ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

今年のGW

2011-05-20 13:54:00 | 日記
カラオケが下手だ。

歌うこと自体は嫌いではなく、むしろ好きだと思う。問題は、自分の声質に合わない歌をカラオケで歌おうと無理するから、殊更下手になってしまうことだ。

ちなみに、カラオケも自分の声質に合った曲だと、そう下手ではないらしい。学生時代の仲間内で、たまにカラオケをやる際、得点を競うことがある。

私はわりと点取り虫の気があるので、こんな時は気張って歌う。体調や曲にもよるが、平均して80点台後半は出るので、仲間内では高得点の部類に入る。

ただし、歌うより大声で騒ぐほうが得意な面々なので、下手な中では、まあ上手い程度のものだとは分っている。しかし、あの得点のシステムは、機械的な採点なので、情感までは採点してくれない。

私がこの人のカラオケは上手いと思っても、得点ははるかに低かったりすることがよくある。譜面どおりに歌わず、自分の声質に併せてアレンジしているから、得点が低いのだろう。でも、私はそんな情感を込めた歌い方が好きだ。

詰まるところ、カラオケの採点システムでは歌の上手い下手は測れないと思う。そう考えると、やっぱり私は下手だ。まァ、下手でも楽しければ良いので、気にしないことにしている。

別にカラオケに限らないが、私が好きになる曲は、自分が歌えない曲が多い。いや、自分が歌えるかどうかで好きになるわけではないが、気がつくと自然と自分では歌えない曲ばかり好きになってしまう。

最近だと「いきものがかり」が非常に気に入っている。CDも三枚ほど購入して、ドライブの時に良く聴いている。良い曲が多いが、まず間違いなく私には歌えない曲ばかりだ。

ないものねだり、なのだろうか。人には自分にないものに憧れる傾向があるのは確かだと思う。私は音域が狭く、しかも高いコードの曲はまず歌えない。

ところが、好きになる曲の多くが、そのような曲ばかりだから困る。まァ、聴いているだけでも楽しいので、それで我慢することにしている。

インターネットもブロードバンドの時代になると、ネットで好きな曲が聴けるのは確かに嬉しい。嬉しいけど、パソコンのスピーカーでは音質がイマイチだ。

単にスピーカーの性能だけでなく、音をデジタル化した段階で切り捨てられている音域があるようだ。私は目が悪い分、耳はかなりいい。十代の頃は、ステレオもお仕着せタイプでなく、自分で好みのアンプやスピーカーを組み合わせていた。

いわば音響マニアの気質が残っているので、パソコンの音質の悪さが無視できない。丁度いい機会だったので、ゴールデンウィークの時に、秋葉原を回って外部取り付けのスピーカーを買ってみた。

さっそく取り付けると、音質が格段に良くなっている。本格的なステレオには届かないが、ステレオタイプのラジカセ並みの音質が出るようになった。

今年のゴールデンウィークは、旅行にも行かず、ほとんど仕事で潰した。そんな可哀相な自分へのご褒美のつもりである。あまり安くはなかったが、満足のいく出費だったと思います。
コメント (2)
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