まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

同窓会にて

2011-06-13 | 日常

震災から3カ月目の11日 年1回 東京で行われる首都圏同窓会に参加した。

郷里を離れ首都圏で活躍している方達が例年だと60~70人参加であるが

今年は50人を割った。

年齢的に体調が・・・という方もあったが 

今年は大震災の影響で欠席と言う方が多かった。

被災地の我々は「しっかりしなくては、頑張らなくては・・・」という気持からか

被害の現実をしっかり受け止めているところがあるが

何の被害にも会っていない 被災地から離れている方が 

テレビや新聞で見る被災地の現状、情報に

精神状態がおかしくなり体調を壊されておられることを感じた。

自身が体調を崩した方、

連れ合いが体調を崩しその看病等での欠席である。

上京ついでにと息子とも会ったが会話の中で 

会社の人達も皆精神状態がおかしくなっている・・・

「自分はこのままで良いか、この生活を続けていていいか・・・」と

悩んでいる人がとても多いとのことである。

いかに 震災の大きさを改めて感じた一日であったが

誰もが自分を見つめ直す機会か とも思う。

同窓会に被災地在住の出席者は私だだ一人、

お会いする参加者の誰からも被害を心配していただいた。

毎年同窓会が終って帰る時、郷里の品がお土産でるが、

今年はその費用を 義援金に回します・・・との報告であった。

いたるところでの善意の気持が被災者の方に早く正しく届くことを願わずにはいられない。

私自身 あの時のことはどうしても 夢の中の出来事の様な気がして

現実のことと思えない気持である。

枕を400個作った? あれは夢では? そんな気がしてならない。