ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

そうだったんだ…5

2015-09-08 14:42:42 | 日記
『今頃ナニ言ってんの!?』というお叱りがないのをいいことに
自分の無知をさらしておりますが(汗)
今回もアタタカイ目で読んで頂きたいなあと…m(_ _)m

このブログは、奥さんのはなはだ曖昧な記憶と
昔のインタビュー記事などの資料を元にしてるんだけど

その資料は、甲斐さん・甲斐バンド・KAIFIVE関連と
甲斐さんと親しい方々?関連にざっくり分けたもので

後者には目を通してなかった記事も多く(苦笑)
特に山下達郎さんの記事は、ボクの勝手な思い込みによる
山下さんのイメージとは180度違う内容でビックリしました(汗)

何故かは判らないんですが、ボクの『山下達郎像』は
東京生まれのボンボンで、幼い頃から音楽に親しみ
まだ若い内にデビューして、ヒット曲にも恵まれ順風満帆
最先端の技術を駆使した、こだわりの音楽を追求する完璧主義者

…ってカンジだったんだけど(苦笑)
びみょ~に当たってる部分より、全然違うことの方が遥かに多くて(汗)
例えば、東京生まれは間違いなくても
裕福なご家庭じゃなかったゆえに

『教師に差別されないための唯一の手段は
勉強がよく出来ることしかなかった訳で
その後だんだん暮らし向きが良くなるにつれて
成績が下がって行ったという皮肉な運命でした(笑)』と山下さん

『ものすごい優等生タイプのこましゃくれたガキだった(笑)』そうで
理科が好きで体育が苦手、小学1年の時の音楽の成績は『2』

…って、甲斐さんも学校で習う音楽は苦手でいらしたみたいだし
子供の頃から何か独自の感覚をお持ちなのかも知れませんね(笑)

ただ、甲斐さん家のように『凋落した家のイビツな名残り(笑)』はなく
当時の山下さんのお宅には
昔お持ちだった手回しのSPプレーヤーも
100枚程度あったレコードもなくなっていたらしく
『音楽にはほとんど興味がなかった』

『流行歌は聞いてはいたけど、落語とか浪曲が好きだったから
僕が一番好きだったのは三波春夫(笑)
今にして思うと、日本の流行音楽の中で一番陽性タイプの人でしょ(笑)』

余談ですが…『お客様は神様です』という三波さんの言葉は
『お客様が一番エライ』んじゃなくて
『歌は神様に捧げるものだから、神前で歌うのと同じ気持ちで
皆様の前でも歌います』という意味でおっしゃったんだとか…

ともあれ、山下さんが『先生の言いつけをよく守るクラス委員』だったおかげで(笑)

『ご機嫌とり』のために(笑)顔を出された合奏クラブの練習で
運動会の鼓笛隊に抜擢され、小太鼓を叩かれたのが
『実戦的に楽器と関わった最初の出来事だった』そうだ

中学入学直後に入部するクラブを決められる際
『科学部にしようと思って(希望用紙に)いったんはそう書いたんですよ』

でも、その用紙を集める時に
『僕と同じ列にブラスバンド部を希望してるヤツが2人もいたわけ
鼓笛隊をやってた流れもあって
こんなにいるんならやってみようかな』とブラスバンドに変更なさったら
山下さんを含めた3人しか入部してなかったらしい(笑)

そういえば、ふくよかでいらした大森さんも
『あの大人しいイチローちゃん(笑)』も
最初は鼓笛隊に入られたそうだし
松藤さんも中学時代はブラスバンド部でしたよね?

それはさておき…1年生の後半から『ドラムが面白くって
黒板だろうが何だろうが、所かまわず叩いてた(笑)
授業中もスティックをズボンに差して、机ぶっ叩いて
教師にぶん殴られそうになったこともある(笑)』

『勝ち抜きエレキ合戦』やベンチャーズがブームだった頃
『ホントはギターをやりたかったけど』ウクレレを買って貰って
『どうやらギターのチューニングと似ているらしいと発見して
ウクレレのGフォームを楽器店のギターで弾いてみたら
Dの音が出るんですよ(笑)』と山下さん

お年玉で9,000円のガットギターを買われて
『寝ても覚めてもギターとドラムの生活(笑)
ベンチャーズ、ビートルズ、荒木一郎、加山雄三…(笑)
で、そういうのを好きなのが何人か集まりだした』

その中のお一人が『僕のポップスの先生(笑)
医者の息子で、ヒット・パレードものとかにえらく詳しくて
小学生の時からビーチボーイズを聴いてた人だから

とにかく色んなものを教えて貰った』そうですが
なんだか甲斐さんの『ベストフレンド』の方と似てる気が…(笑)

当時の山下さんにとっての『ロカビリーのベストシンガー』はロイ・オービソンで
『とにかく影響を受けました』と話されてるんだけど

音楽にのめり込まれた、そもそものきっかけが
小学校の音楽の先生だったことが、山下さんらしいなあと思ってしまいました(笑)
コメント
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