッタリ夕方4時頃会ったら、挨拶は何だろう?「こんにちは」(何だか固い)、「やっほー」(妙に明るい)、「どうしたの?」(何が!?)、「ちゃお!」(イタリア人ではない)……そんなコトを考えて、ふにゃふにゃ笑ってごまかしてしまうのです。そんなとき、英語の「ハーイ!」って凄い便利だなって。

ただテレビで旅番組を見ているといつも思うのです。漁師の皆さんはみんなレポーターに対して、最初っから友達言葉なんですよね。「どこから来た?」とか、「船、乗ってくか?」とか。そういうのって、一気に見知らぬ人との壁がぶち壊れる感じがして、いつも羨ましいんだな。

おまじない

2008-07-25 11:42:41 | その他
久しぶりに、髪の毛をショートカットにしました。まぁ、今までもロングの人に比べれば充分短かったのですが、ここまで切ったのも久しぶりかな、という位に。いつものクセでシャンプーを取り過ぎ、頭がアワアワアフロみたいになってしまいました。

昔はよく髪の毛を切ると、「失恋したの?」と聞かれたりしましたが、今でも若いお嬢さんたちはそういった事を言うのでしょうか。

中学生の頃、クラスメートの肩に抜けた髪の毛が一本付いていたので、「髪の毛付いてるよ」と取って捨ててあげたら……、いきなり泣かれて驚いたことがありました。その子は、おまじない(願掛けみたいなモノか?)で、髪の毛を他人に捨てられると失恋すると信じていたらしいのです。そんなことは知らなかったとはいえ、罪悪感に苛まれた記憶があります(ところが、20年以上たって風の噂に、彼女が中学時代から憧れていた先輩と結婚したと聞きました。あぁ、失恋しなかったのか、と安心しました)。

一度は試したことがあるおまじないランキングというのが、ネットに出ていました。一位は、『消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切る』だったそうです。懐かしい!!コレってすごいハヤりましたよね。でも、第一になかなか消しゴムを使い切る根気がなかったことと、好きな子の名前を書いて、万が一クラスメートに見られてしまったらという心配で、結局はトライしなかったような気がします。そういう勇気も根気もない性格だったから、私の学生時代の恋愛事情はかなり寂しいモノだったのかもしれません。

マツモト君ちの写真屋さん

2008-07-24 16:49:58 | その他
高校生のころ、英検を受けるために、中学時代の同級生マツモト君ちの写真屋さんに証明写真を撮りに行きました。すると、撮影してくれたマツモト君のお母さんが、
「確か、拓也の同級生よねぇ?これ、息子が撮った写真なのねー。この前ね、大きなコンクールで賞をとったのよ!」
と見せてくれました。


17年前の花火大会の夜。私は銀行でデスクを並べて仕事をしていた先輩を足利に招待しました。二人して母に浴衣を着せてもらい、花火会場へ向かいました。

途中、カメラを忘れたことに気付き、中学時代の同級生のマツモト君ちの写真屋さんで「写るんデス」を買いました。すると、マツモト君のお父さんが、
「キレイどころ二人を、撮ってあげるよ。そこに並んでごらん。」
と、最初の1枚を撮ってくれました。


そして、マツモト君ちの写真屋さんは、時を経て、私の終の棲家になったとさ。めでたし、めでたし。


小さな芸術家

2008-07-23 12:33:34 | その他
8月2日に、足利では花火大会があります。

いま、足利市では街中の商店に小学生が描いた花火のポスターが貼ってあります。足利市商工会議所が企画している『まちじゅう美術館』という試みです。銀行、スーパーマーケット、車屋さん、時計屋さん、帽子屋さん……それはそれは沢山のお店に貼ってあります。そして勿論、写真屋さんにも。

