ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

久々のスキー

2011-02-03 12:29:00 | 日記
年齢的な衰えは、足腰から来るという。

だとしたら、ちょっとヤバイかもしれない。この正月、草津の温泉に行ってきたが、その際二十数年ぶりにスキーをやってみた。身体を壊して以来、寒いのが苦手となり、また激しい運動も禁じられていたのでスキーはやらなくなっていた。

幸か不幸か、私の働く税理士業界は、2月、3月が繁忙期であり、万が一スキーで怪我する可能性を考えると、運動が軽くできるようになっても、スキーを再開する気にもなれなかったからだ。

しかし、今回泊まったホテルには専用のスキー場があり、同行者の子供がそこでソリ遊びをしていた。緩斜面であり、距離も短く、また利用者もそれほど多くなかったので、道具をレンタルして滑ってみることにした。

元々、正式に習ったこともなく、見よう見まねの自己流だが、こりゃ参った。ボーゲンも満足に出来ない。いや、二十数年ぶりではあったが、身体が覚えていたので最初だけは意外なほど滑れた。

緩斜面を雪煙を上げつつパラレルでターンできた時は、密かに喝采を挙げたぐらいだ。ところが30分と経たずに足がバテてきた。パラレルはおろか、ボーゲンさえしっかりと雪面を捉えることが難しい。

呆れるぐらいに足がバテるのが早かった。まともに滑れたのは、初めの30分たらずで、後は休み休み、ノンビリ滑るのが精一杯だった。

けっこうショックだった。自慢じゃないが、十代の頃の私は下半身の筋力は強く、太ももなんざGパンをはくのが辛いぐらいに太かった。当時はウェストが細かったので、太ももが楽に入るズボンだと、ウェストが大きすぎ、またウェストがぴったりだと足が入らなかった。足腰の頑丈さなら、けっこう自信があったのだ。

難病のため、全身の筋肉が削げ落ちた時だって、足腰の筋肉が最初に戻った。看護婦さんたちの監視の目をかいくぐって風呂場でスクワットをしたり、階段を何回も往復した成果でもある。今から思うと、いささか無謀であったが、足腰がふらつく自分を許せない気持ちが強かったからだ。

ちなみに現在でも一日一万歩以上は軽く歩いている。前に測ったら、ほぼ平均して一日1万3千歩から一万5千歩は歩いている。まだまだ足腰は元気なつもりだったのだ。

それが、たかが30分滑っただけで足がバテて、まともにスキーが出来なくなるとは、まったくもって情けない話だ。その後、一時間ほど滑っていたが、無理をしなかったので転んだのは一回だけ。それも写真を撮るため、留まっている時だ。

多分、数日かけて滑り込めば、足腰の衰えはある程度、鍛えなおせると思う。思うが、怪我も浮「し、もうすぐ確定申告の繁忙期であることを慮って、スキーは止めにした。隣接された温水プールで、ゆっくりクールダウンして身体を休めた。もともと、身体を休める目的の温泉行きだしね。

でも、やっぱりショック。悔しいなァ~
コメント (3)
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