超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Steins;Gate 第13話「形而上のネクローシス」 感想

2011-06-29 02:56:48 | アニメ





終わらないゲーム。





ふむ・・・てっきりあの後オカリン達がSERNに連れられて云々って展開になると思ってましたが
そうでなく、寸前の所で鈴羽が助けてくれて
タイムリープによって過去に今の意識を移動、
そこからまゆりを何度も助けるって展開に相成りました。
これは面白いですよ。
非常に面白い。
ゲーム性が高い上に、その方法を探すのが一つの冒険みたいで面白い。
とはいえ、何回も何回もまゆりが死ぬシーンを見せられるのはショッキングではありますけどね(笑)。
この行為を繰り返してオカリンが辿り着くのは果たしてどこなのだろうか?
期待でもあり、不安でもあり・・・しかしこれじゃ本当に孤独の観測者ってフレーズがお似合いですね。
別に皮肉ではなく。
事情を話すことも出来ない。
たった一人の戦い。それはなんて寂しいんだろう。
そんな状況の中で一人奮闘するオカリンは確かに格好良いし尊敬にも値するけど
観てると色々とギリギリ過ぎて壊れないかが心配ですなあ。
何にせよ、展開としては真っ当に面白いですね。
初期の適当なダベりもあれはあれで面白かったんですが
こういうハードな展開もこれはこれで興奮しますねえ。次週から2クール目突入、って事で
更なる盛り上がりを期待したいものです。
いや、多分期待しなくても盛り上がっていくんだろうな。楽しみ。

オカリンとまゆりの過去も明らかにされましたが
肉親が死んだ時に、墓場でいつもあのポーズを、手を空にかざすポーズを取っていた、と。
それで本当に連れてかれちゃうんじゃないか、って心配したオカリンは
TVで観たマッドサイエンティストの真似をして、
おまえは俺の人質なんだ、と連れて行かれないようにした。
っていうのが今のオカリンの起源らしいですね。
そう考えると、今までの立ち振舞いもなんかいい話風になってきますね。
同時に、だからこそ人一倍仲間を大切に、って気持ちも理解できるような。
う~ん上手い構成です。

そんなまゆりは、彼女を生かす為の逃亡について
なんだか不満そう
訳を話してくれなくて、どことなく寂しそうです。
それはまゆり以外の人物も感じてるんだろうけど。
そんなオカリンの孤独な奮闘はいつまで続くのだろうか。
取り合えず、今はどんな手段を使ってでも、あの日の夜にこの街に居ないように。
何としてでもまゆりを死なせない為に。
頑張れオカリン、って〆で。




中々ストレートに面白い展開になって来ました。SERNの連中もかなり手強いですね。その壁を越えられるか、注目。




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2 コメント

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Unknown (もわもわん)
2011-07-11 08:56:19
原作はゲームですし、もしかしたらSERNに連行ルート(バッドエンド?)とかもあったりして

それはそうとごめんなさい、細かい突っ込みします
亡くなられたのはまゆりのおばあちゃんだったかと思います

それはそうと、レンブラント光線は私も見たことありますが…本当に神秘的です

田舎住まいで見慣れた牧場の風景の中に、雲の切れ目から本当に階段のように光がさーっって差し込んでるんですよ
あそこから天使が降りてきても不思議じゃない感じです
多感な時期だったし状況が状況だし、少年オカリンが「まゆりが行ってしまう」って思っても不思議じゃないですあれ
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バッドエンドはありそうですね (西京BOY)
2011-07-12 03:38:30
この回にもコメありがとうございます~。


正直ゲームだと色々とシーン的にキツそうですね(汗)。
バッドエンドも用意されてそうだなあ。
でも個別ルート行くのは楽しそうですね。

肉親ってのはおばあちゃんは含まれなかったんでしたっけ。
訂正しておきますね。

その現象は実は観たことないですね・・・
やっぱりおばあちゃんが死んで元気もなかったでしょうから
その所為もあったんでしょうね。でもそんなオカリンは素敵だとも思いますが。
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