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上さんが作った布ぞうり

2011年09月04日 | 日々の雑感
上さんが作った布ぞうり

我が家はマンションで、一室ある和室以外はすべてフローリングしてある。夏は素足で歩くのももちろん気持ちよくていいのだが、風呂上りだとか足がベタベタするときにはやはりスリッパのようなものを履かねばならない。そういうときに、布ぞおりがあるといいなと前々から思っていたのだが、やっと上さんが作ってくれた。左に小さいのは、孫用。

初めてにしてはなかなかの出来だと思う。ぼろにするようなものはいくらでもあるし、私の部屋には物置みたいに3つくらいの大きな袋にいれておいてある。だが、布ぞおりを作るにはある程度同質の布が、たとえばシーツ一枚分くらいはいるようで、結局、私の分を作るのに、押入の奥に入れてあった古いシーツを探しだして、作ってくれた。

江戸時代には着物は何度も持ち主を変えたあと、もうボロボロになったら雑巾にでもなるし、オシメにもなるし、いろんなものになって、最後は燃やして灰にして、農家が使うということになったのだろうけど、今は流行に左右されて買ったはいいが、数回しか着ていないのに、もうたぶん一生着ないだろうというような服が山ほどある。人に上げることもできず、捨てるのももったいないし、結局は、切って食器の油を拭きとったりするのに使うくらいしかできない。

私なんかは気に入った服は何度でも着るというたちなので、あの人いつも同じ服を着ているように思われないようにするために、クローゼットにかけてある服を順番に着ていくようにするなどしているが、近くにあったユニクロがG.U.とかに変わってからは買いたいものがなくなって最近はあまり新しい服がクローゼットに供給されないので、本当に擦り切れ状態になりつつある。なんとかしなければ。

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