ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

秋の連ドラ1

2020-10-31 22:45:00 | 日記
甲斐さんのお誕生日に緊急事態宣言が発令されて、春の連ドラの撮影が休止になり
撮影再開後、がっつり完走するドラマもあったとはいえ、数話短縮となった作品も少なくなく
また、番宣のための特番もない中、慌ただしく始まった夏の連ドラも
「えっ!?もう最終回?」っていうくらい、あっという間に終わってしまい

気がつけば、甲斐バンドのビルボードツアーが開幕し
いつの間にか、わらわらと秋の連ドラもスタートしていて
今年も残すところ2ヶ月だし、ついでに、このブログも開設から3千日を超え
だだだだ、月日の流れの早さに呆然としております(苦笑)

…ということで、ドラマネタもサクサク進めて参りましょう(笑)
まずは、すでに終了した「DIVER~特殊潜入班」から…
以前に少し触れました通り、オール関西ロケとのことで、我が家は面白く観ていたんだけど
評判も視聴率も今イチだったみたいで、ちょっと意外でした(苦笑)

福士蒼汰さん演じる黒澤兵悟は、窃盗や暴力事件の常習犯だった男で
天才ハッカーや闇医者らと共に、兵庫県警に密かに設けられた捜査チーム
「D班」のメンバーとなり、反社会的組織などに潜入し、事件解決に貢献
…と、ここまでは、よくある警察モノなんですが

その後、釈放になった主犯の男を闇組織の手で始末させるように仕組んだり
被害者遺族が直接、犯人に復讐できるように段取りしたりと
これまでの福士さんの爽やかなイメージとは真逆のダークヒーローぶりが
「ハードボイルドだど!」って感じで、なかなかの良作だったんじゃないかと…?

観光名所ばかりではなく、神戸の高架下や夜の旧居留地、路地裏や倉庫街など
ひと味違う街の風景も新鮮だったんだけど
奥さんは、ホテル内の中華料理店のシーンで「えっ!?」と一瞬、甲斐さん御用達のお店かと食いついたものの
すぐに「あ、ほな違うか…」とガッカリ…(笑)

ちなみに…蒼井優さん、高橋一生さん主演の「スパイの妻」も
黒沢清監督がお生まれになった神戸でロケが行われたそうで
地元紙では、北野武監督以来、17年ぶりの日本人監督の銀獅子賞受賞で盛り上がっておりました

続いては、江口洋介さん主演の「天使にリクエストを」
元マル暴刑事の探偵が、余命いくばくもない依頼人の「最後の願い」を叶えるために活躍
…って、簡単に言うと、そういう内容なんですが
かつて捨てた我が子に会って謝りたいという初回の依頼人(梶芽衣子さん)は
以前に別の探偵に依頼し、確認していた所在に出向きたいと頼むものの
病院からの外出許可も簡単には下りなかったくらい衰弱している状態…(汗)

同行する訪問看護師(志尊淳さん)からも度々ストップがかかり
時間も手がかりも少ない中、ようやく対面を果たした息子は
反社会勢力に属し、そこそこの地位を確立していて
そのことにも責任を感じ、心から謝罪したあと、ナンと!人違いだと判明(苦笑)

以前の調査で、名前が挙がっていたもう1人の息子候補の元へ向かう際にも
依頼人の容態を巡ってケンケンガクガクがあり
ナンとかたどり着いたところ、そのもう1人の息子候補は
医師として出版した本がきっかけで、すでに実の母親と再会しており
探偵さんは、依頼人のために息子の振りをしてくれと頼んで、嘘のハッピーエンドを演出 

…が、依頼人が亡くなったあと、反社会勢力の息子候補から
金はいくらかかっても構わないから、手厚く葬ってやってくれとの連絡があり
また、依頼人も最初に会ったのが実の息子だと察していたことが判り…
といった展開にグッと来まして、毎回楽しみにしていたんだけど
録画していた最終回をうっかり消去してしまい、ただいま再放送待ち(苦笑)

でも、この探偵さん自身が、かつて非番の日に息子と外出した際に発砲事件に遭遇し
犯人と揉み合う内に、その流れ弾で息子が亡くなるというヘビィな過去を持っており
自暴自棄というか、生きる屍のごとく酒浸りの毎日を送っている内に
この「最後の願い」を叶える仕事に携わるようになったんですが

