ありがとうございました

何年か書いてきましたが、アラシ、炎上がないのは、読んでくれる方の頭の良さだと感じています。ありがとうございます。

リハビリについては書き尽くしていると思います。入院中の生活態度が、キモのような気がします。あまりにもあっけなく５・４病棟にいけたので、不謹慎な事を思ったほどでした。

最後にひとつエピソードを紹介します。前に書いたかもしれませんが、覚えていません。ハジマッテいます（笑）。

朝の車椅子散歩（旧病院の外周を半周）をして、５・４病棟に行くＥＶに乗り込んだとき、Ａチームの若い看護師が出勤で乗ってきました。私の担当はＢチームでした。挨拶の後、看護師はＥＶを使ってダメなそうですが、○○さんだから乗ったといいました。もちろん私は、エライさんに投書をしようと思いました（笑）。

そんなルールがあるなんて知りませんでしたし、遅刻しそうだったら空だって飛びます。彼女は私服だったので、気がついた人はいないと思います。私がいるＥＶに乗ったのは、冷静で正しい判断です。リハビリで精一杯でしたし、投書なんてしている暇はありませんでした。というより、朝ごはんを食べたら忘れてしまいました。

何年か書いてきて、私もいろいろ勉強になりました。ありがとうございました。これからは、バイクのブログ（マニアックすぎてほとんど誰も来ない　笑）に力を入れようと思います。

皆さんが少しでも快適な生活ができるように祈っています。

発表会（笑）

たとえは悪いですが、刑務所に入ると刑務官に言われます。ＴＶドキュメントで見ました。「ここではみんな一緒、肩書きなどは関係ない」

有名大学卒業、権威のある人と知り合い、などは、病棟で一切役に立ちません。車椅子の操作、平行棒での立位やストレッチ、ブレーキ付き歩行器での歩行訓練などを、患者本人がしなければいけません。パフォーマンスはありませんし、「発表会（笑）」「見物人」もいません。地味でつらいリハビリテーションです。

重い後遺症などが残りますが、外見上は元の生活に近い生活が、できるようになります。人を当てにしない生活です。ホントは病院がバックです（笑）。

ものすごくリハビリに意欲的な人たちが、サッパリなのが不思議でしたが、何もやっていなかったのがわかりました。そのぐらい精神的に大変なのだと、感じました。それで普通だと思います。さすがに今回は、車椅子レースをする余裕は、ありませんでした。

ほとんど毎日、リハビリの復習の事ばかり考えて、実行していました。

セキソン者が、体を動かす事は大事だと思っています。私は自分でできますので、詳しいことは分かりませんが、車椅子スポーツや病院でのストレッチなどがよいと思っています。

少しでも、快適な体になることを願っています。

帯

私は電動ベッドに寝かされていました。一階の外来リハビリ室に行くのに車椅子で行きますが、ＰＴが帯を私の腰に巻いてトランスをしてくれました。いろいろなやり方があるものだと感じました。さらしだけの帯ですが自費でした。

５・４病棟で、私専用の車椅子（病院のもの　私物ではない）が来るまでは、トランスをしてくれました。車椅子がきたら、手と首しか動かず自分ひとりでは起きられない患者に、車椅子トランスはなくなりました。こういうふうに、病院のリハビリは始まります。

やらなければ、寝たきりです。

何回か書いていますが死ぬ思い（大げさではない　ＰＴストップがかかる）は、二・三分ですし、すぐベッドで休めます。さっぱりよくならないと思うつらさは、二年ぐらいです。でも何年やっても回復、復活はありませんので、粋な東京都民のお世話になる体ぐらいにしかなりません。

