いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

通信ミスと人間の尊厳。 a corresponding error & personal prestige

2024-08-31 20:24:34 | 日記
 (1)戦争はどんな理由を付けても無意味で非合理、理不尽(unreasonableness)なのは、「殺らな」ければ、「殺られ」るからだ。人間の尊厳(personal prestige)と正反対にある不条理な行為だ。

 (2)先日、イスラエルが侵攻するガザ地区で国連(UN)機関の車がイスラエル軍から複数弾で銃撃された。状況、事態は詳しくわからないが、停止命令に従わなかったのかあるいはイスラエル軍兵士がハマスの車と間違えて、ないしはカムフラージュと判断してとっさに攻撃したのかなどわからない。

 (3)これに対してイスラエル側からはイスラエル軍の「通信ミス」(a corresponding error)が原因だった可能性があると説明を受けたと米国国連次席大使が明らか(報道)にした。「通信ミス」が何を示すのかわからないが、そもそもイスラエルのガザ地区侵攻の発端となったハマス側がイスラエルを越境して攻撃した際には、国連食糧計画(WFP)職員が関与していたことがあきらかになってイスラエル軍には不信、警戒感が強くあり、「UN」(WFPの車両報道)と側面に大きく書かれた車に攻撃指示の命令があったことが「通信ミス」だったというのか可能性としては考えられるが、これではわからない。

 (4)殺らなければ、殺られる戦争、戦場では軍による非合理、無意味で理不尽な行為が支配するあってはならない、やってはならない戦争の「殺らなければ、殺られる」保身の不条理な世界だ。
 米国はイスラエルのガザ侵攻では自衛権を保障する声明、立場を示してイスラエルを支持しているが、「自衛権」というのは「殺らなければ、殺られる」という追い詰められた戦争、戦場での唯一身を守る理由付けだ。

 (5)究極の死の恐怖の中で無意味な犠牲者は増え続けている。ウクライナ戦争は開始から3年を経過して、イスラエルのガザ侵攻は1年経過が近づいて米、中東国の関与で休戦交渉は続いているが収まる気配はみえない。
 「通信ミス」の通達だけで銃撃されて人の命が失われる無意味で理不尽な危険があってはならずに、人類はこんなことのために進歩、開発、発展してきたわけではない。

 (6)ガザでは感染症発生によるワクチン予防接種で双方戦闘休止が実現した。それなら、いつまでこんなことをやっているのか。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気象情報と総裁選とAI。 the ... | トップ | 知事のネグレクト。 neglect ... »

日記」カテゴリの最新記事