ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

そうだったんだ…12

2015-09-16 10:43:53 | 日記
昨日、佐藤英二さんがブログに書かれてましたが
『愛ろく3ツアー』のメンバーの顔合わせ&ミーティングがあって
具体的な話をなさったようです♪

土屋公平さんも『甲斐さんと飲んだ』とツイートされてたので
今回は、ストリート・スライダーズの記事から…(笑)
こちらも1986年、スライダーズのデビュー3年目のものです

『日本のロックは、魂を抜かれた良い子の唱歌になって来た
計算されたサウンド・スタイルばかりで去勢され
今やツッパリのファッション・アイテムと化して
一般に認知されてる有り様だ』と保科好宏さん

『そんな中で、ロック本来のエネルギーを放射し
変わらぬボルテージをキープし続けている数少ないバンド』は

かつて『新人アーティストの業界関係者向けパーティーで
「やる気になんねえな」と言い放ってから演奏を始めた』

『この痛烈な先制パンチでシラケたパーティーが引き締まった
単なるツッパリではない本物の不良のイメージは
あの日以来、変わることなく生き続けている』と書かれてるんですが

蘭丸さんいわく…俺たちは不良っぽく言われてるけど
ライフスタイルみたいなもんだからね、普通にやってるだけさ

みんな他のツマンナイことに頭を使い過ぎるよ
80%の力を音楽、バンドに使えば
自然に日本のロックも面白くなると思う

ハリーさんが『俺がずっと好きだったロックは
バンドじゃなきゃやれないんだ

でも、バックバンドってのはメンバーと生活の場も違う訳だし
確かにリズムが良いとか、上手いとか
重くてカッコいいとかあるけど

ナンかしっくりハマってないというか
音がリアルじゃないって感じがするんだ』と話されると

蘭丸さんも『ニューシングルは一発録りみたいなもんだけど
生音とトラックダウンしたのとそんなに変わってないんだよね
勢いが物凄いから、後で他の楽器が入っていけないんだ

みんなの気持ちが通じてないと
一緒にタメたり走ったり出来ないよね
合ってんだか合ってないんだか知らないけど
独特のノリがバンドの良さだよ』とおっしゃってます

甲斐さんが、スライダーズや土屋さんをお好きな理由が判るような気がします(笑)

ご自身の還暦ライブの際に、土屋さんも30周年だと話され
そのスタイルを貫いて来られたことを称えておられましたよね

この記事にも『システム化された
アマチュア・コンテストから出て来るロックバンドが多いせいか
妙にサラリーマン化したミュージシャンが増えている

思ったこと、感じたことをズバッと言うことは簡単ではないが
スライダーズは、煙たがられても自分をゴマかさず
正直に不器用に生きて来た』と書かれてたり(笑)

ハリーさんも『こういう感じの曲を作れば売れるだろうって
そういうのやっても俺たち自身が満足できないと思うんだよね

レコーディングだって、もし最終的に気に入らなかったら
自分たちでノーって言えばいい
納得したことをやんなきゃね』とか

『昔からライブでは、ファンに好きにやってくれって言ってるんだよ
コンサートが一つになるなんて冗談だからさ
みんな自分のノリで会場まで来て欲しいね

踊ってもいいし、座っててもいいし
ロックのライブでルールなんて作りたくないよ
ただ、PA引っくり返したり演奏のジャマするヤツは許さない』と
話されていることにデジャヴ感が…(笑)

『彼らの姿勢でも判るように昔気質のロックバンドっぽさを持ち
デビュー時から変わらぬ独特のルーズなノリに

ギターのからみの粘っこさや引きずるようなリズムの重さ
野性味を帯びたサウンドの緊迫感など
ライブで見せる骨太な音が加わり
頑固なまでに貫かれたロックバンドとしてのポリシーに感心させられる』

…って、スライダーズについての記事だということを
忘れてしまいそうでした(笑)

『日本のロック状況って、昔も今も
そんなに変わってないような気がするね
ブームに乗ったからって期待もないし、騙されないよって思ってる
でも、やり続けていかないと良くはならないね』

『俺たち、結局はロックが好きだし
昔は世の中に対してシラケっぱなしだったけどさ
今はシラケちゃうのもイヤだし
俺は自分を見つめていけば良いかなって思ってる』とハリーさん

20年間メンバー不動のまま解散されたことも含めて
甲斐さんとの対談を見てみたいです♪(笑)

余談ですが…以前、浦沢直樹さんが大学時代に
先輩でいらしたハリーさんをご覧になって
音楽の道を断念されたとご紹介しましたが

『20世紀少年』の第1巻にハリーさんにそっくりな?
『スパイダーさん』がケンヂの先輩として登場してるそうです(笑)
コメント
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