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ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

そうだったんだ…1

2015-09-01 13:48:35 | 日記
先日の『SONGS』で井上陽水さんが
14年ぶりにリリースなさった
カバーアルバムから数曲を披露されてました♪

曲自体はもちろんですが、それぞれの曲について
エピソードを語られているのが興味深かったです(笑)

動画をチェックしたら、今回のアルバムは
『宇多田ヒカルさんのカバーを演らないか?』ってオファーが
きっかけだったようだけど

番組の中では、前作の『UNITED COVER』を作られる際に…

今の時代は、地球上の全人類に
100枚ずつCDを配ってもまだ余る(苦笑)
新しい曲を作る必要はないんだという
ボブ・ディランのインタビュー記事を読まれて

ちょうど『曲を作るのって大変と思ってた時期だった』と陽水さん(笑)
(ディラン)先生、イイこと言うなあ(笑)と
カバーアルバムを作られたそうですが

その2~3年後にディランがオリジナルアルバムを出し
グラミー賞を獲ったとお知りになって『ヤラレたなあ』(笑)

ともあれ【あの素晴らしい愛をもう一度】については
『同じ花を見て美しいと言った』とか
『夕焼けを追って行ったあの時の気持ちは帰って来ない』とか

北山修さんの歌詞が『シンプル過ぎるように思えた』けど
『グッと来るんですよねぇ…シンプルに勝るものはないなあと思うくらい』

『そういうことを感じやすい年齢になったのかも知れない』
…とおっしゃってました(笑)

【シルエット・ロマンス】をどういう風に歌うか?との話では…

『僕は声が大きくて、どちらかといえば強い
よく通る声でもあるらしいんですよ(笑)』

雀荘で食べ物を頼むことになり
大勢のお客さんで混みあってる中でも、陽水さんが注文なさると
遠くにいる従業員の方にもチャンと通るんだとか…(笑)

『なので、出来るだけソフトに歌おうかな』と話されてたんですが
『ああ…あなたに…』という部分に差し掛かると

声をセーブしようとなさってるからなのか?
それとも、ギターがない手持ちぶさたのせいか?

リズムを取っておられる様子が
『ダンス』にも『身もだえ』にも見えたらしく奥さん鳩マメ状態(笑)
是非『全力』バージョンで聴いてみたいそうだ(笑)

余談ですが…上記の2曲は甲斐さんもライブやラジオで
歌われたことがおありですけど

前作にも【コーヒールンバ】や【花の首飾り】
それに【サルビアの花】や【星のフラメンコ】など
甲斐さんのお好きな曲がいっぱい(笑)
聴き比べてみるのも楽しいですね♪

それはさておき…ナンと言っても目玉は【リンゴ】でしょう(笑)
吉田拓郎さんの曲を陽水さんが歌われるという衝撃…(笑)

陽水さんいわく…拓郎とはスゴい仲良しで
誕生日には必ずケーキを持って彼の家に行って

ハッピーバースデーを歌う…って仲じゃないけど(爆)
会ったら取っ組み合いするような仲でもないんですよ(笑)

『あの二人はどうなの?』っていう見方が
一部であるのは知ってますから(笑)
少しは驚いてくれる人もいるかな?…って、少しじゃないでしょ!?(笑)

この曲のことは、前から気になってた
…というか、40年前からイイなあと思われてたんだとか…(爆)

普通のラブソングだと、二人はどんなに愛しているかといった
肯定的な歌が多いと陽水さん

岡本おさみさんの歌詞は…
一つのリンゴを二つに切るとか
喫茶店で話した後に右と左にわかれて…や
ウェイトレスが二つのカップを離して置く…という風に

『ネガティブって言うと変だけど
男女間はいつでも上手くいくとは限らないよって
意味合いが感じられて印象的』なんだとか…

やはり、ご自身も作詩をなさる方だけに
歌詞にこだわって選ばれた曲も少なくないみたいですが

メロディがないとナカナカ思い出し難くていらしたようで
上記も本来の歌詞とは若干?違っておられます(苦笑)

奥さんによると…甲斐さんは、陽水さんの歌詞について
情景描写しかしてなくても、最後の一行で
思いがグッと伝わって来るとか
若い頃から老成していたとおっしゃってたらしい

サンストで『口説き文句』の特集をなさった際に
甲斐さんご自身は『好きだよ』『愛してるよ』なんて
チャラチャラしたことを言うよりも

『俺は君を利用して生きていきたいんだよね』というような
普通のパターンをひっくり返した言い方の方がセンスがあると話され

例えば、オフコースと陽水の詞を比べると
やっぱりオフコースの方がスンナリ判りやすかったりする訳じゃない?

だけど陽水には、ある種、人間味というか深さがある
彼みたいな皮肉っぽい、ひとクセある口説き方(笑)って

色んな物事に対しての恐さを知ってるからこそ
表面的な物言いが出来ないっていう
物事や人を敬い慎んでる気持ちがあるとおっしゃってます

いつぞやにご紹介した『4人のY』という記事で
矢沢永吉さんと拓郎さんは、名字が『Y』のメジャー志向で

陽水さんと甲斐さんは、名前が『Y』のマイナー志向…(笑)
偶然とはいえ面白いですねぇ
コメント
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