高熱

炎上した時のためにとっておいたネタです。

圧迫骨折のときもそうでしたが、今回も経験しました。受傷後１ヶ月くらいたつと高熱がでます。背骨を傷めたためだと思います。セキソン、ケイソンの方たちは、多分経験していると思います。

お前はセキソンではない、と言われたときのためにとっておきましたが、読んでいただいている方たちが、大きな心をお持ちなので必要なくなりました。

調子に乗って、つまらないことを書かないようにします。努力目標。

なれ

麻痺に体と心が、なれてしまっていたんですね。もう６年すぎました。腸の調子がよくなったのが一番のような気がします。在宅を始めたころは、おなかをこわしたことさえわからなかったのですから。今はめったにおなかをこわしません。ICUでは想像もつきませんでした。ホントによかった。

四輪の操縦訓練を始めたころは、サイドドアから乗り込んでいました。降りるときは、そのまま運転席側のドアから滑り落ちるように降りていました。今は運転席から乗り降りできます。ドアはフルオープンだとらくです。

運転補助装置には、すぐなれましたが「公道での確実な運転操作」と車を使った生活を「妄想」しながら毎日走り回りました。トイレが一番不安でしたが、やってみなければわかりません。おかげさまで「ハートビル法」だと思いますが、あるのがわかりました。

四輪を使えば、日本全国どこへでもいけるようになりました。いく用事が無いのが玉にキズですけど。残念。

再生医療

いろいろなことを書いていたら、ふと気がつきました。前から比べるとずいぶん体が動くようになった。リハビリを始めたころはあまりにも苦しがるので（それでも黙ってやった）ストレッチャーのようになる車椅子を用意してくれたり、ストレッチ台で、しばし、休憩をさせられたのを思い出しました。案外壮絶だったな（笑）

このブログをはじめてわかりました。毎日毎日「さっぱり」だと思っていましたが、結構回復してたんですね。できればもとの体になればと思いますが、再生医療はあの世でしかできません。わかっています。　

無いものねだりはしません。

火曜日

日常生活の中ではいろいろなことがおこるんですが、体が不自由になるとまた一味違ったことを経験します。ほとんどの方が親切ですし、やさしいです。

月いちの労災の日、内科の前を通ってリハ科にいくときでした。内科の前は混んでいるので２本のロフストランドクラッチを使って、右端を歩いていました。後ろから小走りの気配があったので、「まさか」と思いました。狭い右側に回りこんでクラッチを払いました。クラッチは体のフレ防止のためでしたので、払った人の思惑どうりにはなりませんでした。介護疲れの方だと思いました。多分。

足を払われたわけではありませんでしたので、怒りませんでした。かわいそうな気はしましたが。

名前

誤解される方がいないようなので、少し書きます。生協や２つの病院での出来事はよい経験だと思って感謝しています。決して苦情や、悪口ではありませんので。

実は県立病院で私に「一生車椅子」と言った方がいました。部長先生、担当医の下にいた方だと思います。若い医師でした。笑顔で「早く車椅子を購入して」と言うんです。寝たきりもあると思っていましたが、必要なものだとも思っていました。まだ身動きできない時でしたので、病院の貸与品で間に合っていました。あまり毎日言うので、担当医に「まだ何もはじまっていないのに、なぜそんなことを言うのか」と苦情を言いました。次の日から若い医師は私のところを避けるようになりました。怒られたんだと思います。

退院が決まったころの夜、病棟の廊下をぐうぜん若い医師が通りました。呼び止めて独歩を見せました。「勉強になりました」と言われました。

この医師には感謝しています。スタッフ全員に感謝していますが、この医師の言葉が無かったらここまでできたかチョッとわかりません。

医師の名前はわかりません。それどころではなかったのです。「主任さん」「看護師さん」ですんでいました。スタッフの名前は必要ありませんでした。

生協で

在宅リハビリを始めたころ、妻と生協に買い物に行きました。屋上駐車場に車を止めて、妻はエレベーターで、私は２本のロフストランドクラッチで階段を下りました。２階の入り口の手前で手すりが切れていました。デザインのためだと思います。困っていると子供づれの奥さんが声をかけてくれましたが、笑顔で遠慮しました。一か八かでしたが、最後の５段をゆっくり降りました。手すりがないとそこからの勾配が、ものすごく急に感じました。怖かった。

回れ右をして戻り、エレベーターで下りなおせばすむんですけど、手すりに負けるのはイヤでした。生協でこれですから。苦情や意見は言っていません。これからも困る人がでてよい経験になればと思ってです。

生協ではいろいろ経験しました。手帳を持っているようには見えないので、少しくらい足が悪いくらいで甘えるなと気合をいれられたこともあります。これには苦情をいれましたが、手帳のことは書かなかったのでクレーマーと勘違いされたような返事でした。

生協の悪口を言っているのではありません。一般のなかで生活するのはなかなか大変だなと思ったのでした。

土曜日

読み返してみると、ダブりがでてきているようです。でも気にしないで続けます。

ふりかえってみると、在宅を始めたころは長く歩くことにこだわったと思います。実際生活してみると、長い距離は歩きません。しかし最初に長い距離を歩く訓練をしておいてよかったと思います。

首と手しか動かない状態から、不自由でもいろいろなことができるようになりました。無駄と思えるような動きでも、訓練しておくと後で役に立つようです。多分。

このブログでデリケートなこと、というのは下半身のことではありません。麻痺した体をどう受け止めるかということです。リハビリをしたからといって、もとのようには動けません。個人個人の感じ方ですので大変難しい問題だと思います。

