黄金色の花が豪快に咲いた
古くは山振という字が充てられていた、しなやかな枝が風に揺れる様子から名付けられた
あちこちで見ていて不思議なのは、実が付く株がとても少ない
写真に撮った株も何十年も実を見た事がない
「七重八重花は咲けどもヤマブキの・・」の有名な詩歌があるが、それは八重咲(ヤマブキの園芸種)なので実が付かない
バラ科の落葉低木 株立ちで高さ1~2mになる
茎や枝は新芽では緑色で、3年ほどで褐色になり枯れる
葉は互生、葉身は4~8cm、の倒卵形か長卵形で、質は薄く先端は鋭く尖り基部は円形またはややハート形
縁には重鋸歯があり、葉脈が裏側に凹んでいる
花は4~5月に咲く
新しく出た短い側枝の先端に4cm程の鮮黄色の花が1個づつ咲く
雄しべは多数あり、雌しべは5~8個
・・と言っているが、実が付かないのが不思議で、花を4個取って来て探したが、雌しべはとても少なかった
見つからないものや有っても1、2個だった・・
果実はそう果
4mm程の広楕円形で、1~5個集まって付く
9月頃に暗褐色に熟す、中の種子は3mmほどの半円形で淡褐色をしている
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