超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

電波女と青春男 第7話「誰かさんの思い出になる日」 感想

2011-05-27 02:45:47 | アニメ






無意味に意味を与える。




このアニメの登場人物のやってる事は一見無意味なことばかりです。
変なコスプレだったり
変な言動だったり
届くはずのないペットボトルロケットを延々と飛ばすおっさん
それに付き合う彼女
お金が掛かってるとは言え得体の知れない人物と関わろうとする心意気。
それはエリオと真の関係もまた同じで。

人と大幅に違う、って事はそれだけで奇異な目と不毛な関心を惹くものですけど
彼らは敢えてそこに突っ込んでいて
その様子を淡々と描いてるこの作品を観ると
割と誰かと違っててもいい、認めてくれる誰かが居れば的な・・・。そういうことを思うのです。

だから真はエリオの事を、
先週の助言があったとしても守る事に決めたし
そんな真を流子さんが守ることも決まっている。そんな関わりの連鎖。
それもまた若干奇妙な光景かもしれないけど
青春って事象に当てはまるのは間違いなく。
そんな彼らの意思が確認出来たような、そんな回でした。


って事で意外とサービスは少なめでしたね(笑)。
ラッキースケベがあると思ってたら実は「あの花」の方であったというね。
正直そこ期待してた部分もあるので
やや観たかったって思いもあるけれど
まあ前川さんの生態が少し知れた(?)のでいいかな。彼女もまた変わったもの好きなんですよね。
ロケットが成功するかどうかは分からない
っていうかぶっちゃけしないと思うけど
それでもそこに向かうエネルギーは大事にして欲しいものですね。って事で〆です。





時々誰かの日記帳を見ている気分にもなりますね、本作。つくづく不思議なアニメだと思う。女々さんの動向も注目。




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