今日も霧雨

入院していた日数に近づいてきました。リハビリと違いチョッとサボった日もありましたが、続きました。読んでいただいている皆さんのおかげです。

ランキングは関係ないのですが、読む方が増えると意味もなくうれしいです。間違ってみてしまった方は、こんなこともあるのかな、ぐらいに思ってください。ベッドで身動きできず、いろいろな人に泣かれて困っている人向けのブログです。一般の方には、理解できないと思っています。ガチンコリハビリかな？

いろいろな思いを込めて書いていますが、ちょっとでも役に立っていただけたら思っています。

あまえ

山口の「夢のみずうみ村」TVでやっていました。なぜ成功したかは、多分みんながいるからだと思いました。好敵手（ライバル）がいると少しだけガンバッちゃうんですね。病院でもソウでした。ほとんどの方が黙々と自主トレをしていました。また目標を直近の回復においているのも好結果だと思いました。

私は家で一人でやりました。前にも書きましたが、人目が無いので知らず知らずのうちに「マッいいか」になっていました。甘えがでてていました。とりあえずパチンコ屋にいけますし、エンジン付き２輪（バイク）にも乗れるようになりました。

リハビリをして、ボランティアや慈善事業でもすれば、ほめられるんでしょうけど。ガラじゃない。

テレビ

日食を見に、島にいけるか？チョッと無理ですね。身の回りのものだけでトランク１個必要ですし、無理をしないでテレビで見ます。ホントはお金が無い。

プラモは今より不自由な体で作りました。色塗りまでしました。パーツを飛ばすと、床を這って探しました。今はまだ不自由ですが立った状態で拾えます。スーパーで小銭を落としたとき、這って拾うわけにはいきません。カードはその点便利です。

元の日常生活はわかっていますが、セキソンでの日常生活は経験しながら修正していきます。疲れない程度に毎日活動します。リハビリ、訓練と考えるより、お買い物、趣味のプラモ製作と気楽に考えるようにしました。

まだ、このとき２輪にのるのは無理でした。

夏休みだって

TVで今日から夏休みといっていた、チョット世間のことに、うとい生活になっていましたね。もともとバイクだの山登りだの好き勝手にやってきたので、たまたま気づいただけですけど。

こんな生活でしたので「第一腰椎脱臼骨折」ぐらいで寝たきりは、さけたかったのも事実です。といってもアテがあったわけではなく、やってみてダメだったら、きっぱりあきらめるつもりでした。でもうまくいっちゃったんですね。病院ってすごいですね。相性もあると思いますけど。お礼の意味もこめての公開です。何かの参考、役に立てていただければと思っています。

年月がかかると書いていますが、怖気づかせるために書いているのではありません。感覚の無い状態のリハビリでの「私製ゲージ」に使っていただきたいと思います。５０才代でやったものですので、自分の年齢等を補正して参考にしていただければと。

MRI、レントゲン写真等を公開できると、もっとよいのですけれど、やり方がわかりません。マッその前に日本語をしっかりしないといけないと思っています。

今からまた寝る

今日は祭日。あまり関係ないですね。もう仕事はしなくていいですね。

在宅リハビリも地味ですけれど、厳しいです。院内と違い歩けば１００ｍ、立ったり座ったりの回数も桁違い、それでも成果はわかりません。ホッとできるのは５年後。覚悟が必要だと思います。日常生活のこまごまとした訓練もあります。

若い方でしたら、社会復帰もできるかもしれません。甘えなしの世界で。魅力的ですね。

マルソウの方、大金持ちの方（私ですね）男性、女性、セキソンはみんなにイコールコンディションです。１０００万円かけてもダメ、１コマ１２０円でも、やって歩ける。どれを選ぶかはセンスの問題だと思います。

日曜日なので

午前中は車を修理にだしたのを取りながら、用足し、買い物。すべて終わりました。

このブログでは「歩ける」とはかけません。「いい線までいくよ」までです。現実にはこのブログを読まなくても「歩いて家に帰った」人もいると思っています。

いろいろなこと

おなかをこわしたとき、コロネル錠は無力です。おなかを丈夫にするしかないのですが、こわさないようにするのが精一杯です。それでも退院のころに比べて格段によくなりました。対応ができるようになりました。

県立病院、労災病院ともに病院と患者の関係です。言葉は悪いですけれどみんな「そっけない」です。個人や公でも交流はありません。リハビリも私がしなければそれで終わりです。ホテルや、コンビニの対応を期待している方はなじめない世界だと思います。

そろそろ反抗期になってきました。９０か１２５くらいでタダのバイクを探したのですが見つかりませんでした。もちろんツーリングのためです。昔は声をかけるとすぐもらえたのですが、書類付きは無いようです。しょうがないのでとりあえず２５０単を整備しようと思います。自分ちには、腐るほどあるのですが１０００だの７５０だのでは、大目玉ですから。

後始末

家に帰った頃は、後始末が大変でした。歩けていましたが、体の麻痺がまだ残っており自由がきかなかったからです。終えたあとはクタクタでその日のスケジュールはすべてキャンセルです。いろいろ考えました。お尻の毛を剃毛しました。ウオッシュレットで簡単に始末できるようになりました。

今でも体の麻痺が残っています。麻痺になれちゃいました。

「痛い」「しびれる」「具合が悪い」は一生ものの、当たり前の毎日です。今まで経験できなかった生活だと思っています。セキソンを治す治療ができるといいですね。