時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

「少年H」~戦争について考えた夏☆

2013-09-02 00:46:29 | 映画
10歳の誕生日&夏休み最後の日(9月1日)。
小鞠が原作(新潮文庫・上下巻)を読み終えたので、「少年H」を観にいく。

Hの妹役に見覚えあり。
「カーネーション」で糸子の長女ゆうこ役だった子。
「ゆうこはっ 軍事教練にいってまいりますっ」
と、りりしく戦争ごっこをしていたあの子。
今回も前髪パッツンで実に可愛い♪

春に「二十四の瞳」読了した小鞠。
夏、「はだしのゲン」騒動(?)のニュース。
戦争についていろいろ話をする。
松下奈緒版のドラマ「二十四の瞳」も後半泣きながら一緒に見た。
そして映画「少年H」。
こうなるとはずせないのがコチラ↓。



新版?
何この絵。
悪くないんやけど、やっぱりイメージが・・・
と思いきや、表紙以外はしっかり昔のままの挿絵だった(ホッ)。



映画を観ていて、祖父が昭和初期に撮影した神戸港や六甲山の写真を思い出した。
祖母の遺品を整理していて出てきた、古い古いアルバム。
祖父は写真好きだったらしい。
でもカメラは「お国のために」差し出したらしい。
だから、昭和17年生まれの母の赤ん坊の頃の写真はあるが、19年生まれの叔母の写真は1枚もないのだと母から聞いた。
2歳で夭折し、位牌しか残っていない叔母。
母もワタシも死んだら、誰も知らない存在になってしまう。
ぼんやりでもいいから、小鞠に覚えていてもらいたい。

戦争について(たぶん、少しでも)考えた小鞠の夏休み。
「ガラスのうさぎ」の次は「さとうきび畑の唄」だろうか?
まだ十代の「前髪クネ男」(←「あまちゃん」すごすぎるインパクト)が、明石家さんまの(たしか)長男役で出ていた。
今見せると、
「クネ男?!」「クネ男若い!」
しか印象に残らなかったら困るので、来年にとっておこうかと考え中。