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ビル・ゲイツが慈善活動

2006年06月27日 | 日々の雑感
ビル・ゲイツが慈善活動

少し前の新聞報道によると、ビル・ゲイツがマイクロソフトの社長を引退してビジネスの一線から身を引き、今後は慈善活動に専念するのだそうな。私はこれを読んで、アメリカ人って軍人もビジネスマンも思考回路が一緒だなとおもった。アフガニスタンでもイラクでも、空爆をしてたくさんの民間人を死傷させておいて、人道活動とか称して、そうした死傷者の看護活動をする。彼らを空爆で死傷させたのは、まさに当人たちなのに、まるで他人が彼らを死傷させたかのように、人道活動だって。そんなことをする前に空爆を止めろっていうの。

ビル・ゲイツだって同じだ。マイクロソフトの従業員から搾り取れるだけ搾り取っておいて、それで莫大な収入を得たら、今度は慈善活動だって。そんなことをする前に、マイクロソフトの従業員を世界で最も恵まれた労働者にしてみたら、どうよ、と言いたくなる。そうではなくて低賃金と過重労働で搾り取れるだけ搾り取って、それで儲けた金を慈善事業だってさ、ご立派なことだ。
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