ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

Journey2 

2012-04-11 15:13:00 | 映画

ありゃま、勘違いだった。

先だってディズニーが、バロウズの古典SFの火星シリーズをSFXと3D技術を駆使して、映画「ジョン・カーター」を作製すると聞いていたので、ついつい勘違いをしてしまった。

先週、映画「センター・オブ・ジ・アース2」を観る機会があった。要するに地球の真ん中である。これはバロウズの古典SFの一つである、地底世界ペルシダー・シリーズに違いないと思い込んでしまった。

バロウズといえば、火星シリーズとターザン・シリーズが双璧ではあるが、他にも月世界シリーズや、金星シリーズそして、地底世界ペルシダー・シリーズがある。

私は中学生の頃、武部画伯の描くデジャー・ソリス(火星シリーズのヒロイン)の表紙画に惹かれて読み出して以降、バロウズの作品はそのほとんどを読んでいる。

率直にいってSF(サイエンス・フィクションすなわち空想科学小説)と名乗るのが気恥ずかしくなるほど、科学性の欠片もない。でも、空想冒険小説としての面白さは格別だ。

だから結構、期待して映画館に入ったのだが、上映が始まってアレアレアレ?

なんとヴェルヌの「地底旅行」を下地にした映画だと気がつかされた。しかも、よくよく考えたら、前作も観ていた。あたしゃボケたのかな。

とはいえ、映画自体はそこそこ楽しめた。かなりの無茶ブリなのはお約束のようなものだ。ただ3D映画としては控えめに感じられたが、これは3Dに気持ち悪さを感じる人が少ないのを配慮してのものではないだろうか。

これを物足りないと思うか、それとも気持ちよく楽しめるかは個人の嗜好次第に思う。私としては、この程度の3Dのほうが好ましく思えたのですが、3Dでなくても良かったのではと思ったのも事実です。

それと、どうでもいいけど筋肉ピクピクは如何なものかと思う。あれを魅力的に思う女性っているのかなァ?


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