ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

その後の連ドラ34

2020-10-10 15:26:00 | 日記
さあ、いよいよ「ボクの直樹」も最終回です(笑)
半沢が頭取室に入って行き「頭取」と呼びかけると「もう頭取じゃない」と中野渡さん
「今日の役員会議で辞任を申し出た。無事に承認されたよ
そうだ、まだ礼を言ってなかったな。今回の件、ご苦労だった」と告げ

急に2人は、東京中央銀行本店のアノ階段にいて…って
大和田が、シーズン1の土下座以来の半沢と、まともに顔を合わせるという設定のシーンで
香川照之さんが、大和田としては何かもう一言言ってやりたいはずだと
「お・し・ま・い・Death!」というアドリブをブッ込まれ(笑)

堺雅人さんが笑い崩れられたという(笑)アノ階段は
「SUITS2」でも裁判所として使われてましたが
普段は、あの赤いじゅうたん?は敷かれてないそうです

その階段を降りながら、中野渡さんが
「物事の是非は、決断した時に決まるものではない
評価が定まるのは、常に後になってからだ
もしかしたら、間違っているかも知れない
だからこそ、今、自分が正しいと信じる選択をしなければならないと私は思う
決して、後悔しないために…

面白い銀行員人生だった。愉快に働かさせて貰った
特に、君は私が見た中でピカイチのバンカーだった
最後に君のような男と働けたこと、感謝してる」と話し
半沢が「あなたの下で働けたことは、私にとって誇りです
私も責任を取り、銀行を辞めます」と返すと

「ナンのことかな?…言ったろう、全ての責任は私が取ると…
半沢!さらばだ」と歩み去って行き…って、カッコ良すぎる~!(笑)
「こんなに『さらば』ってセリフが似合う人、他にいる?」(笑)
というツイートがありましたが、まさに、おっしゃる通り!

歌舞伎の手法を取り入れられたり、顔芸を披露される訳じゃなかったけど
北大路さんの演技は「わかった」の一言だけでも重厚さが滲み出てましたよね?
そういえば、この最終回のタイトルは「さらば!半沢」だったなあと…(笑)
あっ!でも、それなら予告で流れた「辞めさせて頂きます」は、フェイクだったってこと!?(笑)

もっとも、渡真利が「頭取は、お前の責任も何もかも
ひとりで背負って辞められたのか…最初からこうするつもりだったんだな」と言うと
半沢は「だからって、何もなかったことになんか出来るか
頭取だけじゃない。白井大臣も党を出て行っんだ

彼女は我々のために、ナンの援助もなく、たった1人でやり直す道を選んだ
俺1人おめおめと銀行に残ることは出来ない。これは、俺のけじめだ」と答え
渡真利から「お前ってヤツは、どうしてそう頑固なんだよ!」とツッコまれるくらい
本気で辞めるつもりだったようですが…?

そこへ、大和田から呼び出しの電話がかかり、半沢は会議室へ…
「お呼びでしょうか?」と声をかけると、頭取の席に座っていた大和田が
「君の辞表だ。中野渡さんから、君に返すように言われてね。持って行きなさい」
…と、胸の内ポケットから取り出した半沢の退職願をテーブルに放り出すも

「いえ、これはそのままお納め下さい。お世話になりました。では…」と立ち去ろうとする半沢に
大和田は「ふーん、そう、辞めるんだ?…じゃあ私からも最後に1つ…
箕部の土下座を見て、イヤな記憶が甦ってねぇ
確か、私もここで誰かさんに屈辱的な目に遭わされた

まあまあ、だがな、元はといえば、全て私と君の親父さんとのことが原因だった
あのことについては、私も悪かったと思ってる
あの当時の私は、目先の数字を上げることで精一杯だった
そのせいで、1人の優秀な職人の未来を潰してしまったな」と過去の因縁について触れ始めたものの

「だがな、半沢、私は間違ったことはしていない
あのネジ工場の経営状況は、まっとうなバンカーなら誰がどう見ても
融資を打ち切って当然のものだった」と話し
半沢は「当然?あなたが、父のネジに込められた革新的技術を見抜けなかっただけでしょう
実際、内海信用金庫の担当者は、それを見抜き、半沢ネジは飛躍を遂げた」と反論

