今週の読み聞かせ～『パイルドライバー』と『ちゃっくりがきいふ』

☆今週の読み聞かせ☆（５年生）

☆『らくご絵本　ちゃっくりがきいふ』（福音館）

物売りの声をどう読むかで悩む。
「きんぎょ～え、きんぎょーっ」
の金魚売りは、さおだけ屋の節回しでいいだろう。
困ったのは豆腐売り。
「とうふー、ごまあげ、がんもどきっ」
調べても　焼き芋屋の声ぐらいしか出てこない。

母（６９歳）に電話。
「『とうふー　とうふー』って言いながらラッパを吹いてるだけヨ」
「『ごまあげ　がんもどき』もあるんやけど」
「江戸の落語なんちゃうの？関西では『とうふー』だけやったワ」
「（桂）文我さんは枝雀さんのお弟子さんやで」
「あら、上方（落語）やの。ほな（文我さんが）作らはったんちゃう？」
結局わからなかったので、さおだけ屋の節を応用させた。

読み聞かせでは、声色を使って読むのはＮＧとよく言われる。
養成講座でもそう習った。
なので、通常はできるだけ淡々と、声の強弱や間の取り方で表現するようにつとめている。
でも、落語絵本は別。
『ちゃっくりがきいふ』は大阪弁だし、セリフ部分は多少は色がついてしまう。
（養成講座で講師の方に確認済）
セリフ以外はできるだけ普通に読むようにつとめた（つもり）。

『パイルドライバー』（ブックキング）
森永砒素ミルクを下敷きにした『はせがわくんきらいや』で著名な、長谷川集平氏の作。
ブンくんの淡い恋心。
実は異常に強かったエッちゃんにコテンパテンにやられ、もっと好きになってしまうのが微笑ましい。
プロレス技の連発に、男子が歓声。
この絵本、男女で受け取り方が違うかもしれない。
我が家の２年生女子は、
「二人だけのヒミツができたんだね♪うふふっ」
と、ブンちゃんの恋心と恋の行方に興味津々。オンナノコはオマセ。
５年生男子にはどうだったんだろう・・・
２年生男子にはまだ早すぎることは確か（笑）。ゆえに高学年向き。

いつも読み聞かせの後はものすごくおなかが空く。
今日は事前の発声練習も念入りにしたし、
「きんぎょ～え、きんぎょーっ」だの
「ファイヤーッ」「ウェスタンラリアット」「卍がため」「腕ひしぎ逆十字がため」「キャプチュード」。
最後に
「パイルドライバー」！
３割り増しに　おなかペコペコでした。

ハロウィン大集合

家のあちこちにいたオバケたち。
ハロウィン前日に大集合。

ちょっとメリーゴーランドみたいに楽しくなったテント。
中からつっついて、オバケをモゾモゾ動かして遊んでいる小鞠。

てっぺんのカボチャのお面は、小鞠の作品。
サイズ調整が難しかったらしい。
後ろ側はテープでペッタペタ。

がおーっ　がおーっ

今朝、玄関まわりの飾りも全部片付けた。
サヨナラおばけ。また来年。

１１月に入り、年賀状関係の売り場を見て、気ばかりあせる。
今年もあと２ケ月。早いなぁ。