壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

謹賀新年

2007-01-03 13:13:01 | Weblog
明けましておめでとうございます。「ブログを頑張る」と宣言しつつ、1カ月以上も空いてしまいました。スミマセン。今回はワーキング・プアについて。働く意思があり、実際十分労働に時間を費やしても、平均的収入が得られないワーキング・プアが急増し、650万世帯がそれに該当する勢いです。大半が日払いで賃金を受け取り、正規雇用に移行すると1カ月以上収入が得られないという理由で、そこからなかなか脱することが出来ないといいます。つまり、貧困の連鎖です。いざなぎ景気を超える好景気が続いているそうですが、いざなぎ景気当時の79%の賃金上昇に対して、現在は1.2%の賃金減少です。定率減税廃止分を中心とした5兆円増税は法人税減税に回され、血税13兆円を投じて立ち直ったメガバンクは今だ非課税です。人権費を抑え労働者を放置する一方で、つい最近まで政治献金をどんどんしてくれていた(各政党とももう受け取らないとのことですが、当然ですよね)メガバンクには手厚い援助をする。これでは、社会的格差はますます拡がっていきます。一介の町議会議員が何をと思われますが、ワーキング・プアにしても格差社会にしても、それは中央のみで起こっていることではなく、ほとんどが数多の地方で起こっている現象です。それに歯止めをかけるには、地方行政がしっかりとその責任をまっとうし、市町村や県から「当事者の声」として国政に発信し国民に還元していくような形態を早期につくっていくことが必要です。民主党栃木県連では、各級議員の連帯という点で一日の長があると自負があります。政権交代に向け、より一層の体制強化にまい進するとともに、まずは壬生町発展の牽引役となれますよう、一年日一日さらに研鑽を重ねて参ります。本年もどうか宜しくお願いします。