トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

アネハヅル

2015-02-19 | 野鳥


今日は24節季の雨水 雪が雨に変わる季節

アネハヅルの名前は目の後ろの飾り羽を姉御に見立てたのだろうか よく分かっていない

迷鳥として数年に一度くらいの間隔で渡来して越冬する
鳥の数としては世界で23万羽といわれ カナダヅルに次いで多い
昔は6月頃の渡来が多かったと聞くが最近はそうでもなさそうだ

行動は他のツル類とほぼ同じで畑や草地を歩きながら嘴で土を掘り草の根を食べる
雌雄同色で 全長95cmとツルの中では一番小さい
繁殖地のモンゴルで生活している個体群は 越冬のためインド方面に渡る際 8千メートル級のヒマラヤを超えることで有名なツル
気温-30度 且つ酸素は平地の3分の一という環境を乗り越えるのは大変だろう

世界のツルの仲間は14種 日本へはそのうち7種がやって来る
タンチョウ ナベヅル マナヅル ソデグロヅル アネハヅル カナダヅル クロヅルの7種
タンチョウは北海道で留鳥 ナベズル マナヅルは出水市や熊毛町に渡って来るが その他のツルは迷鳥でなかなか見られない

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソデグロヅル | トップ | ウロコアシナガグモ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野鳥」カテゴリの最新記事