超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

アスタロッテのおもちゃ! 第5話「交差のクォーテーション」 感想

2011-05-09 01:38:26 | アニメ






直哉は色々な意味でおいしいキャラですな。




基本的にハーレム云々はこの世界の伝統であるからして
多少は仕方ない部分もあると思う。まあ異文化ゆえの価値観の相違ってやつで。
ただ、そこに込めた想いはニセモノではなく
それぞれに愛情を注いでいる・・・そういう話だったのかな、と思う。
直哉とおチョメチョメして明日葉、もといアスハリートを授かったのも
きっと王族の定めとは無縁の、純粋な子供が欲しかったから・・・と考えると納得しなくもない。
というかメルチェリーダの純粋な表情を観てると責めに責められない(笑)。
何だかんだいって純粋で無邪気な人なのかもね。
ところで、夜伽はちゃんとしたのかね。
そこを気にするのもどうかと思うが(笑)。

にしても、直哉きゅんの良い人っぷりも止まらない。
普通、そんな扱いされたらもっと怒ってもいいし、なんならもっとキレかかってもいい。
異文化が挟まるとはいえ、彼も彼で苦しい部分はあったでしょう。
それでも
それを考えても
最終的に彼がメルチェリーダに遺したのは「ありがとう」と感謝の言葉だった。
これ彼女にとっては相当嬉しい言葉だっただろうな。責められると思ってたんだから。
女装も似合う、っていうかアリだし
親としてもしっかりしてるし
ロッテに対する気遣いも出来てるし、直哉何ていいヤツなんだ・・・!
そんな彼に対する好感度も上がった1話でした。
っていうか元々好感度高いですけどね。


好感度、と言えばメルチェリーダその人も忘れてはならない。
なんと先週の不手際(といいつつ頑張ったとは思うけどね)を解消するかの如く
権限を使って一日丸ごと学校を授業参観デーに。
これは・・・最高の返上じゃないでしょうか。
こういう権力の使い方は全然アリかもね。なんせみんなが嬉しくなる訳ですから。
そういった無造作なハッピー、とか喜びだとか・・・。
そのあまりの毒の無さ、邪気の無さに今週も惚れ惚れしてしまったのでした。ロッテの嬉しそうな表情がまた良い!




割とお話自体はオーソドックスなんですけど
雰囲気を素朴にすることによって、しっかりと丁寧に描く事によって
ここまで印象が変わるのか、っていう良い見本ですね。
ただ単にベタベタなだけだったらここまで見入らなかったと思います。
こうやって真面目に良い物語を紡ごうとしているアニメは応援したい。刺激もあるしね!(笑)。




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