…が、大和田は「それは、たまたま偶然だろう
技術があっても、金になるかどうかは別の話で
そんなものに融資を続けるのは博打ですよ、博打
あの決断は、バンカーとしての私の正義だ!」と譲らず

半沢が「やはり、あなたと私はまるで違う。あなたのように、ゼロか100かではなく
工場が立ち行かないのなら、資本提携や技術提供など、別の手立てがあったはずです
この国の優れた技術を守るために、自分に出来る最大限のことをする
それが、バンカーとしての私の正義です」と返すと

「なに青臭いこと言ってんだ!」と立ち上がり
「その正義を貫いたせいで、頭取が辞める羽目になったんだろうが!」と大和田
半沢が「ですから、私もその責任を取って…」と言いかけるのを遮り
「ふざけるなーっ!自分一人逃げようたって、そうは行かねぇぞ!
お前だけに教えてやるよ。私はこの銀行を辞める

いいか、半沢、よく見てみろ、今のウチを…株価は暴落!信用ガタ落ち!
その内これ、白水にだって抜かれるぞ!沈没だよ、沈没!
こんな銀行に誰が残るか!死んでもイヤだね!死んでもイヤだね!
もう、この銀行はおしまいです」と、これまでの大和田語録を全部ノセで披露(笑)

半沢が「そんなことはありません。必ず立て直せるはずです。ここには、その力がある」と言うと
「無理だって言ってるだろ!」と返し
「私は出来ると信じている」という半沢の言葉を捕らえて
「おおーっ!言ったな?お前…そこまで言うんだったら、お前が責任取れよ
銀行をメチャクチャにしたのは誰だ?あなたです
銀行を立て直せると言うんだったら、お前が最後まで責任取れよ」と迫り

「どういうことです?」と訊ねる半沢に
「その青臭い正義を引っ提げて、沈没寸前、東京中央銀行を立て直してみろって言ってるんだ!
言っとくがな、お前の正義を貫くためには、上に立つしかない」
…と、自分がさっきまで座っていた椅子の背もたれに手をかけ
「つまりは、頭取になるしかねぇぞ!やってみろよ、半沢!

中野渡さんと、この私が、お前の代わりに辞めるんだ
お前もそれなりのけじめをつけてみろ!勝負だ!半沢ー!
もし、頭取になれなかったら、お前がここで土下座!
しかし、もし頭取になったら、私がここで土下座だ!
だがな、その時はこの私が、お前を銀行まるごとメタメタに叩き潰す!

親父さんが勝手に亡くなって、お前なんかに恨まれたせいで、私の銀行員人生はメチャクチャだ!
この世で一番キライなお前を、全・人・生をかけて叩き潰す!受けて立て!受けて立てー!
と挑発し…って、半沢にあとを託すことが大和田の狙いだったと気づき
「判りました。受けて立ちましょう。だが、今度こそ容赦しない
完膚なきまで、あなたを叩きつぶ~す!」と、その思いに応える半沢

大和田は「上等だ!」と言いながら、テーブルに置かれたままだった半沢の退職願を手に取り
「やれるもんなら、やってみな!」とビリビリに破って、頭上に放り投げ
その紙吹雪の中を通って「あばよーっ!」と退場…
イヤイヤ、せっかくグッと来てたのに、最後の最後で柳沢慎吾さんになっちゃった(笑)

でも、頭取といい、大和田といい、シーズン1のモヤモヤを見事に吹き払う回収ぶりだったし
そのシーズン1は、こちらを睨み付ける半沢のアップで終わったのが
今回は、最後に口元を緩めた柔らかな表情のアップで終了し、最後までスッキリ!(笑)

スポンサー名がクレジットされ、最後の最後に「大事なのは、感謝と恩返しだ」という
セントラル証券時代の半沢が、部下の森山に、スパイラルとフォックスの話し合いに関する
心得として口にしたセリフが流れ、全巻の終わり…
いやはや、3ヶ月間、めいっぱい楽しませて頂きました♪(笑)
コメント
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