刑事としての夫の仕事だと理解しつつも、その巻き添えで息子を失ったことに耐え切れず
離婚を切り出した妻の実父から、その「最後の願い」を依頼され
元妻と一緒に義父の旅に付き添うことになり
ついに、自分自身で認めることを拒んでいた真実…

犯人と格闘したのは「刑事として当然」との理由からだけではなく
息子の前でいいトコ見せたかったという気持ちがあったこと…を認め
悔やんでも悔やみ切れない辛さは、より一層増したとはいえ
再び、生きて行くことに向かい合う気持ちになった…
というラス前のストーリーで、すっかり完結した感じもありました(笑)

その江口洋介さんもご出演の新ドラマ「七人の秘書」は、現代版「必殺仕事人」…
って、まあ、人をアヤめたりはしませんけど(苦笑)…
表向きは要人に仕える名もなき秘書たちが「影の軍団」として暗躍し
金や権力にまみれた支配者たちに鉄槌を下すという、弱きを助け、強きをくじく辺りが痛快で

しかも、同じ中園ミホさん脚本の「失敗しない女医」や「スーパー派遣」みたいに
自信に満ち溢れ、肩で風切るスーパーウーマンではなく
「名乗るほどの者ではごさいません」とあくまで裏方に徹する姿勢が
「さもありなん」という感じで、かなり楽しみな1本です♪

「タリオ~復讐代行の2人」も、被害者の代わりに
悪人に復讐することを「裏稼業」にしているという点では「秘書」たちと似てるんだけど
こちらは、元弁護士の女性と詐欺師の男性のバディもので
脚本が「トリック」でお馴染みの蒔田光治さんとあって、コメディ色が強めです(笑)

特に、伊藤歩さん演じる宗教団体の教祖に復讐する第2回は
宗教の名前が「火出教(ヒデキょう)」で、本拠地は「冠華喜村(カンゲキむら)」にあり(笑)
信者に売りつけるのは「炎のお札」や「愛の十字架」「正直者の壺」(笑)
教祖の部屋は「ギャラン堂」、教祖の専用風呂は「ローラの泉」と呼ばれ(笑)
教祖は、夜な夜な「炎」を振り付きで熱唱(笑)

代行の2人が泊まる宿は「新御山家(しんぎょさんけ)」で(笑)
どんだけ「ヒデキ」好きなんだ!?(笑)と思っていたら
依頼人(竹原ピストルさん)の和紙職人が使用している原材料が「ムラシタコウゾ」だとか(笑)
取引先の「ウィンク商事」は「相田倉庫」にムラシタコウゾを保管しているだとか(笑)
前もって知らずに観たのに「トリック」を思い浮かべたくらいテイストが似てます(笑)

そうそう!「失敗しない女医」さんのスピンオフドラマ
「ドクターY~外科医・加地秀樹(笑)」の第5弾も絶好調(笑)
相変わらず「金と権威」に滅法弱く、すぐに人から受けた恩を忘れ
何でも自分の手柄にしようとする(笑)加地先生は、とっても人間臭くて憎めません(笑)
まあ、もし同じ職場にいたら、なるべく近づかないようにはしますが…(笑)

スペシャルドラマで言えば、水野美紀さん主演の「3つの取調室」は
1984年に埼玉県で起きた、男女3人の失踪事件に関して
ペットショップ経営者と、その元妻、ブリーダー仲間の男が、それぞれ食い違う供述をする
…といった「藪の中」みたいな展開のドラマでしたけど
この「ブリーダー仲間の男」を主役にしたのが
奥さんご贔屓の吹越満さん主演「冷たい熱帯魚」ですよね?

もっとも、ボクは甲斐さんと同じで、あの「ボディを消す」シーンが、ちょっと苦手…(汗)
それでも、あの映画のでんでんさんと、このドラマの鶴見辰吾さんの演技は
そのシーンを上回る不気味さで、ホントに素晴らしいと思います

余談ですが…ちょうど、この時期に「TVer」で
「大川端探偵社」と「熱海の捜査官」という
オダギリジョーさん主演のドラマが立て続けに流されていたんだけど
前者は、同じテレ東でスタートした「共演NG」の大根仁監督繋がり?として
後者は、テレ朝の「時効警察」と同じチームだし
オダジョーさんは、今クールのドラマには登場なさってないし…?
まあ、久しぶりに「和製ツイン・ピークス」が観れて楽しかったなあと…(笑)
コメント
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