縁あって、あるお寺のカタルパの花を見させてもらいました。
なるほど、これが一年前から開花を楽しみにしていた、新島襄がアメリカから持ち帰ったと云うカタルパの花の子孫なのねぇ。
よい香りがするそうですが、大雪で枝が傷み、下の方の枝を強剪定したため、残念ながら香りを嗅ぐことはできませんでした。
一緒に見ていた知り合い曰く“我が家のキササゲに似ているような。”
おばちゃんはええっ❗️
早速、ネット検索をしました。
カタルパは北アメリカ原産、キササゲは中国原産とか。
“キササゲ”は
背が高く、横幅も大きくなりがちであるため、一般家庭で植えられることは少ないが、避雷針代わりの「雷除けの木」として、お寺や神社に植栽されることが多かった、とも。
キササゲは早い時期に日本に伝わり薬用として広まり、カタルパは新島襄がアメリカから持ち帰ったとも。
因みに知り合いの家(一般家庭)のキササゲはこんな感じです。
こちらも雪の影響で強剪定され、今年は花数が少ないそうです。
ネット検索の“カタルパ”とは
ノウゼンカズラ科キササゲ属(Catalpa)の落葉高木を指す
北米原産のアメリカキササゲ(Catalpa bignonioides)とハナキササゲ(Catalpa speciosa)を指すことが多い。
キササゲ(Catalpa ovata)もアメリカキササゲもハナキササゲも花言葉は「夢心地」だそうです。
ここまで調べてはっ。
おばちゃんが一度は活けたいと思っていた花材が“キササゲ”でした。
そしてなんと、草月から1999年に出版された”現代いけばな花材辞典”P179~180にカタルパとキササゲのことが詳しく載っていました。
な~んだ、そうだったのか。
昔、読んでいたこととカタルパの花に感動している今と。
おばちゃんの脳内にしっかり違いが保存されました(の はずです)。
来年は“カタルパ”の花を見たら、一番に“現代いけばな花材辞典”に目を通し、記憶の再確認をしなくては。