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ミヤマシキミ

2016-05-13 | 樹木 草花
ミヤマシキミ雄花(左)と雌花(右)
 

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木 1.5ⅿほどの大きさ
この属は東南アジアに約9種が有り 日本ではミヤマシキミ1種が分布している

花は雌雄別株で並んで咲いていた
4~5月 枝先に円錐花序をだし 香りのある1㎝程の可愛い花を多数つける
雄花の雄しべは4個で直立して目立つ
雌花は緑色の球形をした子房の先に平たい柱頭があり 退化した雄しべがチラリと見える
雌花序の方が雄花序より花数は少ない

実は核果で7㎜ほどの球形 冬12月過ぎたころに赤く熟す
葉はアルカロイドを含み有毒 頭痛やめまいなどの民間薬として利用され かっては煎じた汁を虫下しに使った
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