トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ナズナの花

2017-01-22 | 樹木 草花


陽だまりの空き地にナズナが咲いた
名前の由来には諸説あるが 撫でて愛でたくなる菜っ葉・・撫で菜が転じてナズナになったと言う説が ピッタリかと思う
別名ペンペングサは実の形を三味線の撥に見立てたもの

アブラナ科のどこにでも生えると言いたいほどの越年草
有史以前に大陸から渡来したと言われ昔から食用になっていた
春の七種の一つで 始まりは平安時代とも室町時代とも言われる頃から 七草がゆに入れて食べた
七草の囃し・・七草の祝いにまな板にナズナなどを載せ恵方に向かい「唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先に なずなななくさななくさなずな」などと唱え囃しながら叩いた

春の七種と言うが秋に発芽し冬に若葉を茂らせる
花期は3~6月だが 見ていると関東では一年中開花している
花は白色で3mm程と小さいが 黄色い雄しべが飾りになって可愛い

秋から春にかけての若菜を採り おひたし サラダ 汁の実 生でテンプラも美味しく その上ビタミン ミネラル豊富な優れもの
開花期に採り日干しした全草を煎じて飲めば高血圧 解熱 利尿 便秘に良い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする