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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

クロス・マネジ 第17話「夢じゃない」 感想

2013-01-21 05:46:02 | クロス・マネジ(WJ系)









う~ん、そろそろ終わりかなぁ・・・。








アンケート毎週せっせと出し続けて来たけど、未だにこの位置はちょっと洒落にならないと思うんですよ
上がったりもしないし、全くプッシュもされない、更にはもうすぐ改変の時期
誰がどう見ても将棋で言う所の「詰み」に突入した感があります
展開も急いでる感じですし、
今まではアンケ不振という病気を抱えながらも、それでも復調を信じて頑張る段階でしたが
もうこの時期までこの位置だったら、応援というよりも看取ることを考える時期なのかな・・・と。
残念ながらそろそろ完結の時が近づいてきたっぽいです。
最後まで見守るし、一応アンケも出し続けるけど。

じゃあ何を期待して見るのか、って言えば着陸のポイントですかね
一応今週で深空の初期からの目標であった、そして辛い初試合からの切望であった「勝利」を手にする事が出来た
頑張れば報われるなんて嘘っぱちだけど、頑張っても決して報われないってのも嘘っぱちなんですよね。
そうじゃなくて、夢見るんじゃなくて、堅実に一歩一歩段階を踏んだからこその今回の「勝利」
それは奇跡でも超パワーでもなく練習描写あっての賜物である事はここまで読んで来た人なら分かるでしょう
趣味でやってりゃいいというのも一つの考え方ではありますが、
何も成し遂げてないのに「満たされてます」っていうのもおかしな話。
だから深空は櫻井の助言を望んで
櫻井も紆余曲折あってそれに全力で応えた
櫻井の尽力の、堅実な指南のお陰と言うのも事実ですが
個人的にはまず深空の勧誘や誠意がなければならなかったと思ってるので
その意味では深空自体が望んで掴んだ勝利であり、またはもたらしたものでもある。

加えて、部員を見捨てない描写も光ってた今作ですが
それもまた今回の勝利に繋がっていた節があって
相手はワンマンチームでしたけど
こっちは櫻井が弱いプレイヤーの中にも長所を見い出し丁寧に指南していた描写があった訳で
それを考えると深空側が勝つのも当然といえば当然なんですよね。櫻井は誰しもに均等に接していた。
そんな丁寧に固められたチームが個人技頼りのチームに負ける訳はないですから。
その点を考慮しても説得力のある良い「勝利」でした
もう少し猶予があればもっとじっくり描いてたのかな?とは思うけど
それでも個人的には納得は出来たし、部員全員が櫻井に感謝する描写にグッと来ました。
そして、深空ちゃんが噛み締めた「勝利」の味も・・・。
しみじみと良い漫画。
だけど、やっぱこの辺が限界なんだろうなあ。だから、結実は一度経験した訳なので
次に望むとしたら櫻井と深空の関係性の描写かな。このまま終わったらちょっと中途半端過ぎるから
そこは逃げずにしっかり描いて欲しいなと思います
それさえ叶えば、もう本望です。
本望っていうか本当は悔しいけどね(笑 もっともっと色々な話読みたいけどね。
でもまあ、ここまで底辺へばりつき状態が続いてるって事で覚悟はしておきましょう、っていう。




曽我部恵一BAND「曽我部恵一BAND」全曲レビューその4「クリムゾン」

2013-01-20 15:02:17 | 音楽(全曲レビュー)










