(1)バイデン新大統領(78)が大型愛犬(シェパード)と遊んでいて足の骨にヒビが入るケガを負い大統領職には影響がないと思われるが、高年令大統領として自身が言うようにいつでも若い副大統領にまかせられるとの言葉が現実のものとなるようなケガ情報だ。
ほかにも大統領予備選序盤での民主党支持層の急進的左派候補、若い候補者支持に圧倒された影響(序盤は下位に低迷)がどうでてくるのかわからない。
(2)がしかし、バイデン新政権を担う閣僚など主要スタッフ構成では広報部長など広報部門全員女性を起用し中国広報局長の女性を意識したものか、主要閣僚でも「初の」がつく閣僚スタッフが目につく。
アフリカ系米国人として「初の」女性経済諮問委員会(CEA)委員長、有色人種の女性で「初の」行政管理予算局(OMB)長官、アフリカ系米国人で「初の」男性財務副長官(報道)という配置起用だ。
(3)黒人支持層の多い民主党バイデン新政権として支持に応えてトランプ政権で人種差別問題が全米で社会問題化して分断社会を招いていることに配慮、取り組む姿勢を示したものといえる。
こうしたことができるのも米国民主主義、自由主義政治の多様性、理想主義、ふところの深さ、広さ、度量の大きさの力強さ、大胆さを示すもので、これまでの4年間トランプ大統領によって否定、排除されてきた米国民主主義、自由主義、理想主義の復権を印象づけるものだ。
(4)日本の政治ではこうはいかない。安倍前首相の7年余りの長期政権では主要骨格閣僚、自民党首脳は交代もなく留任して、安倍政治を引き継ぐとした菅政権でも方針は変わりなく、変わり映えのしない政権、党骨格で新鮮味に欠ける権力基盤維持、既得権益独占体制が続く。
バイデン新政権は政権構成、構想でトランプ大統領での失われた米国政治4年からの脱却、ニュースタートを強く国民に印象づける閣僚、スタッフの起用方針だ。
(5)バイデン新政権には世界最大の感染国、感染死亡国としてのコロナ緊急対策、中国との軍事、経済、貿易対立戦争、ロシアとの核軍縮交渉後退、EUとの気候変動枠組み協定離脱、経済協力関係、中東ではイラン核合意からの離脱にイスラエルとイランの対立激化、アジアでは朝鮮問題とトランプ政権で放棄されてきた難題、解決を抱えて、「初ものづくし」の政権閣僚、スタッフともどもバイデン新大統領の政治力、調整力、指導力、影響力に世界の注目が集まる。
(6)いきなりのバイデン新大統領のケガで前途に高年令の不安もみえて、米国民主主義、自由主義、理想主義の復権、覇権がどうなるのか、コロナ感染影響社会の脅威、猛威が続く中で世界政治、経済、社会の安定に向けて世界を「ひとつ」にして力を合わせられるのか、「初ものづくし」のバイデン新政権の期待、可能性は限りなく大きい。
ほかにも大統領予備選序盤での民主党支持層の急進的左派候補、若い候補者支持に圧倒された影響(序盤は下位に低迷)がどうでてくるのかわからない。
(2)がしかし、バイデン新政権を担う閣僚など主要スタッフ構成では広報部長など広報部門全員女性を起用し中国広報局長の女性を意識したものか、主要閣僚でも「初の」がつく閣僚スタッフが目につく。
アフリカ系米国人として「初の」女性経済諮問委員会(CEA)委員長、有色人種の女性で「初の」行政管理予算局(OMB)長官、アフリカ系米国人で「初の」男性財務副長官(報道)という配置起用だ。
(3)黒人支持層の多い民主党バイデン新政権として支持に応えてトランプ政権で人種差別問題が全米で社会問題化して分断社会を招いていることに配慮、取り組む姿勢を示したものといえる。
こうしたことができるのも米国民主主義、自由主義政治の多様性、理想主義、ふところの深さ、広さ、度量の大きさの力強さ、大胆さを示すもので、これまでの4年間トランプ大統領によって否定、排除されてきた米国民主主義、自由主義、理想主義の復権を印象づけるものだ。
(4)日本の政治ではこうはいかない。安倍前首相の7年余りの長期政権では主要骨格閣僚、自民党首脳は交代もなく留任して、安倍政治を引き継ぐとした菅政権でも方針は変わりなく、変わり映えのしない政権、党骨格で新鮮味に欠ける権力基盤維持、既得権益独占体制が続く。
バイデン新政権は政権構成、構想でトランプ大統領での失われた米国政治4年からの脱却、ニュースタートを強く国民に印象づける閣僚、スタッフの起用方針だ。
(5)バイデン新政権には世界最大の感染国、感染死亡国としてのコロナ緊急対策、中国との軍事、経済、貿易対立戦争、ロシアとの核軍縮交渉後退、EUとの気候変動枠組み協定離脱、経済協力関係、中東ではイラン核合意からの離脱にイスラエルとイランの対立激化、アジアでは朝鮮問題とトランプ政権で放棄されてきた難題、解決を抱えて、「初ものづくし」の政権閣僚、スタッフともどもバイデン新大統領の政治力、調整力、指導力、影響力に世界の注目が集まる。
(6)いきなりのバイデン新大統領のケガで前途に高年令の不安もみえて、米国民主主義、自由主義、理想主義の復権、覇権がどうなるのか、コロナ感染影響社会の脅威、猛威が続く中で世界政治、経済、社会の安定に向けて世界を「ひとつ」にして力を合わせられるのか、「初ものづくし」のバイデン新政権の期待、可能性は限りなく大きい。