超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

フラクタル 第1話「出会い」 感想

2011-01-14 01:32:14 | アニメ





フリュネってざんげちゃんに似てるような・・・。




さて、「フラクタル」の感想です。
今よりもずっとずっと未来の話のようですね。
 その中でまた過去の人物が出てきたりと。てっきり昔ながらのファンタジー、だと。
でも、そういう側面もありますが。
昔っぽさと今っぽさが同居している、って言えばいいのか。



まだ、謎だらけっていう印象なんですけど
個人的な考え方で言えば、進化しすぎて人間関係が気薄になった世界観・・・
もしくはそういう兆候のある現代社会に向けての皮肉?
よく分かってない部分もありますが
取り合えずそんな印象を抱きました。

ネタバレしますけど、「フラクタル」の世界観ってのは働かなくても生活が保障され
会いたい人物にもドッペル、というシステムを使ってすぐ会えるしその逆も然りだし
ちょこっとお祈りするだけで総てが順調に上手く行く世界。
要は・・・発達しすぎなのかな?

そんな世界に、前時代の人間である(って言っていいのかな)フリュネがやってきて
主人公の生活を・・・いや、この世界を少しずつ変えていく、って流れなのかな。
こればっかりは観ていかないとどうにも。


でも、元々ドライだった主人公がどんどん人間らしさを見せていく様は面白かった。
彼女は何者かに追われて来たんですけど
その一部始終を見守ったり
崖側に彼女を助けに行ったり
色香に惑わされたり(笑)
家ではそれによってドギマギしたり。1話からサービス多目とは分かってるじゃないか。

そんなフリュネは、ちょっと触れるだけで人を呼べたり、消せたり
この世界のシステムを嫌っているようで。
それによって人がダメになっていってるのでは?と。
昔のクレインの笑顔を見て喜ぶフリュネ。
やはりテーマは「便利」に対する批判、なのでしょうか。


フリュネの登場によって表情豊かになった主人公ですが、そんな彼女がいきなり姿を消す。
ドッペルが消えるのとは違い
本気で苛立ちを露わにする主人公。でも、彼の元にはフリュネの付けていたお守りが。
それを解析していると・・・
花澤さんの声の新キャラが「ドワーン!」と登場して終わり。この終わり方も絶妙やね(笑)。
という所で謎を残しつつ次回へ続きます。




前述の通り、描きたいテーマはなんとなく掴めた気がします。
後は、それをどう描いていくのか・・・。
フリュネの人柄、過去、何故追われていたのか、追っていた人物は何者なのか、
そして最後お守りから出てきた人物は一体?
分からない事だらけですが、個人的に好きそうなテーマなんで追っていきます。期待はしています。


しかし、タイトル見るとGRAPEVINEの曲を思い出してしまう。





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