まだ三分の一ですが去年を代表する名盤の一つだと思ってるので地道にやります。











4.クリムゾン











アルバムの中でも一ニを争うくらい大好きな曲。
個人的な見解を端的に表すと、人が散る瞬間をただただ描いてる
それは死であったり精神の崩壊であったり、世間的な消滅だったり、様々なイメージがあるんですが
だからどう、こうだからそうって発想では全然なく
本当に人が散ったり、或いは逆に少し開いたりと生き死に堕落発展をまるで自然現象のように描いてるんです
特にメッセージなんかもなく、描写されてるのは花に人を例えて散り/咲きの状況を歌ってるだけ
それが逆にこの世の無常さを間接的に教える表現に成り得ているのが面白い
理屈云々ではなく、
ただその時は散るしかなかっただけ
ただその時は咲いていただけ
それは悲劇でも喜劇でも何でもなく、無条件で続いていくものなんて何一つないという事実の表れ
ある種シビアな歌にもなっているんですが、だからこそ個人的には納得や感情移入が出来る、そんな歌。
永遠に続いていくものなんてないし、永遠に続かないからこそ美しくも尊くもある。
「そこにあるのが当たり前」だと思ったら全てに価値がなくなりますから。
あくまでメッセージではなく剥き出しの歌だと思いますが
それでも確かに伝わる思想がある・・・と
そう考えるとさり気なく偉大な曲だなあ・・・って個人的には思います。
散るのは必然、咲くのも必然、でもそれを嘆く事はなく、きちんと認めるべきなんだと。
その圧倒的な「状況」以外の要素がない、振り切れた歌詞描写の凄味に感銘を受ける名曲です。
そこにドラマや美しさを感じてしまうのもまた永遠じゃないからこそ、ですよね。
終わるからこそ素晴らしい。
終わるからこそ生きていける。
そう思います。








淡々と歌っていると思ったら、一気に熱量を帯びてシリアスに歌われるサビの衝撃性や
祈りを込めて必死に歌われる2番目のサビ以降の切実さなど
メロディや演奏のストイックさも印象に残る、
文字通り「渾身」の一曲。何かが終わった気がして空っぽな気分の時に聴くと個人的には救われる一曲です。
曽我部恵一のこれまでの表現の中でも如実に殻を破った感じがしていて、その意味でも凄い楽曲かなと。
敢えて言葉にしましたが、聴けば一発で本質が伝わる歌になってるとも思います。
そのくらいのエネルギーとカタルシスが宿ってる。




カウントラブル 7巻(最終巻)/奈央晃徳

2013-01-19 21:10:47 | 漫画(新作)











奈央晃徳「カウントラブル」最終巻読了。












うん、まあ、もう既に付き合ってるしやることないよねーって感じで
これほどまでに安定した着陸を久方ぶりに観た気がします。要するにやり切ったって事なんですけど
個人的に秀逸だと感じたのはただ単に二人くっ付いて幸せになっておしまい♪ではなく
むしろ付き合ってからが大変なんだって事実を示唆させてたこと
その上でコウタの精神的成長を描いたというオチで
もう何も言う事もないというか、
割と完璧な手さばきで終わった気がします。あまりにもきれいに終わりすぎていてビックリしたんですが
ここまで「もうやることなくなったんだな~」って思える連載作品も珍しい
大抵未消化な部分や急ぎ足な部分が出てくるもんなんですけど
これは最後まで余裕があった感じで、
もうそれ自体が正直恵まれた連載だったって事実を証明してますよね。
個人的な感覚だと引き伸ばしてる印象も殆どなかったし、ちょうどよく収まった感覚で
いいもん観たなあ、と読み終わった後素直に思いました。ある種恋愛漫画のお手本のような作品だったと思います。

最終回に関しては、ささら自身も本当は寂しかったんだろうなあ・・・っていうのが個人的な見解ですね
ささらはコウタの成長を促す為~って言ってたけど本当は自分も離れたくなかったんだと思う
吉沢さんは吉沢さんで引越しに対しての恐怖心を抱えていた訳で
当事者は実質3人だったんでしょうね
ささらが自分で決めて離れた訳ではなく、明らかに上からの指示でしたから。
あの魔法アイテムが最後の抵抗というか、残された時間を最大限に味わい尽くす為のモラトリアムだったのかなと
だからこそ不安や恐怖の中を真っ直ぐに進む事を決意した最後の顛末にさらっとした感動があって
そしてそれはささらがコウタに授けた最後の「成長」でもあって。
すっごく男らしくなったなあ。
や、元々誠実な主人公だったと思うけど(笑
付き合いを重ねる事に対しての不安や小さな歪を描いた上でのコウタの渾身の決意表明は
正に少年誌のラブコメのきれいな王道!って感じで個人的には大変よろしく感じましたね。
最終回らしく感慨も深く、盛り上がりに関してもきちんと行ってくれた印象で太鼓判を押せる仕上がりになった
大ヒットしてる訳でもなく人気がない訳でもないからこそここまでまとまった着地に出来たんだと思います
そう考えると中堅ぐらいが作品としては一番幸せな立ち位置なのかもなー、って
思ったりもしました。
一方で、だからこそ少年誌のラブコメ好きには是非読んでもらいたいって気持ちもありますね
ここまで過不足のない作品も珍しいですから。メーコ派の自分ですらラブラブ描写にはニヤニヤ出来ましたし
少年誌の良質なラブコメ、それもきちんと完結する作品に餓えてた自分にとってはオアシスのような漫画でした。
この次の作品にも期待しています。原作付きでもう一本やってますけど、オリジナルの作品もね。


