時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

今週の読み聞かせ~教育ボランティア感謝の集い

2011-11-10 18:02:05 | 読み聞かせ
☆今週の読み聞かせ☆ 2年生

『ハンダのびっくりプレゼント』(光村教育図書)

ケニアの子供たちが主人公。
頭にカゴを載せて荷物を運ぶ、というのを初めて知った子がいたようだ。
ぱっと見てすぐにはわからない果物は「何だろう?」と真剣に考えていた。
3分ぐらいで読めて、色彩鮮やかで楽しい絵本。

『やまのバス』(佼成出版社)

木版画の絵本。全体がモノトーンで、秋の山や味覚に色が差されているのが印象的。
「この絵はどうやって作ったかわかるー?」
「はんがー」
知ってる子は知っていた。

『とんとんとん』(ひさかたチャイルド)

くまごろうさんの家には、お客さんが毎日たくさんやって来ます。どうしてかしらね? とんとんとん。ほら、今日も…。
誰がきたのか、ページの袖をめくる仕組みになっている。
いのししかあさんがチビっ子たちを預けて、まちへ買い物に行くといったとき、
「えーっ?!」
と思わず声をあげたのは、弟が2人いる男の子。
チビっ子に翻弄されるくまごろうさんたちに、
「やっぱりね」。
君はいいお兄ちゃんだよね。いつも弟の面倒を見てるから、大変だって知ってるんだよね。

今年も「教育ボランティア感謝の集い」があり、お花と手紙のプレゼントをいただく。
5年生の子の手紙に、
「印象に残っているのは『片足ダチョウのエルフ』です。」
とあって、とてもうれしかった。
練習するたびに涙が出た本。
読んでいて笑ってくれるとうれしいけれど、ウケ狙いではなく、静かな感動がある本も読むべきだと思いながら、読後の反応の無さ(静けさ)に、
「やっぱり月曜の朝からヘビーやったやろか・・」
と考えこんだりもした。
何も言わないでも、いい本はちゃんと心に届いていたんやなぁ。