各商店に、毎年「何枚貼れますか?」と問い合わせをし、各小学校から集め、なるべく小学校の近くの商店に配り、また花火大会が終わると集めて周って、各学校に返却する……、この作業並大抵の手間ではないと思うんです。私は毎年、商工会議所さんのこの手間隙かけた試みが、このほのぼのとした企画を支えていることをステキだなーと密かに思っています。私達が子供のころも、このポスターを毎年描いていましたが、こんな洒落た演出は無かったはず。最初にこの企画を提案した人は、その膨大な作業量に、相当反対意見があったでしょうに、よく実現させたな、と。

毎年、同じクラスの出席番号が並びのお友達3人分をお預かりしているのですが、毎年その3人にちょっとした筆の共通傾向があります。去年は、花火と花火を眺めている人間が描かれていました。そして今年は、「花火とイノシシ」・「花火と小鳥」・「花火とうさぎ」の3枚です。このクラスはみんな何らかの動物を描く傾向だったのでしょうか。他の動物バージョンも是非見てみたいです。

日焼けにご用心

2008-07-22 12:08:44 | その他
この夏で一番ハードな週末が終わりました。今年は3連休だったので、他の仕事も入ったりして、本当に厳しかった……。

中学3年生の最後の夏、運動部の大会が市内各地で行われ、その撮影に走り回りました。今年の私は、剣道・柔道・テニス・陸上・バスケの撮影に行きました。スポーツ写真というのは本当に難しく、私のような駆け足カメラマンにとっては、神経・体力共に限界への挑戦、暑さとの戦いもプラスされ、無事全ての撮影を終えた今日、私のカラダはヨレヨレです。

更に、私のカラダを疲労させる原因のひとつは、日焼けです。炎天下での戸外での撮影では、2~3分で日焼け止めクリームが流れ落ちている気がします。しかし、今年は、もう年齢も年齢。かなり注意深く何回も日焼け止めクリームを塗りなおしました。

ところが、私の努力は裏目に出ました。

ダッシュで移動する間に、片手間で塗りたくった日焼け止め。ムラ塗りになっていました。腕や首はまだいいのですが、顔もそんな塗り方をした私。おでこの髪の生え際にクリームが塗られていませんでした。いま私の額は、人工富士額(おでこが丁度、上3分の1真っ赤、下3分の2真っ白をイメージしてください)になっています。とても、前髪を上げて人様にお会いすることはできず、必死で前髪を下ろすのですが、真っ赤な日焼けはじんじん痛み、ドライヤーの熱が震えるほど痛いのです。前髪ブロー中にヘアブラシが日焼け部分に当たろうものなら、悲鳴を上げる痛みです。

今年は、重い機材による腕・腰の痛みとはまた違った痛みが残りましたが、まぁ、中学生諸君には今年も感動のシーンをたっくさん見せてもらったので、全体としてこの仕事はイイ仕事です、はい。

Go NOMO !!

2008-07-19 09:23:10 | その他
野茂投手、引退だそうですね。寂しい。

まだ日本人大リーガーが彼しか居なかった頃、ちょうどアメリカに旅行して、試合を観る機会がありました。とにかく、ミーハー度バリバリで、現地の「野茂の試合を観て、ハーレムで食事」という怪しいツアーに申し込み、片言の日本語で、顔は完全な日本人の自称「トミー」というおじさんガイドに連れられて、行って来ました。

割と野球少女だった私は日本の球場には何度か行ったことがあったのですが、アメリカの球場のその雰囲気(とにかくデカイ!という印象)は、興奮するに値するものでした。屈強そうなアメ人男子たちが太い声で「NOMO~!」と声援を送るのを耳にして、「ふっふっふ」と親族でもないのに、鼻の高い気分でした(私でさえそうなんだから、本当の親族はそりゃあ、自慢なことだろう)。

最後に、「野球人生悔いなし」とキレイにかっこつけずに、「悔いが残ります」と言い切って辞めるところも、野茂さんらしい。そういう建前を言わない性格も、トルネード投法を直さずに貫いた性格も、大リーガー向きってことだったのかも。どんな世界でも、先駆者というのはかっこいいし、偉大。そして更に先駆者だという立場に満足せずに、結果を伴う人は歴史に名を残します。彼はきっと、歴史にも、私達の記憶にも名を残す投手になることでしょう。