総括すると、私的にはメーコが一番好きで彼女派だったんですけど
吉沢さんは吉沢さんで自分の立ち位置を変えてくれたコウタに感謝も愛情もある訳で、
その切実さが伝わって来る終盤になっていたと思うので
特に後腐れもなく、
純粋に良い恋物語だったなあ・・・という印象ですね。メーコに関してもきっちりケリは付いてるし
ゲストキャラが諦めずに恋に向かうお話で恋が持ってるエネルギーや切なさもしっかりと表現出来てたかなと
一つだけ贅沢を言うのならばささらを使ってもう一度他の誰かでのスピンオフも見たいけど(笑
ベタに数年後~ではなく
あくまで「今」と「これから」に焦点を絞った終着点も良かったと思います
ささらが最後まで恋愛対象にならなかったのも浮気がなく欲目がなかった印象で、
終わってみればストレートで一途な物語だったという感覚ですね
その上で遊びの要素も多々あったり
バランス的な意味合いでも塩梅は良かった
連載の一話から雑誌で読んでた事もあり思い入れという点でも相応に高い作品でした
何より、最後まで「安定していた」っていうのが一番の印象ですかね(笑
分かりやすい新しさやインパクトよりも
誠実な話作りを優先したからこそきちっとまとまったんだと思います
他のラブコメ作品に比べて派手さこそ少ないですが、確かな結実を描けた傑作だと思います。
明日も明後日もみんなの幸せとささらの活躍が続く事を願って。
少々レビュー遅れましたが、改めて良い作品でした!
また、読み返します。










それにしても悪口の魔法は本当に心臓に悪いから・・・(笑
ページ捲るのが怖かったわ。
桃色カルテットは最高でしたけどね!ふふふ。




アイドルプリテンダー 2巻/晴瀬ひろき

2013-01-18 22:49:41 | 漫画(新作)












晴瀬ひろき「アイドルプリテンダー」2巻読了。












うわああ今回はホントにドラマチックですねえ・・・!思わず泣きそうになっちゃったよ。
それはちなみの感情が痛いくらいに伝わって来たからなんですけど
考えてみりゃ男と男の恋愛でもある訳で
葛藤するのも当然、
死ぬほど悩むのも当然なんですよね。その「当然だよね」って部分を重点的に描いた今回の新刊
1巻とは違って気軽に読める~って感じではなくなったけど、
その分恋愛ドラマとしては格段にクオリティが上がり、また胸にグサッと突き刺さるような作品になった。
それの良し悪しは置いといて、個人的にはずっと胸に残る大切な巻になったかなあと思います
感情移入の度合いが半端ないというか
一緒になって悲しんだり喜んだりしてる気分になれました。
それくらい、ちなみってキャラの感情を懇切丁寧に描いてる印象ですね。
本当に切ない・・・けれど、
そのチクッと刺さる傷跡こそ恋愛漫画の醍醐味の一つだったりするわけで
その観点からすると1巻と比べて格段に飛躍したと形容してもいいんじゃないかと。
いや~ちょっと半端ないレベルで魅せられてしまいました。この作家さんは化けてる最中だと思います。

