若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

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打楽器奏者は勇者だ

2012-10-30 13:10:07 | 音楽(足利市民合唱団)

ご迷惑・ご心配をおかけしまくって、マーラー交響曲第2番「復活」、出演することができました。110人の大合唱団の内の一人だから、私が出るか出ないかは、どーでもいいことなんですが、それは私にとって、どーでもいいことじゃあなくて。いつもは『本番より練習が楽しい~』なんて言ってるくらいなんだけど、今回は妙に本番にこだわりがありました、なんでか分からないけど。絶対出たい!ってこんなに強く思ったのは、中学校の合唱コンクール以来かもってくらいに。だから、快く送り出してくれた家族と、練習休んだり体調最悪な私を応援して迎え入れてくれた仲間に心から感謝しています。ありがとう☆☆

 

 

さて、今回私の属するソプラノの前にはオケの打楽器陣がいました。金沢のお寺の和太鼓合宿の資料を取り寄せたり(勇気がなくて行かなかった)、アメリカでドラムのクラスに通ったり、私はとにかく太鼓が好きなんです。今も、若女将の必殺撮影小道具は、『泣く子も黙るでんでん太鼓』ですし。だから、今回はこれ幸いと、打楽器陣に注目して眺めていました(2~4楽章、合唱団は舞台上で座って出番を待っていたのです)。

 

「復活」の曲中で、打楽器が静寂から入り、ぐわーーーっとクレッシェンドする場所があったのですが、その小太鼓さんを見ていて、私は(まったく、完全なるヒトゴトなのに)、ドキドキしてちょっと緊張してしまいました。その超目立つ音を、たった一人で、これだけの人数のオケ&合唱団の創り上げる舞台の上で、責任を持って、思い切って、叩かなきゃならないんだーって。それは打楽器をやろう!と考えた方々にとっては、日常の光景でしょうし、快感の瞬間なんだろうけど、私はあの場に自分が立って、指揮者の合図が自分に向けられる!と想像しただけで、ちょっとお腹痛くなっちゃった。

 

きっと学生時代とかに、何かの機会に恵まれて、シンバル(か、トライアングル)を1回でもバーン(か、チーン)と舞台で叩く経験をしていたら、もっと勇気をもって歌えていたかもなぁ、大勢の中のちっぽけな一人なのに、それでも怖くて声が出せないことがある情けない自分を変えたいなぁ、と思いました。だから今回は、「この次の音、わたしいつも低いんだよなー。どうしよう、黙っちゃおうかなー。」って最初のころ思ってた箇所を、しっかり毎回勇気をもって「出す」ことにこだわりました(業務連絡:先生に「ソプラノ2!ココ、思い切っていかなきゃだめだよ!」と叱られたラストの三連符のとこね)。そしたらね、一曲歌い終わったあとの、達成感がハンパないんだよね。私は勇気をもって歌いきったぜ!的なね。

 

この曲にもらった勇気、忘れずにこれからも携えていきたいと思います。またモジモジし始めた若女将を見付けたら、「ほら、小太鼓、小太鼓」って励ましてね(←既にもう弱気)。


文化祭

2012-10-21 00:07:22 | マツモト写真

この週末は、文化祭ウイークエンド。よりによって、担当してる中学が2校、同じ週末に当たってしまって、大騒ぎです。4人で動き回って撮った写真は今ざっと見た感じ、4000枚程度。この中から、200枚を選び出す作業が待っています。ふぅ。

 

いま、撮ってきた写真を整理していて思いましたが、私にも絶対こんな日があったはずなのに、殆ど覚えていません。それこそ、卒業アルバムに載っている写真の記憶と、人形劇の舞台造りが終わらなくて、先生に、「早く帰りなさーい。」と叱られたこと、くらいしか。楽しかったはずだし、割と素直に行事を楽しむ性格の中学生だったはずなんだけどなぁ。

 

今日も見掛けた光景だけど、例えば卒業しちゃった憧れの先輩が遊びにきててドキドキしたとか、「〇〇組、××やってまーす!きてくださーい!」ってPRしたとか、全然覚えてない。それどころか、自分のクラスが何をやったのかさえ、全く覚えていない始末。そう考えると、卒業アルバムって結構責任重大かもって背筋の伸びる思いがしました。

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腹がへってしまった

2012-10-17 18:23:15 | 日々雑多

Superflyのお気に入り曲を聴いていたら、『頭を抱えてもお腹はすいていく』という歌詞を見付けました。そーなんだよねー。

 

私は、不安だったり、ガラにもなく悩んでいたり、怖かったり、悔やんだりしているとき、お腹がすくとチョット笑えて、チョット元気になります。で、おにぎりとか食べると、途端に元気になったりしちゃう。単純な自分がおかしくなって、「ま、いっか。がんばろ。」なんて思えたりします。