リハビリ中、リハビリ後の私を、お金をもらって見せたりはしません。タダでもダメです。「見世物」ではありません。詳しくは書けませんが、病院には協力しています。

我慢

このブログは、優しいブログに変わりました。

ＩＣＵで混乱している方は、泣かないようにしましょう。涙が涙を呼びますし、まだ死んではいません。昔でしたら、じっと何年か、死を待っているだけでした。

車椅子の訓練は、本気を出しましょう。イヤでもリハビリは始まりますし、やらされます（笑）。ＩＣＵで決意だけはしておいたほうがいいです。医療従事者の見る目も違うと思います。

車椅子の操作がうまくなると、次第に車椅子の使い方や限界がわかってきます。そうなると歩行への意欲、欲が出てきます。そうなったら、病院にお願いして、立って歩くリハビリを希望してみましょうね。

立って歩くリハビリのコツは、一生懸命やっても、何も変わりませんので、「我慢する」ことです。「五年」を、ワンクールと考えると、「我慢もできる」し、気が楽だと思います。

皆さんのまわりにいる白い服を着た人たちは、ノーベル賞をもらった山中医師と同じ勉強や経験をつんだ人たちです。利用（笑）しないほうが、完全におかしいです。

リニューアル

真紀子さん素晴しい嗅覚です。１０月に認可されるのに、その前からすべてが始まっているのは、ズブズブです（笑）。中国だと、本人同士が言わなければ絶対にわからない、「ゲンナマ」でしょうが、日本はもっと巧妙にシステムが、作られていると思います。真紀子さん、言いませんがわかっていると思います。官僚を退職した後、大学の教授になるのは可愛いほうですね（笑）。

このブログは、優しいブログにリニューアルしました（笑）。国の医療費削減で、満足なリハビリを受けられないなんてことはありません。十年近く経ちましたが、まだ病院に通っています。安心してくださいね。

病院のリハビリはチヤホヤや、手取り足取りではないかもしれません。好みの問題かもしれませんが、リハビリに集中できて、案外気楽です。四ヶ月でクラッチを使い、歩いて退院とは思っていませんでした。こうなると「欲」がでて、「独歩」へ県立病院にナイショでゴーです。やらせてくれた県立病院は、すごいですね。

在宅リハビリは年数がかかるのを覚悟してやりましたが、経験豊富な労災病院の医師のおかげでやり切れました。

今日の優しい言葉は、患者本人がやる気でリハビリをしましょうですね。逃げる言葉や方法は、いっぱいあります。

無知

５・４病棟にはいろいろな怪我、病気の人たちがいました。セキソン専門ではありません。

皆さん何が知りたいのか、ググッて見ると大体のことがわかりました。リハビリについてはすべて書きましたが微妙な個人差や、バランス感覚が理解できない方もいると思います。答えは、長い長い期間、あきらめないでヤルッキャナイです。

感覚がない状態でやりましたので、ほとんどイメージだけが頼りでした。岩壁登攀、バイク競技などのバランス感覚を利用しました。地球の上に正しく立つと、「力」が要りません。それが答え合わせでした。

「抜重」なども参考になるかと思います。「力まかせ」だけではないのが、わかります。

本人が、一生懸命やればやるほど、さっぱりよくなったように思えないリハビリです（以前経験した　笑）。毎日やって一年は、本当に長いです。それを三年やって、やっと歩けるかもしれないと思える状態になります。明るく楽しいリハビリなんて、この世にはありません。無知です。

中国接待旅行のとき、毎日新聞のＯＢが帰国してから、毎日新聞の原発、東電関連の記事に意見を言ったそうです。　毎日も言い訳がましいことを書いて、大変だなと思います。最初から癒着しなければと思いますが、「ペンの力」も、金とゴマすりには弱いんだと感じました（笑）。

ドラマ

二十年以上前から、病院で治療をして、リハビリをするものだと思っていました。また今回の５・４病棟では、ほとんどの人が真剣にリハビリをしていましたし、誰が言うともなく自然に自主トレをしていました。

