山下達郎さんが中学時代に組まれたバンドは
ブラスバンド担当の先生が変わり者でいらしたおかげで(笑)
『土曜日の音楽室を貸してくれたり
音楽の時間や昼休みに屋上や中庭で演奏させたり、文化祭はもちろん
区の音楽会やデパートの屋上イベントにも「出ろ」って…』(笑)
『ロックなんて不良の音楽で世間からは認知されてない』当時に
かなり珍しい先生ですよね(笑)
その頃に借り物とはいえ、初めてフルセットのドラムを叩かれたそうで
どうしてもご自分のドラムが欲しくなり
都立高校に入学することを条件に買って頂いたらしいんですが
『途端に勉強しなくなっちゃって、成績は落ちる一方(笑)』だったんだとか…(笑)
ちょうど、クリームやジミ・ヘン、バニラ・ファッジが流行していた頃
『そーゆーのはヨクナイ(笑)とコーラスをやりだした』(笑)
『もしギターがバリバリに弾けて、運動神経が鋭敏だったら
そっちに行ってたかも知れないけど
ギターはヘタだったし、歌うたいだったし
それに何よりヘソ曲がりだったから(笑)
誰もハプニングスなんか知らねえだろうって他愛もない優越感(笑)』
まあ、甲斐さんもディープな選曲をなさる高校生だったようですが(笑)
山下さんの方が『もう一捻り』されてる感じが…(笑)
『学校でみんなと話が合わない(苦笑)』のも無理ないかと…(笑)
お二人は同い年だけど、山下さんは２月生まれで学年は１年上
…って、栗本薫さんと歳も星座も血液型も出身地も同じなんだと気づいて
当時の東京の学生像みたいなものが浮かんでしまいました(笑)
甲斐さんは『遅れて来た全共闘少年』とおっしゃってたけど
山下さんの通っておられた高校は
『全国で唯一バリケードを築いて全学ストをやった所』らしく
学生運動に打ち込むメンバーの方がいらしたりしてバンドは瓦解…
山下さんも登校先が新宿に変わり
『学校なんか行く訳ないでしょ(笑)
明けても暮れてもダンモと雀荘、後は２本立て千円の名画座かジャズ喫茶』
ちなみに、西口のフォーク・ゲリラは
『な～んだ、こいつらってカンジ』だったそうだ(笑)
高校は『卒業させられて(笑)』
浪人中に元のメンバーのお一人やその友人の方々と
またバンドを始められたものの大学進学後に解散することになり
『何か形に残るものを』と自費で制作されたレコードが
『結果的にミュージシャン人生の始まり』に…
『Ａ面がビーチボーイズ、Ｂ面がＲ＆Ｒのカバー』のアルバム
『アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・デイ』を
100枚プレスなさったのがきっかけで『シュガー・ベイブ』が誕生し
偶然、このアルバムを聴かれた伊藤銀次さん経由で、大瀧詠一さんの手に渡り
『これは面白い、呼んで来い』と…(笑)
なんてコトが起こるのは、やはり東京だから？と思うのは
田舎者のヒガミでしょうか？(笑)
でも、甲斐さんも博多で『はっぴいえんどはスゴイ♪
松本隆の詞がイイ♪』とおっしゃってた頃ですよ？(笑)
なのに山下さんは『大瀧詠一って人のこと知らなくて(笑)
なんでもレコード・コレクターらしいって聞いたから
エリー・グリニッチのシングルをお土産に持って行ったんです』(笑)
ただ、大瀧さんも解散した山下さん達のレコードを聴かれただけなので
『コーラスグループだと思ってた(笑)』らしく
『はっぴいえんどの解散コンサートでコーラスをやってくれないか？』(笑)
『今はバンドやってて…』という山下さんに
大瀧さんいわく…何でもいいから(笑)
と、押しきられ(笑)リハーサルに参加されたそうだけど
その場にいらした『キャラメル・ママ』(細野晴臣さんや松任谷正隆さん)に
『何これ、全然面白くないじゃない』とか
『おーおー、いっちょまえにハモンドがあるよ』とブチかまされたらしい(爆)
山下さんによると…『日本のロック界のことを何も知らずに
単純にこのバンドは歌わないからツマンナイと思ったんですよ』(笑)
『キメとかテクニックを優先する音楽が嫌いだったんで…
今でもその考えはほぼ変わってませんけどね』
でも、後に松任谷さんから『第一印象がすごく悪かった(笑)』と
当時の話をされても全く覚えていらっしゃらなかったんだとか…(爆)
ともあれ、それからしばらくは『コーラスグループとして(笑)』
大瀧さんのＣＭのお仕事を手伝っておられたみたいで
ボクが『順風満帆』と思っていたのは
この頃の記憶があったせいかも知れません(苦笑)
一方『マネージャーの郷里だから』という理由だけで
初ライブを長崎で行われた(笑)シュガーベイブは
『明確にプロの意識を持って始めた訳じゃなくて、なんとなく…』だったのが
所属事務所が決まったのをきっかけに
メンバーの方にそれまでの職場を辞めさせたりなさったものの
１度も給料を貰えないまま倒産してしまったそうで(汗)
メンバー全員がバイト生活に…
この頃の山下さんの年収は36,000円で
『夕刊フジ:20円』まで小遣い帳をつけておられたらしい(苦笑)
そんな時代がおありだったなんて全然知りませんでした(汗)
ちなみに…この事務所には
はっぴいえんどや南佳孝さんも所属されていたんだとか…
