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西高野街道(その3)

2014年03月09日 | 日々の雑感
西高野街道(その3)

昨日は、天気もいいし、美加の台駅から紀見峠を越えて、紀見峠駅まで歩いた。じつは、この区間のほとんどは現在の国道371号線になるのだが、このあたりの交通量は半端ないし、歩道があるといっても、車が次々通るそばを歩いても楽しいことはまったくないので、ごく一部を除いて、昔南海電車の線路跡と言われる道を歩いた。この道は、ほぼ371号線に沿っている。

美加の台駅まで電車で行き、そこから少しだけ371号線を歩くと、下の川沿いに道があるので、そこへ下りる。この道はかつてロードバイクでよく走った道だが、ほとんど人通りがないので気楽に走れるコース。千早口に着く。ここには昔アスレチック場があって、子どもたちを連れてよく来たところ。今はもうないようだ。

さらにこの遊歩道を進むと、桜並木が続いているが、まだ木瓜の花が綺麗に咲いているところを見ると、ずいぶんと遅いから、桜も4月中旬くらいにならないと咲かないのではないだろうか。やっぱ風が冷たい。

右手に天見小学校が見えてくる。小さな学校で、私の高校時代の知り合いが校長をやっていると話すと、上さんも「私もこんな小さな小学校で教員したかったな」とつぶやいていた。まわりに新しい住宅地がまったくないので、地の人たちの子どもたちしかいないのだろう。

天見駅前には南天苑という旅館がある。一・二度泊まったことがあるが、こんな僻地でやっていけるのかと思う。遊歩道は天見の少し先で終わるので、再度371号線に出て、歩道をしばらく行くと、国道はトンネルに入る。その手前に峠への旧国道があるので、そちらを上がる。イノシシでもとるのか猟師さんたちが来ていた。30分も歩くと、峠に到着。大阪側には人家はないが、和歌山県側には村がある。ここに峠の茶屋があるので、そこでぜんざいを食べながら、休憩をする予定だったが、閉まっていた。残念。11月に反対側から上がったときには、美味しいぜんざいを頂いたので、期待していたのだけど。

紀見峠駅まであっという間に下りて、ちょうどいい具合にやってきた電車で帰った。今日は2時間強歩いたが、しんどかった。この程度でしんどくなるようでは、最後の区間である九度山から高野山までの10数キロを歩けるかどうか心もとない。夏までに鍛えないと。

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