本当のことを言えば、５・４病棟にいた全員に（医療従事者を含む）ドラマがありました。

やっとわかりました。セキソンってものすごく大変なんですね。よい事か悪い事かはわかりませんが、圧迫骨折のときのリハビリを経験していてよかったと痛感しています。今回のリハビリが、あっけなく始まった事にもつながったと感じています。最初から笑っていましたが、２・４病棟の看護師たちにもやせ我慢でない事を、認めていただけたと思っています。

山中教授がＴＶで、これからiＰＳ細胞を使ったときに起きる、「激痛」の問題を解決すると話していました。「マウス」と「人間」ではだいぶ違うみたいですし、研究者はいろいろな事を知っているみたいです。話さないだけかもしれません（笑）。

何故、日本の医療を否定するのか、わかったような気がします。病院からバンザイされちゃったんですね。それぐらいメンタル面で、大変な怪我だと感じました。

リハビリメニューは、ものすごくシンプルだと感じましたし、難しい事ができるほど、体は動きませんでした。やったからといって、急に何かが変わるとは思っていませんでしたので、医療従事者とも良い関係ができたと思っています。ホントにものすごい年月が、かかりました（笑）。

皆さんの体の状態が、少しでも改善する事を願っています。ずいぶん優しくなりました（笑）。

感想

体を動かす事は大事です。ジムなどを否定していません。

ヘタクソな車椅子の操作、ヘタクソな駐車場の使い方、挙句の果てに路駐をして大勢の人に迷惑をかける、変だと思っていました。病院でお手上げ、処置無しになったんですね。責めているわけではありません。それで普通なんだと思います。

以前のリハビリもでしたが、車いすの訓練は「本気」でやりました。今回も「本気」でした。地味でつらい訓練ですが、病棟では「ヤバイ感」がいっぱいでしたので、ノンキにしていられませんでした。

何回か書いていますが、感動、奇跡などとは程遠いです。素人が見ても何もしていないようにしか、見えません。「見世物」ではありません。

私の頭は鳥と同じレベルです。病院で一人でやれといわれると、スリコミされてしまい、一人で電車に乗ったりします。ストレッチ、マッサージ以外は、「見守り」と自主トレ中心のリハビリでした。

かかわった方々は、全員日本国の正式免許を持った専門家です。特別困難な事はありませんでしたし、専門家の皆さんに、ほめていただける状態になりました（エッヘン　笑）。今でも通常の通院を、続けています。病院は大事だと思っています。

もちろん健康保険を使い格安です（ソコか）。アスリートも真っ青の高額請求は、ありませんでした（笑）。

ど素人の感想ですが、病院でリハビリのメドをつけないと、大変だと思いました。

友達ならァ アタリマエェ byアルシンド（でしたっけ 笑）

携帯には便利な機能があります。「着信拒否」です。ならないように、注意しましょう（笑）。

今日は、少しウザイ話です。二回の入院で、車いす使用の生活にはなりませんでしたが、テクニックを磨きました。そういう性格なんですね。面白い事を、面白がるんです（笑）。また人に何かをやってもらうとき、車いすテクニックがヘタレでは、だんだん相手にされなくなってしまいます。

退院して自宅に戻ってお風呂にはいったら、在宅リハビリのことは忘れてしまいました。自宅は鬼門かもしれません。この辺からメンタル面で、難しくなってくるのかもしれません。病棟は赤の他人ばかりですので、「ミエ」もありますが、自宅ではすべて本人次第になります。つらいと思います。

自分に都合のいいことばかり考えていると、気がつくとまわりに人がいなかったりしてね。まだ「カネ」を持っているうちはいいですが、なくなったらアウトだと思います（笑）。私の場合はオオウケを狙っていますが、先が見えてきました。

私は自分の事を、自分ひとりでできるように、リハビリをしました。バイクに乗れるようになったのは、オマケです。クラブツーリングにいけるようになったのは、みんなからのご褒美です。

訓練

つらい話は止めておきます。病室で泣き暮らして、車いすの操作やリハビリも中途半端で、退院していると感じています。それで普通なのだと思います。

私の場合は、あまりにも深刻すぎて、解決方法は病院のリハビリしかないと思いました。マズマズまでになりましたので、言いたい放題、書きたい放題をやれますが、紙一重ですね。