ブラスバンド担当の先生が変わり者でいらしたおかげで(笑)
『土曜日の音楽室を貸してくれたり
音楽の時間や昼休みに屋上や中庭で演奏させたり、文化祭はもちろん
区の音楽会やデパートの屋上イベントにも「出ろ」って…』(笑)
『ロックなんて不良の音楽で世間からは認知されてない』当時に
かなり珍しい先生ですよね(笑)
その頃に借り物とはいえ、初めてフルセットのドラムを叩かれたそうで
どうしてもご自分のドラムが欲しくなり
都立高校に入学することを条件に買って頂いたらしいんですが
『途端に勉強しなくなっちゃって、成績は落ちる一方(笑)』だったんだとか…(笑)
ちょうど、クリームやジミ・ヘン、バニラ・ファッジが流行していた頃
『そーゆーのはヨクナイ(笑)とコーラスをやりだした』(笑)
『もしギターがバリバリに弾けて、運動神経が鋭敏だったら
そっちに行ってたかも知れないけど
ギターはヘタだったし、歌うたいだったし
それに何よりヘソ曲がりだったから(笑)
誰もハプニングスなんか知らねえだろうって他愛もない優越感(笑)』
まあ、甲斐さんもディープな選曲をなさる高校生だったようですが(笑)
山下さんの方が『もう一捻り』されてる感じが…(笑)
『学校でみんなと話が合わない(苦笑)』のも無理ないかと…(笑)
お二人は同い年だけど、山下さんは２月生まれで学年は１年上
…って、栗本薫さんと歳も星座も血液型も出身地も同じなんだと気づいて
当時の東京の学生像みたいなものが浮かんでしまいました(笑)
甲斐さんは『遅れて来た全共闘少年』とおっしゃってたけど
山下さんの通っておられた高校は
『全国で唯一バリケードを築いて全学ストをやった所』らしく
学生運動に打ち込むメンバーの方がいらしたりしてバンドは瓦解…
山下さんも登校先が新宿に変わり
『学校なんか行く訳ないでしょ(笑)
明けても暮れてもダンモと雀荘、後は２本立て千円の名画座かジャズ喫茶』
ちなみに、西口のフォーク・ゲリラは
『な～んだ、こいつらってカンジ』だったそうだ(笑)
高校は『卒業させられて(笑)』
浪人中に元のメンバーのお一人やその友人の方々と
またバンドを始められたものの大学進学後に解散することになり
『何か形に残るものを』と自費で制作されたレコードが
『結果的にミュージシャン人生の始まり』に…
『Ａ面がビーチボーイズ、Ｂ面がＲ＆Ｒのカバー』のアルバム
『アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・デイ』を
100枚プレスなさったのがきっかけで『シュガー・ベイブ』が誕生し
偶然、このアルバムを聴かれた伊藤銀次さん経由で、大瀧詠一さんの手に渡り
『これは面白い、呼んで来い』と…(笑)
なんてコトが起こるのは、やはり東京だから？と思うのは
田舎者のヒガミでしょうか？(笑)
でも、甲斐さんも博多で『はっぴいえんどはスゴイ♪
松本隆の詞がイイ♪』とおっしゃってた頃ですよ？(笑)
なのに山下さんは『大瀧詠一って人のこと知らなくて(笑)
なんでもレコード・コレクターらしいって聞いたから
エリー・グリニッチのシングルをお土産に持って行ったんです』(笑)
ただ、大瀧さんも解散した山下さん達のレコードを聴かれただけなので
『コーラスグループだと思ってた(笑)』らしく
『はっぴいえんどの解散コンサートでコーラスをやってくれないか？』(笑)
『今はバンドやってて…』という山下さんに
大瀧さんいわく…何でもいいから(笑)
と、押しきられ(笑)リハーサルに参加されたそうだけど
その場にいらした『キャラメル・ママ』(細野晴臣さんや松任谷正隆さん)に
『何これ、全然面白くないじゃない』とか
『おーおー、いっちょまえにハモンドがあるよ』とブチかまされたらしい(爆)
山下さんによると…『日本のロック界のことを何も知らずに
単純にこのバンドは歌わないからツマンナイと思ったんですよ』(笑)
『キメとかテクニックを優先する音楽が嫌いだったんで…
今でもその考えはほぼ変わってませんけどね』
でも、後に松任谷さんから『第一印象がすごく悪かった(笑)』と
当時の話をされても全く覚えていらっしゃらなかったんだとか…(爆)
ともあれ、それからしばらくは『コーラスグループとして(笑)』
大瀧さんのＣＭのお仕事を手伝っておられたみたいで
ボクが『順風満帆』と思っていたのは
この頃の記憶があったせいかも知れません(苦笑)
一方『マネージャーの郷里だから』という理由だけで
初ライブを長崎で行われた(笑)シュガーベイブは
『明確にプロの意識を持って始めた訳じゃなくて、なんとなく…』だったのが
所属事務所が決まったのをきっかけに
メンバーの方にそれまでの職場を辞めさせたりなさったものの
１度も給料を貰えないまま倒産してしまったそうで(汗)
メンバー全員がバイト生活に…
この頃の山下さんの年収は36,000円で
『夕刊フジ:20円』まで小遣い帳をつけておられたらしい(苦笑)
そんな時代がおありだったなんて全然知りませんでした(汗)
ちなみに…この事務所には
はっぴいえんどや南佳孝さんも所属されていたんだとか…
