イタリアに行ってきました その3

2013-01-29 | リハビリ
セキソンの体には、日本が一番生活しやすいと感じました。生活しながら、色々な情報をを知っているのと、経験が積み重なっているためかもしれません。

石畳は、カンペキに歩きにくいです。段差バリバリの、街でした。通路、歩道もせまいし、車道は路駐(合法)で一車線がふさがっていました。車道も石畳で、日本でノーマライゼーション、バリアフリーを言っている方が見たら、泡を吹いて気絶すると思います。

それでもソコで、楽しく生活している人たちがいるんですから、すごいです。アフリカ系の方が物売りをしていましたが、さすがに重度障害者の私には寄ってこないか、しつこくはありませんでした。アフリカよりは、安心して生活できるのかもしれません。

若い方は、チャレンジをしてみる価値があると思います。

つまらないリハビリネタが、馬鹿らしくなるかもしれません(笑)。ノーベル賞をもらった山中医師と同じ日本国の国家資格を持った人々と、日本国が認めた病院のリハビリが地味ですが、一番だと今回あらためて感じました。
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イタリアに行ってきました その2

2013-01-27 | リハビリ
街中にあるレストランはバリアフリーではありませんし、ものすごくせまいです。多分、各店舗自身が独自で対応しているのだと思います。もちろん身障者用トイレはありません。イタリア三越にあったトイレが、日本にある車椅子トイレに一番近かったですね。残念ですが、中地下にあるのでリフトが設置してあったと思います。

住めば都で、みんな慣れているのかもしれません。文句を言っても、遺跡が多くて、街を変えることができないイタリアです。

ユーロになって物価が上がったと、現地ガイドがボヤいていました。日本人観光客相手の店はものすごく高いですが、普通の店の値札を見ても日本より高いです。それでも特別騒いでいないところを見ると、うまくまわっているのかもしれません。消費税が20パーセントなので、福祉に使われているのでしょう。

今回は徒歩が多かったせいで、あわやリタイヤになるところでした。おかげさまでリタイヤしませんでしたが、次回からはツアー内容の精査が必要ですね(笑)。

リハビリもですが、ナンにでもチャレンジして経験をつまれるとよいと思います。不謹慎ですが、セキソンの体でする体験は、今まで経験した事も、初めての感覚で味わえて、とても新鮮です(笑)。
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イタリアに行ってきました

2013-01-25 | リハビリ
セキソンのリハビリに興味のある方は、一度行かれると良いと感じました。中国は想像がつくと思いますが、ヨーロッパ、ユーロ圏で足に麻痺がある人の生活が実感できると思います。

中国、イタリアとも好きな国です。世界各国で、「車椅子に乗る人」「車椅子を押す人」を実際に見たり画像で拝見したりしています。一般の「優しい人たち」がいっぱいです。

中国との比較は、観光のルールの違いです。以前行ったイタリアとはルールが、変わっているように思いました。観光地やレストランにバスを横付けできなく、「徒歩」で行くしかありませんでした。石畳の上を歩くのは、情緒がありますね(笑)。

セキソンの歩行に「回復」「復活」は完全にありません。それを理解してリハビリするのが一番だと、今回身にしみました。「いろいろな方法で観光をする」ことを考えることができました。

障害者の(車椅子使用)イタリア観光は不可能ではありませんが、「人手」「お金」が必要ですね。いかに折り合いをつけるか(タクシー使用等)が、楽しい計画作りかもしれません。

今回は「障害者」は関係のない、普通のパック旅行でした。「料金」は安いですし、いろいろな工夫で行ってきました。日本でリハやトレをしている方たちが知ったら、腰が抜けるかもしれません(笑)。

日本にあるような障害者用トイレは有料でも「ない」と思って、事前に捜していかれるとよいです。「後始末」の時間も考えておくと良いです。

それでも行き当たりばったりが良いと思われる方は、チャレンジしてみてくださいね。「無駄」にはなりません。
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