二つの病院の方々とは初対面でしたし、そっけない、愛想なしですが、ものすごくよくしていただきました。そういう世界ですので、初めての方には大変な世界だと思います。慣れると、自主トレ中の事故にさえ気をつければ、気楽な世界です。それでいいのか？（笑）。

それでも、少しだけつらい話をします。自走式車いすの操作、使用方法は訓練したほうがいいです。車いす用駐車場の使い方も、訓練したほうがいいです。アテになるのは、自分本人だけです（笑）。

おきらくすぎ

ドンキのスプリンクラーは泡でした。ケーズ電気のスプリンクラーは、洗剤のようなしろでした。後始末の事も考えないといけないですね（笑）。

３・１１の後、余震が本震ぐらいすごかったです。キャンドル、ろうそくは危ないですね。コンロもすぐに火が消せる、ガスがよいと思います。今思うと、つながらないけれど、携帯の充電が大事だと考えています。家にガソリン式発電機がありましたので、家族全員の携帯を充電しました。つながらないんですけれど（笑）。

リハビリについては色気を出さず、リハビリだけに特化したほうがいいですよ（笑）。レク、遊び、旅行などは体が動くようになったら、おなかいっぱいできます。

今回のリハビリは年中無休、盆、暮れ、正月、クリスマスなど一切ありませんでしたし、それどころではないくらい「深刻」でした。皆さん、お気楽すぎます（笑）。そんなんでリハビリが成功するなら、「一生車いす」の宣告はありません。でも落ち込む必要はありません。特効薬は「根気」です。「ネバリ」も、かな。

無料版だからといって、侮ってはいけません。有料のリハサポの勉強会より、実戦をつんだ体験が中心ですので、中身が濃いです（笑）。

雑感

だんだん、つらい話しかなくなってきました。気を楽にして読んでみてください。頭のなかには、公園に置いてけぼりを食った患者さんの事を、入れておくとわかりやすいと思います。また特定の人のことではありませんので、「自分の事だ」なんて思わなくていいです（笑）。

病院に搬送されて、ＩＣＵ、一般病棟、リハビリ科と移動すると思います。リハビリ科でリハビリをして、退院になります。いろいろなリハビリをして、電車に車いすで乗降をする訓練をすれば、めでたく退院ですね。

県立病院ではそんな事を、してくれませんでした。回復期リハビリ病棟の医師が言ったように、動物園の熊みたいに、病棟の廊下をぐるぐる回っていただけです。一回でよいから、若い看護師さんと、街中での訓練をしてみたかったなんてね（ウソ　笑）。

もちろん、労災では一人でやってこいと言われました（笑）。違和感があると思いますが、病院のリハビリです。

街中では、「いろいろな方、ご遠慮ください」があると思います。「刺青」「マルボウ」「幼児」「ペット持ち込み」などが、わかりやすいです。同じ人間をオフリミットにするんですから、「苦情」がくるのは織り込み済みです。

返事は「申し訳ありませんでした。あなたサマの言うとおり、これからは特別扱いを考えます」で終わりです。これでぐずぐず言うと「因縁をつけてるの？」や「お包み」などで対応します。苦情者はどんどん犯罪に、ちかづいていきます（笑）。たまに逮捕されている人も、新聞にのっています。

オフリミットをしておけば、現場での事故を防げます。一回の事故が起こるより、数件の苦情のほうがはるかに対応がしやすいですね。「苦情」をよこすぐらいの人間ですから、「なぜ」と考えないし、現場で事故が起きたら大騒ぎ間違い無しです。謝罪の手紙一本で済む、頭のいい対処法です。

キモは、苦情者（クレーマー）が公開する事も完全に織り込み済みですので、「すみません」と「次回対応させていただきます」ですね（笑）。