 

その立ち直り方法を学んだのは、星野富弘さんのある詩がキッカケ。有名だから、ご存知の方も多いと思うけど。

 

以下、星野富弘さんの詩です。オオイヌノフグリの絵が添えられている作品です。あぁ、暇が出来たら久しぶりに行きたいな、星野さんの美術館。きっと新作も出ているだろうから。

 

 

なにもしたくない

誰にも会いたくない

しゃべりたくもない

野に咲く花のように

静かに一人でいたい

 

しかし腹がへった

残念だが

腹がへってしまった

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幸せな気持ち

2012-10-15 07:45:29 | 音楽(足利市民合唱団)

今月末に本番があるのに咳が止まらず、昨夜の練習に向かう前は、半ば出ることをあきらめていました。この咳じゃ、歌うどころの騒ぎではない。もう間に合わない。練習出来ないし。なんで私ってこうなの?確かに「秋はアレルギーを誘発するから、風邪ひいちゃ駄目。」と思っていたのに、テレっと風邪をひいた自分が悪いんだ……。ぶーー……正直、凹んでました。今回の本番は、私にとって特別な理由が幾つもあって、近年まれにみる、出たさ加減だったから。

 

見学のつもりで出掛けたけど、「発声練習だけ試しにやってみようかなぁ。」と思ったら、あれ?割と平気?

オケ合わせになっても、「ちょっと出してみようっかなー。」と思ったら、あれれ?歌えるよ?しかも調子良かったりして?

合唱練習になって、「さすがにおとなしくしよう……って、ダメだー、歌えると思うと、歌っちまう!」

 

みるみる私は元気になりました。

 

帰ってきてから録音を聴いて、「ははは。練習休んでたんだから、調子よく歌えるはずもないかっ。」と現実を知り、曲間では割と咳をしていたことも知りましたが、それでも、私は充分HAPPY!毎週必死で練習に行く自分を、時々不思議にさえ感じていたけど、結局のところ、歌が歌えりゃあそれだけで幸せ。かわいいもんだ、と我ながらおかしくなってしまいました。

 

あと半月。迷惑をかけない程度に咳がおさまってくれたら、出られると思います(練習2回休んじゃったけど、昨夜の役員さんの様子だと出てもまだ許されるらしい)。仕事もキツい時期ではあるけれど、とりあえずこの期間だけは、28日(日)マーラー「復活」に出るために、自分のコンディション作りを第一に過ごそうと思っています。

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樹氷林

2012-10-11 10:12:43 | 音楽(足利市民合唱団)

いつまでも引きずって恐縮ですが、オペラ「ピーター・グライムズ」が、頭から?カラダから?抜け出て行きません。勿論、わーわー言う撮影のときは大丈夫ですが、ふっと立ち止まった時に、ぼーっとしてしまいます。別に、オペラの主題だの、訴えかけてきた内容だのを、具体的に噛み砕こうとしてる訳じゃぁないと思うんですけど。内容も音楽も、かなり重めだったので、ずっしり塊が残った感覚。

 

その余韻も含めての舞台だと思うので、それはそれでいいのですが、ちょっと気分を替えようかな。次のニンジン、ぶら下げようかな。と、来年のオペラのチケット購入を検討して、ホームページなど開けてみました。「そういえば私、タンホイザー観てないんだよなー。あ、こないだ私が座った席、まだ空いてるじゃん。1月末なら、うまく調整すれば多分行かれるよなー。」……と思いながら、クリックに至らないのは、ちょっとした臆病な怯えがあるから。

 

それは2年前の樹氷の思い出があまりにも完璧で、「多分、2度と行かないんじゃないかな。」と思っているのに近いもの。私たちにとって、足しげく通った蔵王はちょっと特別な土地であり(テレビなんかに登場すると、「あーー、ざおーだ!ざおーだ!」と大騒ぎ)、行きそびれている春の蔵王なんかは是非行きたいと思っているんだけど、真冬の蔵王に再び行って、「でも、前の方が良かったな。」と思ってしまうのが怖いのです。

 

そんなにオペラを観た経験がある訳じゃないけど、何だか今回の「ピーター・グライムズ」って、何かが普通のオペラとは違っていた気がしてならなくて、次に踏み込むのがちょっと不安な感じ。まぁ、いいか。暫くこの重たい感じで、おとなしくしていましょう。


ラジオを録音

2012-10-10 16:21:02 | 音楽(足利市民合唱団)

急にラジオを録音したい事態が起きました。はて?どうすればいいのかな。

 