ちなみは元来の描写からして本当に真面目な人なんですよね。
先輩のために立派な男になる!って決意をして頑張ってたのもそうだし
ケンカも基本的には悪人成敗でしょう
そういう生真面目な部分が強い人物だからこそ
今は女になったとはいえ男同士で恋愛する事への抵抗や、友人と恋沙汰になる事への拒否だったり
自分の中の常識とリアルな感情との折り合いが付かなくてアホみたいに悩んでしまう
更には元々の憧れだった先輩の存在も近くにある事も追い討ちをかけて
そういう自分を許せなくなった
文字通り逃げ続けていたのがこの巻のちなみなんだと思います
でもそれは読者にとってどれだけちなみが小栗を想っているのかの裏返しにも映るわけで
そんなちなみの本心の漏れの数々にキュンとさせられ続けた巻でもありました(笑
憧れの人が目の前に、手に届く位置にいる中で
変わってしまった自分の気持ち
そりゃ辛いだろうなあ・・・と思いつつ、ようやく小栗に対しての恋心に自覚的になれた顛末に関しては
一つの成果が出たようで、ようやく飛び出した本音に泣きそうになってしまいました
その後の海辺での擬似告白シーンもめっちゃドラマチックで良かった(笑
ここまでシリアスで情緒のあるラブコメを久々に読んだ気がする
それまで散々溜め込んで来たからこそ、
一気に噴出されたちなみの感情の表現に真にグッと来てしまった、そんな抜群の2巻目でした
この先のちなみの行動や意識も相当気になりますけど、小栗がどれだけ意識してるのかも気になるかな
今の所鈍感キャラで通してきてるけど、ちなみがここまで頑張ったのだから
小栗も小栗で少しは気付いてやって欲しいなあ。
まあ、彼がどれだけちなみ(瑛太)思いなのはよく伝わる描写の数々にはなってましたけどね。
この巻で結構事態も進展した気がしますが、その辺も含めて3巻の更なる進展に期待。
ラブコメディ、恋愛ドラマとして確実にドキドキさせられた新刊でしたね。
正直大好きです。


1巻では個人的にそこまで注目してなかった先輩も中々良いキャラに育って来た感じがあります
表紙にもなってますけど、所謂「負け犬ヒロイン」的なオーラを纏い始めたというか
行動の一つ一つが結果的に自分にとって不都合なものになってるあたり
不器用でいじらしい人だなあ・・・って
彼女は基本的には積極的ですけど、ちなみの本心を無視してまで付き合いたくはないんでしょうね
変に自分を犠牲にしてしまう、自分の幸せを後回しにしてしまう癖があるというかね。
要するに「お人好し」って事なんですけど、
キャラクターとしては単なる憧れだった1巻と比べて明確に作中での役割が見えてきて読みやすくなりましたね
その分「美鳥の日々」の綾瀬みたいな顛末になるんだろうなあ・・・って思うと切ないですけど。
でも、彼女のやった行動の一つ一つには決して間違いは存在してないと感じました
あのまま誤魔化して混沌としたままだったら芸能人生命絶たれてましたから。
ただ1話くらいは彼女が報われる話があっても良いかもですね
GPS要員と化してるすばるちゃんも含めて(笑
そんな先輩はちなみの秘密に気付くような引きを担当してましたが、果てさてどうなるのかな?

また、新キャラの凛に関しても中々好感触でして
この子もまた最終的には報われないんだろうなあ、と思いつつ
それでも健気な姿勢と純粋無垢な言動が目立つ本当に良い子って印象がありました
黒髪なのにサブキャラ勢の中では一番華があるかも(笑
この子も美味しいキャラではあるので、
今後も良い具合に出番や役割を与えてやって欲しいですね。告白を邪魔されちゃったのはちと可哀想だけど(笑
でもまあ、読者としてはちなみと小栗の絆を応援してあげたいって気持ちの方が強いので。
だけど頑張れって感じですね(どっちだよ 笑)。








お色気やサービスは相も変わらず満載なのでその手の作品が好きなら
または1巻が気に入ったのなら全然問題ない出来だと思います。この系統の作品の中では確実にハイクオリティ
だけど、それに加えて青春群像劇のような切なさやドラマ性も育って来たのが2巻最大の特徴かと
それによって以前以上に感情移入し易くなってるのが優れてるなあ、と思いました。
常識と本音の板ばさみだろうけど、ちなみの奮闘がこれからも楽しみです。




