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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

日本構造改革。 innovation of the organization of japan

2020-12-07 19:58:34 | 日記
 (1)今年はいいことがない、疫病神(the god of plague)が集団で舞い降りてきたような1年を終えようとしている。冷静に考えれば少しはいいこともあったかもしれないが、政治も経済も社会にも疫病神が大きな顔をして舞い降りている。

 (2)そこにせめてものと示し合わせたかのように年も迫った暮の12月に天空次元のはるかから「はやぶさ2」が6年もかけて自ら採取した小惑星「リュウグウ」の「かけら(岩石)」の入ったカプセル(玉手箱)を地上に送った。

 宇宙誕生の謎の手がかりになる快挙ともいわれて、年の最後の最後に期待と関心の大きい明るいニュースだ。「はやぶさ2」プロジェクト(小惑星に着陸し人工クレーターを起こし岩石採取)は欧米の10年は先を行く(報道)日本が誇る宇宙最先端技術だ。

 (3)人類、世界、社会は新型コロナ第3波感染拡大が進行中で、ようやくワクチン研究開発成果も実施段階を迎えてコロナ感染拡大抑止につながる期待も大きいが、まだ副作用、安全性については未知数のところはある。

 疫病神が舞い降りた政治、経済、社会では、①菅首相の気迫のかけた原稿棒読み演説、答弁に安倍前首相の「桜」前夜祭答弁の虚偽事実が身内証言からあきらかになり、野党の安倍前首相の国会招致を振り切るように論議も尽くさずに国会が閉会されて、②今年の各企業の冬のボーナスは5割減、8割減から支給なし(ゼロ)まで厳しい年の瀬となり、③コロナ感染第3波社会は重症患者が最大となり病床がひっ迫して関係者からは「限界だ」(報道)として政府に対して経済活動より感染対策を優先させるべきだとの声が高い。自治体は自衛隊に看護師の派遣を要請している。

 (4)受け止めるべき政府、国会は補正、来年度予算編成とかで国会を開いていられないという理由で疫病神に支配されたままだ。疫病神をぜひ追い払いたいところだが、コロナ「3密」回避で初もうでの願掛けもままならず、解散総選挙がある見込みの国民の怒り、はけ口も今はなくひたすら「自助」でしのぶしかないようだ。

 (5)もちろん疫病神にやられてばかりはいられない、疫病神効果もある。テレワーク、オンラインと働き方、授業改革が浸透して、新しい生活様式を考える社会構造改革の契機にはなった。東京一極集中から郊外、地方に転出する企業、住民の動きも目につく。

 5年後、10年後に日本構造改革(innovation of the organization of japan)につながる期待もある。

 

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