MDレコーダー機能は故障したままだし、テープレコーダー付ラジオなんて倉庫で埃かぶってる……。最近では、ラジオから流れるけど、歌っている人の名まえが聞きとれない!なんて心配も一切なくなってしまったから(ラジオ局のホームページを閲覧すれば、一目瞭然)、ニーズがなくて考えたこともなかったし。大昔、まだレコーダー付きコンポとか持ってない頃は、ラジオの前にテープレコーダーを置いて録音したりしたけど(そういう時に限って、お母さんに「なおみー、ごはんよー。」とか呼ばれちゃったりする)。ラジオを録音して、適当な歌詞で覚えて、店員さんに歌って、CDを買うなんて荒業も、もうする必要ない時代なんですよね(「なーしごなすとーあーなー♪」と、店頭で歌って、マネキンのテーマソング"Nothing's gonna stop us now"を買った実績あり!)。

 

で、結局どうすればいいかな、と思案した挙句、ラジオを部屋に流して、それをいつも練習で自分の声を録音してくるICレコーダーで録音するという、ウルトラ原始的な方法で録音しちゃいました。このICレコーダーってめっちゃ優秀だから、綺麗に録れるんだ、これが。ただ、テスト録音したのは真夜中だったから問題なかったんだけど、朝ラジオを流して録音ON!して出掛けて帰ってきたら、屋外の車の音や、お隣の電話の音とかも綺麗に入っちゃってました、とほほ。

 

 


2012年、私はピーター・グライムズを観た。

2012-10-04 14:48:39 | 音楽(足利市民合唱団)

新国立劇場の15周年シーズンのオープニング公演、オペラ「ピーター・グライムズ」に行ってきました。

 

昔、オリンピックで、14歳の女の子が、「今まで生きてきた人生の中で一番幸せでした。」と言って、話題になったことがありました。さあ、40年生きてきて、「人生の中で一番」という体験をそうしょっちゅうするかというと、残念ながらそんなにエキサイティングな日々という訳でもありません(それはそれで、疲れるだろうけど)。でも、時々だからその体験は光るのでしょう。間違いなく、今回のオペラは、私の人生の中で一番魂を捕まえる舞台、でした。

 

大抵の舞台で私はよく泣きます。それは、ストーリーに感動して泣くというより、何か音の重なり具合とか、響く具合とかが、動物的な感覚として入り込んできたときに、泣く……と自分なりに解釈しています。ただ今回は、泣くに泣けなかった。多分それはあまりにも悲しいと涙が出ないのと似た、人間の構造上の問題でしょう。結局あとから考えてみて、圧倒的な合唱や、訴えかけるアリアなど、ものすごい密度で畳み掛けてくる舞台の中で、1つのシーンを除いて、全く泣くことはありませんでした。その1つのシーンも、感動したというよりは、少し穏やかになり、波が収まったような気がして、じんわり来たといった感じでした※。こんなにギリギリと集中を余儀なくされたことは無かったから、終演時には本当に疲れ果ててしまいました(病み上がりに無理して行ったし。二代目にお願いして途中の駅まで迎えに来てもらってしまったほどの消耗でした)。

 

本当に行かれて良かった。自分の人生に、「2012年のピーター・グライムズを観た。」という体験が足されて、本当に良かったです。

 

 

※ご存知の方へ。女性の4重唱のシーンでした。ただ、そのシーンも最後はうぐっと涙を呑みこむようなエンディングなんですが。

 

 

 

 


役割分担

2012-10-02 09:39:41 | 日々雑多

この数週間、原因不明の中指痛に悩んだり、ひどい風邪をひいたり、口内炎に悩んだりして、流石の無頓着女王も少し自分の健康などについて考えました。

 

と同時に、本当にすごいなーと感心したのは、体のつくり。

 

中指が使えないと、微妙に「届かない」ときが多々ありました。だから長いんだよね、中指。普段乱暴に扱っているけど、結構な負担に日々耐えていたんだな、と毎晩髪の毛を洗うたびに感心もしました。湿った髪にシャンプーの泡を含んだ髪の毛ってすごく重いんです。もしゃもしゃ洗うとき、激痛が走りましたから。いつも大変お疲れ様です、指の皆さま、と感謝しました。

 

舌に2ケ所(両側)、唇に1ケ所出来た口内炎。唇のが一番大きくなったときは小豆大くらいあって、「痕が残ったら人相変わるな。」と危惧しておりましたが、そこは案外早くきれいに治りました。昨日まで約1週間わたしを苦しめた舌の右側に出来た口内炎で判明したのは、「たちつてと」を発音するときに、舌のこの箇所を使うらしいこと。「はい!マシュモト写真です。」と電話に出て、「はっくん!(注:二代目のあだ名はたっくん)」と呼んでいる自分に違和感があり、50音全部言ってみて発見したこの事実。面白いですねぇ。

 

とにかく、ひとつひとつ無駄なく作られた私のカラダ。もう42年も酷使しているのだから、もう少しだけ労わろうかな。