僕は友達が少ないNEXT 第2話「ホモゲ部」 感想

2013-01-18 03:29:19 | アニメ











翻弄されつつ、翻弄しつつ。










今週も面白かった。どこが面白かったのかと言うと、夜空と星奈の関係が対等になりつつあるから・・・
というのが一番の理由ですかね。1期ではお馴染み夜空の星奈いびりが久々に炸裂しましたけど
後半になったら逆に星奈が夜空を無意識的に翻弄する形になってて
徐々に対等になっている感覚が実にいいなあ、と
友達っぽくなってきたというか
一応いつも一緒にはいますけど、ぶっちゃけ仲良しで~す♪って感じでは決してないじゃないですか(笑)
だから余計に一歩前進というか、よりフレンドリーになってきてんのかなあ、と
勿論完全にそうなってる訳ではないんですが
最後の小鷹の表情が正にそれの象徴ではあるんでしょうね
それに加えてマリアの変遷に関しての描写だったり、本当に夜空は偏屈に思えて
色々なものを与えたり築いてきたんだなあ・・・と考えると彼女の株を上げたお話かもしれません
夜空も夜空で実は素直でいい子だったりするんですよね。
そういう面が見えてきたのも良かったし
何より可愛げがあって、割と均等にヒロインの魅力を抽出出来てるのが2期の特徴なのかなーと
1期は途中まで夜空さん憎まれ役みたいな部分もありましたからね・・・(笑
その意味でもいいバランスになってきましたし
彼女の描写にも期待出来そうで
益々の期待が高まった第2話でした。特に小鷹と答えあわせをしてる最中の無邪気な笑顔にヤラれました!
ただ、落としどころをどこに設定するかは未知数ではありますけどね。
そこもまた個人的には頑張って欲しいポイントの一つですかね。成功を祈ってます。

1期では夜空は小鷹に対してそこまで積極的にデレていた印象はないんですが
2期だと初っ端から理科に嫉妬する場面が見受けられたり
友達同士のキスに憧れたり、
そして二人で一緒に友達らしい行為に勤しんだり・・・微妙にタガが外れかけてる印象でドキドキします
それもまたある意味1期の最終回をああいう形にしたからこその効果というか
そこまで急に変わった?という感触もなく自然に思えるのが良いです
彼女の小鷹に対する想いはもう分かってる訳ですから
だから、個人的に1期は1期でちゃんと落としどころを用意して終わりましたけど
夜空の本当の魅力、実はいじらしくて健気ってところをちゃんと見せる為にもこの2期は絶対に必要だったな、と
改めて思ったりもしたのでした。星奈が無防備で無垢な可愛さを持っているとしたら
夜空は見守りたくなるタイプの可愛さかなあ・・・って思ったり
2期では彼女の掘り下げにも期待してましたが
早くもその片鱗が出てきて楽しかったです
でもやっぱり一番良かったのは夜空の勇気や能動が無駄じゃなかった、って結果が出始めた描写かな。
単にネタだけではなく、テーマ的な進展も垣間見れたのが良好な二話目でした。
次週はまた王様ゲームっていう最高の題材なんでワクワクしますね!(笑
ストーリー的にも前進を感じられた「過程」のお話でしたね。


もう一つ触れておきたいのが見た目やイメージだけ、要するに少ない情報で判断される事への批判かなあ。
こういうもの申すような細かいテーマ性の配置は流石「俺妹」フォロワーなだけの事はあって
微妙に考えさせられる前半だったと思います
一面的な考えはよくないと言うか、
一部分だけで決め付けられるほど物事や表現は単純なものではないんだと
イメージやよく知りもしないのに「何となく」で悪口や批判をする事ほど安易なものはないですしね
ホモ一つとっても実はそこに感動があるパターンだってあり得ますし
子供向け番組で興奮する事だって普通にあるでしょう
誰かが炎上した時だって
通りすがり的な人間が無知にも関わらず偉そうに意見をする事もあったり
もう少し「知る」「理解する」事に対して敏感になっても悪いことではないんじゃないかと
少なくとも最初から偏見まみれで何となく嫌ってるよりはよっぽど正しい姿勢だと個人的には思います
そういうテーマというかメッセージみたいなものがさり気に水面下に隠されてる
そこもまたこの2話で特筆すべきポイントだったかなと
最終的には嫌悪感のあったもので感動しちゃう事も実はよくあったりしますしね(笑
まあ要するに安易な決め付けはどうなの?って提起に感じたという話ですね。
夜空の結果的にハマってしまった顛末が実に象徴的で。

後はまあ、エロゲーの方が卑猥に感じるのは仕方ないかなと
ホモってある意味潔いですからね。妙に正々堂々としている感があるというか。
それにしてもCMで区切るって面白かったけどニクいな・・・(笑
肉だけに!









主題歌、今回のは買おうかなと思ってるんですが
発売は2月なんですね。微妙に遠いな、と感じつつ(汗
でも本当に作品に合ってる気がして素敵ですよね。