ヌマンタの書斎

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泡沫の夢

2013-07-11 11:57:00 | 社会・政治・一般

韓国の朴大統領がシナを訪問して、親密ぶりをアピールしていることから、反日連合を危惧する向きがあるようだ。

心配無用だと思う。

実は予想されていたことに過ぎない。はっきり言えばアメリカのオバマ大統領が朴大統領の反日路線を支援してくれないと分かった以上、シナに媚びるのは必然に過ぎない。一応申し添えておくと、オバマ大統領は親日という訳ではなく、中立の立場でいたいだけだ。

ただし、シナとコリアは歴史的に対立と服従を繰り返してきた因縁浅からぬ仲。そもそもシナは対等の外交関係なんざ認める訳がない。上か下か、中華思想によるかぎり、対等の関係なんざあるわけない。

如何に南コリアが経済発展しようと、コリアに対する精神的優越感に変わりはなく、利用価値としての南コリアしか認めようとしない。

一方、2千年来初めてシナに対して経済先進国としての自信を強めた南コリアは、当然対等の関係であるはずと思い込む。いや、シナに進出している韓国企業の振る舞いから判じるに、むしろ優越感を振りかざしているのが実情であろう。

この両国が親密度をアピールするのは、対日本、対北コリアに利する為であろう。当然のことだが、シナと南コリアでは対日政策はもちろん対北コリア政策も異なる。いわば、同床異夢なのは明白であり、実効性の高い政策をとることは、まず無理だと思う。

シナには多くの先進国が資本投下をして、工場や商業施設を作ってきた。シナ固有の人治主義に振り回されて苦労しているのは西側先進国だけではない。同族といって良いはずの台湾でさえ難儀している。その苦労は韓国企業も同じなのだが、韓国側の横暴さからのトラブルの多さも有名だ。

なにせ韓国の企業風土は野蛮で名高い。女性蔑視、シナ人蔑視は当然で、なによりも体罰さえ横行するブラック企業だらけ。給与未払いで会社幹部だけが逃走した韓国企業は数知れず。

会社が倒産しての賃金未払いは、日本企業でもあったはずだが、なぜか風聞の悪さは韓国企業がぶっちぎりで激しい。これは韓国企業が進出している他のアジア諸国からも聞く話でもある。上から目線というよりも、差別的な蔑視が根底にあるのが韓国企業の特徴だ。

これは日本にあっても同様で、日本各地の飲み屋街には通称コリアン・クラブと呼ばれる飲み屋がある。ぶっちゃけ韓国版高級キャバクラなのだが、ここで働くのはコリアの女性ばかり。日本人もシナ人もフィリピーナも決して働こうとしないのがコリアンクラブだ。

理由は簡単、働くホステスさんたちに対して、店側のあまりに蔑視的な態度がコリア以外のホステスさんたちから反発を買っているからだ。どこの国でも「おらが国が一番」との想いはあるが、コリアはあまりに極端すぎて、それが他民族に対して蔑視としてでる。

従って、シナとコリアの反日共闘も、コリア側の横暴に辟易したシナが引いてしまう可能性が高いと私はみている。ただ、転んでもタダでは起きないのがシナ。なにかしら実利を得ようと画策するはず。

ちょっと面白そうなので、今後も注視しておきたいと思います。


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1 コメント

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Unknown (ヌマンタ)
2013-07-16 12:28:26
ニシタツさん、こんにちは。コリアは自滅パターンでしょうが、狡猾なシナが如何にこの反日自虐運動を利用するのか、いささか興味深いと思っています。内政の失敗を外交で補うのが得意な国ですから、ちょっと不気味でもありますが。
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