(1)衆院予算員会審議で「タイは頭から腐る」という安倍首相をコキおろした野党質問に「意味のない質問」と安倍首相が自席からヤジで応酬するという不毛の無礼講で、そんなことをしている社会情勢でもない中で今の政治状況をあらわす堕落が繰り広げられて、社会では新型コロナウイルス肺炎で国内感染者が亡くなり、各地で感染経路不明の感染者が確認されている。
(2)ウイルス封じ込めの「水際作戦」は効果がなく、専門家からはすでに国内感染が広く浸透しているあらたな段階に入ったといわれている。人、物流がグローバル化して感染症の潜伏期間もあり、また人によっては感染しても発症しないこともある中で「水際作戦」で感染阻止などできない相談で、国会審議では担当の加藤厚労相が中座を認められて対策指揮にあたっているとみられるが冒頭のような国会の不毛のやり取りをみていると、危機管理の中でこれでいいというわけにはいかない。
(3)「桜を見る会」の参加者名簿破棄問題、その前日の安倍後援会の親睦会経費不明朗問題と主催者の安倍首相が整合性のある理解のできる答弁、説明をすれば済むことで、それでウイルス感染対策に集中できることだ。
「桜を見る会」は問題があったことを認めて今年は開催しないことを決定しているのだから、主催者の安倍首相はその後の審議、疑問について言い逃れ、ごまかし発言をくり返している場合ではない。
(4)東京でも感染者が８人発覚して新型コロナウイルス感染拡大の対策、対応の不測の事態だ。ロシアでは改憲問題で「北方領土を含む領土の引き渡しや関連する協議を禁じる条文を盛り込むべきだ」（報道）としてプーチン大統領も支持する考えを示している。
北朝鮮拉致家族会は被害者の母親の死去を受けて昨日安倍首相と面会して、全員の即時一括帰国に向けた取り組みを訴えた。安倍首相が自分の責任で解決すると表明、意気込む拉致問題だが、任期も１年半程度となり北朝鮮からは否定的、反抗的な考えばかりが報道されて前向きな糸口さえ見えない。
(5)もちろん憲法改正など考えている場合ではなく難題山積であり、問題はさらに深刻化、不利益に向かい冒頭のような国会審議での不毛のやり取りをしている場合ではない。安倍首相には政治指導者、現状危機に対する自覚、認識、問題意識、管理が欠如している。
今日的政治状況で政治家の「言葉」の軽さが指摘されているが、倫理、哲学、理念に欠ける「言い逃れ」、「ごまかし」に終始して、この安倍内閣が国民支持率４０％台の比較安定している小市民的国民意識（petite bourgeoisie）の責任は大きい。
(2)ウイルス封じ込めの「水際作戦」は効果がなく、専門家からはすでに国内感染が広く浸透しているあらたな段階に入ったといわれている。人、物流がグローバル化して感染症の潜伏期間もあり、また人によっては感染しても発症しないこともある中で「水際作戦」で感染阻止などできない相談で、国会審議では担当の加藤厚労相が中座を認められて対策指揮にあたっているとみられるが冒頭のような国会の不毛のやり取りをみていると、危機管理の中でこれでいいというわけにはいかない。
(3)「桜を見る会」の参加者名簿破棄問題、その前日の安倍後援会の親睦会経費不明朗問題と主催者の安倍首相が整合性のある理解のできる答弁、説明をすれば済むことで、それでウイルス感染対策に集中できることだ。
「桜を見る会」は問題があったことを認めて今年は開催しないことを決定しているのだから、主催者の安倍首相はその後の審議、疑問について言い逃れ、ごまかし発言をくり返している場合ではない。
(4)東京でも感染者が８人発覚して新型コロナウイルス感染拡大の対策、対応の不測の事態だ。ロシアでは改憲問題で「北方領土を含む領土の引き渡しや関連する協議を禁じる条文を盛り込むべきだ」（報道）としてプーチン大統領も支持する考えを示している。
北朝鮮拉致家族会は被害者の母親の死去を受けて昨日安倍首相と面会して、全員の即時一括帰国に向けた取り組みを訴えた。安倍首相が自分の責任で解決すると表明、意気込む拉致問題だが、任期も１年半程度となり北朝鮮からは否定的、反抗的な考えばかりが報道されて前向きな糸口さえ見えない。
(5)もちろん憲法改正など考えている場合ではなく難題山積であり、問題はさらに深刻化、不利益に向かい冒頭のような国会審議での不毛のやり取りをしている場合ではない。安倍首相には政治指導者、現状危機に対する自覚、認識、問題意識、管理が欠如している。
今日的政治状況で政治家の「言葉」の軽さが指摘されているが、倫理、哲学、理念に欠ける「言い逃れ」、「ごまかし」に終始して、この安倍内閣が国民支持率４０％台の比較安定している小市民的国民意識（petite bourgeoisie）の責任は大きい。
