OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

やっぱり、カッコイイ女の人が好き(^^;

2011-05-09 12:30:10 | Weblog
観劇日記にも書いたんですが、昨日は『欲望という名の電車』を見てきました。名作との呼び声も高きテネシー・ウィリアムズの戯曲でありますね。で、その昨日観たお芝居の感想は観劇日記の方をご覧頂くとして・・・ここでは、もう少し普遍的な『欲望という名の電車』についての話をしちゃっていいですかね・・・駄目といわれてもしますけどね(爆)。

昨夜、帰宅したワタシに、夫が「何、観てきたん」と聞きますので、わたしは「欲望という名の電車」って答えました。と、夫は「ああ、ヴィヴィアン・リーのね」って言いました。本来は戯曲なわけですから、「杉村春子大先生のね」って方が正当な反応だと思うんですが・・・どうも、彼には、エリア・カザン監督の映画の方が印象深かったようですね。けど・・・そう・・・そうなんですよ・・・『欲望という名の電車』のブランチといえば、杉村先生にしても、ヴィヴィアン・リーにしても・・・なぜか、どこかにキリッとしたところのある女性が演じられることが多いんですよね。そうだ、そう言えば、昨日のブランチも秋山菜津子さん・・・彼女も、なかなか男前な女優さんですよね、ええ(^^)。

でもね・・・ブランチって女性自体には、まったく男前な要素ってないじゃないですか?そんなことないですか?わたしの理解が浅すぎてますか?でも、まっ、とにかく、わたしからすれば、ブランチって女性には、カッコイイところが全くなくって、イラッとした感情しか抱けないんですが・・・歴代のブランチ女優さんたちは、ブランチのどこに惹かれて演じられるんでしょうね。また、演出家さんたちは、なぜに彼女たちをブランチにキャスティングされるんでしょうね。

って、導入部分で、やけに一人で盛り上がってしまいましたが・・・ここで何が言いたかったかというと・・・どんなに良い台本の芝居でも、男前な要素が全く感じられないブランチのような女性が主人公では、わたしは全く共感できなくて楽しめないってことなんです。

で・・・実は、今、とある小説を読んでいるんですが・・・そこに登場する女性たちがまた、まったく男前な要素のない人たちばかりで・・・作家さんの筆力は凄いと感心しつつも、ちっとも楽しめないっていうか・・・逆に、イラッとすることが多くて、困ってるんですよね(^^;。

わたしは、共感タイプの観客&読者なので・・・どんなに良い作品だと評価しても、わたしの好みにあった登場人物が居てくれないと楽しめないんだなぁって・・・そのことを、あらためて実感した次第なんです。

でね・・・TV談義の掲示板の方では、随分前にご紹介したと思うのですが・・・今、WOWOWで放送している『孫子《兵法》大伝』を毎週見ているのですが・・・このドラマには、ものすごく男前な楚の姫君がいて、それがワタシの個人的見所になっているんですよね。

見始めた頃には、ドラマにしては立派な作りだけど内容はなぁ~なんて思ったりしていたのですよ。けど、まっ、馴染みの俳優さんたちが出てらっしゃるし・・・彼らを毎週見られるのは、楽しみの一つになるかなという程度のテンションで見続けていたのですが・・・いやはや、霊エツ公主が居てくれるおかげて、わたしはこのドラマを楽しむことが出来るようになりました。

だから、ほんとに、作品としての完成度とかじゃないんですよね・・・楽しめるかどうかの基準って。で、わたしの場合は、男前な女性の存在が、非常に大きな要素であると・・・そう確信した昨日今日なのでありました(^^)。

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