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仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

タイサンボク

2015年06月17日 | 日記
早朝ウオーキング、(NHK第一放送)ラジオから「今日の誕生花《 6月17日 》タイサンボク(泰山木・モクレン科)、花言葉は「威厳をつける・自然の愛情」とアナウンサーのことば。「あまり見かけないが、大輪を咲かせる」などと、この花の話題を話していました。

それから5分後、ウオーキングは公園に差し掛かると、老夫婦のご婦人が、公園の中に植えてある1本の木を指して「ねー、これがタイサンボクよ。すごく大きな木になるのよ。花言葉は、威厳、自然の愛情よ。さっきラジオで言っていたわ」と連れ合いに語っていました。

私も、その言葉に誘われて公園の中をよく見ると、タイサンボクが2本植えてあり、共に純白の大きな花をつけていました。

このご婦人の言葉がなければ、朝の誕生花の話も、タイサンボクそのものが意識から消えていったことでしょう。その後、歩きながら思ったことですが、見聞、あるいは体験したほとんどすべては、時の流れの中で、記憶から消えていくのでしょう。その中で、何かの理由で、朝のご婦人の言葉によってタイサンボクを記憶にとどめたように、記憶に留まるということがあります。

記憶にとどめることを偶然ではなく、確固たる思いで記憶にとどめていく。それが凡人の識者の違いではないだろうか。何を記憶にとどめるべきものなのか。

今朝歩きながら思ったことです。今日は、葬儀を終え次第、京都です。
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