蔵王もすっかり冬支度の様相
蔵王連峰も最近降った雪で白くなっていた。
青かった山百合の実は枯れてカラカラ
もみじだけがかろうじて行く秋を惜しむかのように色ずいていた。
このもみじは結婚した翌年、初めての里帰りの時
父が我々を車で京都へ連れて行ってくれた折
滋賀県大津の石山寺へも寄った。
紫式部が源氏物語を書いた部屋を見学したり
父の説明で大津絵なる物を買ってきたが その大津絵
今年の春 部屋の改装した時何処かへしまいこんでしまい
見つからない、ボケたようである。
その時、石山寺のお庭のもみじの木の下に芽を出したばかりの小さな もみじ
そのもみじを当地まで持ち帰り植木鉢に寄せ植えにして楽しんでいた。
それを 山の庭に下ろしたものである。
このもみじを見る度に若かりしラブラブの頃を思い出す。
今は ブラブラ となりました。