超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Angel Beats!第2話「Guild」 感想

2010-04-10 04:48:51 | アニメ


個人的にすっごく期待している「Angel Beats!」2話の感想です。
ワクワクしながら観ました。


今週は、対天使用の武器を作っている工場、その名も「ギルド」に向かうという
1話と比べれば比較的地味なエピソードだったんですけれど
そんな中でもそこに向かうまでの過程でトラップ地獄があったり
ゆりっぺの過去が語られたりと見所もきちんとありました。
 それと同時に、ゆりっぺのリーダーとしての資質も描かれていましたね。
音無くんも言ってたけれど、確かに簡単に抜けれるようなトラップではそもそも意味がなくて。
だから死んだ世界戦線の皆がトラップに掛かっていったのは逆にそれくらい強力である、ってことだよね。
・・・まあそれ以外の理由もあるかもしれないけれど(笑)。
ということで結構土台作りって印象の第2話でした。
 しかし基本学園モノだと思っていたのでここまでダンジョンみたいなシーンが出てきて驚き。
サバイバルであるのと同時に、アドベンチャーでもあるんですね。このアニメは。



今回の作戦は、地下に武器を補充に行く事。
と、一文で表せば至極シンプルで簡単な作戦のように思えるんですが
実際は1話にも出てきたあの「天使」と呼ばれる女の子が侵入してきた所為で
対天使用トラップが発動。
武器を守るための罠の数々ですね。
それを避けつつ、ギルドの元に天使が辿り着かないように
罠を避けながらみんなで行く事に。
 元々武器を補充するための作戦でしたが、
それに加えて天使からギルドを守るというもう一つの目的も生まれた訳ですね。

ただ、いくら足止め程度とはいえ
あの無敵な天使の動きを止めるほどのものですから次々と犠牲も出て来る訳で。
都合良く一人一人が順番に引っかかっていく様は滑稽で面白かったんですが
一番笑ったのはCM明けで大口叩いてた藤巻ってキャラが水没してた事ですかね。
実に情けない脱落の仕方だなあ・・・(笑)、と。
 それ加えて音無くんがゆりっぺの体につかまって登るというおいしいハプニングも。
ここのシーンは結構前のめりで観てしまった。
でも、案外平気だったね。
眼前の部分は流石に恥ずかしがっていたけど。

そんな中で、結局二人だけになってしまった時にゆりっぺが音無くんに自分の過去を話すシーンも。
彼女は彼女でまた悲惨な死に方を遂げた・・・
と、思いきやその回想の中では生きてましたね。
「あれ?自殺でもしたのかな?」とかふと思ったら「自殺じゃないからね」ってまんま返されてちょっとビビる(笑)。
でも、そこで生きていたのなら本当の理由ってなんなんでしょうね?
復讐の最中に、とか?
何にせよ、今はまだ引っ張るってことは更に壮絶な過去がありそうな。
期待しつつ、でもあんまり聞きたくないような(笑)。
 そういえば自殺をした人は戦線に居ないそうですが、だとしたら皆やっぱり理不尽な死に方をした人達なのかな。
未練が強い人間ほど・・・って感じなのだろうか。
その辺が明かされていくのも楽しみです。

ギルドに辿り着いた音無くんとゆりっぺ、ですがしばらくして天使も辿り着いてしまいました。
やっぱり天使の存在って絶対的に無敵なんですね。
そんな中で守らなくちゃいけないギルド・・・だったんですが
ゆりっぺ曰く「記憶が残っていれば大丈夫~」とのことで、ギルドそのものを破壊して
オールドギルドと呼ばれる古い方のギルドだけを残す、ってか守ることに。
ここで本格的に戦うよりも
新らしい部分を切り捨てて、根本的な部分を守る選択をした訳ですね。
実際その作戦は苦戦しつつも成功、
無事にオールドギルドを守り通せたところで今回は終了。
痛み分け・・・ってところなんでしょうか。
でも結局武器は補充できなかった訳だしなあ。
それを考えると若干死んだ戦線側にはあんまり成果がなかったように思えるんですが
天使を無事撃退できただけでも一応は良かったのかな。
 今は何も無いオールドギルドを立て直して、再び武器の補充が出来るといいですね。


何か今回観てて思ったんですけど
確かに何回死んでも大丈夫は大丈夫そうなんですが、
何しかしらのペナルティはあるような気がしていて。
それが、その一つがもしかして記憶なのかな?ってちょっと思っちゃったんですけど
実際はどうなんだろう?
(なんか後半やたら「記憶」ってキーワード連発してたような)
本当にペナルティがあるのかどうかは定かではない、むしろ自分の勝手な思い込みかもしれませんけど
そういった感じの落とし穴はあるんじゃないか・・・
って観ていて何となく思った回でもありました。
 少なくとも「記憶」ってキーワードは重要そう?でも、ただの思い込みかもしれませんが。



総評としては、やっぱりド派手に始まった1話の後では展開的に地味に映る部分もあったんですけど
そんな中でも色々と気になる要素とか
視聴者に想像を促すような部分が垣間見えて、
そういう意味では今後に期待を持たせるための回、だったのでしょうか。
それに加えて脱落合戦等でコメディの要素もあって、それも中々面白かったですね。
ゆりっぺの過去が知れたのも収穫。
 ただ、相変わらず天使については謎だらけですが!
何も考えてない、ロボット的存在の様に映るんですけど実際はどうなんだろう。
その辺含めて来週以降も非常に楽しみです。


関係ないけどOPで紹介されてたキャラクターの中に「ひさ子」ってのが居たんだけど
もしかしてなくてもNUMBER GIRLの田渕ひさ子から?バンドメンバーだったし。
だとしたらTKってのも時雨から?
野田とか藤巻とか日向とかも?
しかも次回のタイトル「My Song」、って元はSyrup16g?
・・・なんていう事を延々と考えてしまったのは自分があれだからでしょうか。
そういえば原作者のブログでLEO今井を取り上げてたこともあったような。

ま、これは単なる独り言なんでどうでもいいです(笑)。
って訳でまた次回。




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