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トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

タカブシギ

2024-09-26 | 野鳥


タカブシギ(鷹斑鷸)のタカブは、鷹の羽に見られる斑模様のことで、この鳥の上面の模様をそれに見立てたもの

旅鳥
西南日本では越冬するものもいる
水田や川岸、湿地、干潟などに居るが、内陸の水辺を好み広い干潟にはあまりいない
体を上下に動かしながら歩き回り、昆虫類、甲殻類、軟体動物などを捕る

雌雄同色
眉斑が長く明瞭
上面は灰黒褐色で、淡灰色や白色の斑紋がある
下面は白色で、褐色の縦斑が有り、脇腹には褐色の横斑がある
大きさは20cm

エゾビタキ

2024-09-25 | 野鳥


北海道の方からやって来るヒタキの意味の名前
繁殖地は千島列島、サハリン以北で、北海道は単なる通過地
サメビタキ、コサメビタキによく似たヒタキ

旅鳥
9月後半から10月と短い期間見られる
林縁や明るい林に、単独か小群れでいる
市街地の公園などにも時折現れる
枝に垂直に止まり、空中採食で昆虫類を捕る
ミズキやモッコクなどの木の実も良く食べる

雌雄同色
体は褐色味のある灰色
喉からの下面は白っぽく、胸と脇腹には暗褐色の縦斑がある
この縦斑を識別の目印にしている
大きさ15cm

ハンカチノキ

2024-09-24 | 樹木 草花


花は10cm程の白い総苞片が目に付くので、これをハンカチに見立てた名前
実が生っていた

分類体系よって、オオギリ科、ハンカチノキ科、ミズキ科、ヌマミズキ科など様々に分類されている

落葉高木、高さ15~20m程になる
葉は互生して、9~15cmの広卵形
先は尖り基部はハート形、縁には粗い鋸歯がある

花は雌雄同株で、5~6月に咲く
約2cmの球形の花序が垂れ下がる
花序の基部には白いハンカチのような総苞片が2個付く
総苞片は長さ6~15cm

果実は核果
直径3~4cmの長卵形で、9~10月に淡褐色に熟す
中の核は長さ2~3cmで、深い縦の溝がある
中の種子は数個、黒く細長い
核は木質状で、翌年2月頃地に落ちたものはザクザクになり手で簡単に千切れる
手で千切って食べると、甘酸っぱくてとても美味しい
種子の散布を小動物に依存しているのかもしれない

花(5月)


ハチジョウキブシ

2024-09-23 | 樹木 草花


一括りに言えばキブシなのだが、キブシは地域によって葉や実に変異が有り、その地域の名前などが付いている
ナンバンキブシ(大隅半島)、ハチジョウキブシ(八丈島)、エノシマキブシ(江の島)、ナガバキブシ(小笠原)、コバノキブシ(箱根)等々
キブシは日本固有種

キブシ科の雑木林や林縁、山地の道端などに生える落葉低木
キブシ科はキブシ属1属からなり、ヒマラヤから日本にかけて6種が自生している
普通2~4mになる
葉は互生し、葉身は6~12cmの長楕円形~卵形

花は雌雄別株で3~4月、葉の展開前に咲く
長さ3~10cmの総状花序が垂れ下がって付く
花は6~9mmの鐘形、花弁は4個、外側の2個は小さく内側の2個は大きくて花弁状
雄花序は長く、雄花は淡黄色
雌花序は短く、雌花は淡黄緑色

果実は硬く乾いた液果
7~12mmの楕円状球形、7~10月に黄褐色に熟す

ヒガンバナ

2024-09-22 | 樹木 草花


今日はお彼岸の中日、ヒガンバナが1輪咲いていた
秋の彼岸の頃に咲くのでヒガンバナという
その他マンジュシャゲ、ハミズハナミズ、シビトバナなど、地方名が500以上あると言われている

ヒガンバナ科の田の畔や土手などに群生する多年草
葉は花の終わった晩秋に伸び始め、冬を越して翌年の春に枯れる
長さ30~60cmの線形、深緑色で光沢があり中脈沿いは白っぽい

花は9月に咲く
40cm程の花茎を伸ばし、鮮紅色の花を散形状に5~7個つける
花被片は4cm程の狭披針形で6個有り、強く反り返る
雄しべ6個と雌しべは花の外に長く突き出る
3倍体でほとんど結実はせず、種子が出来ても発芽しないと言われる
だが、18912株の花を観察したら、479個の種子が出来、蒔いたところ22個の芽が出た、と聞いたことがある

鱗茎で増える
鱗茎はアルカロイドを含み有毒
昔飢饉のときに水に晒して食用にした・・というがそのような記録はないという説もある
アルカロイドのリコリン利用の薬品で、咳、痰、吐剤に効果ある
肩こりには鱗茎をすりつぶして、足の土踏まずに貼って寝ると良いという

ミズアオイ

2024-09-21 | 樹木 草花


ミズアオイ科の植物で、この科はミズアオイ属2種・(ミズアオイとコナギ)、が自生し、ホテイアオイ属1種・(ホテイアオイ)が帰化している
水湿地に生え、葉の形がカンアオイの仲間に似ていることからの名前
絶滅危惧種

水田や沼、湿地に生える30cm程の1年草
根生葉は10~20cmの長い柄が有り、葉身は長さ幅共に5~10cmの
心形で厚く光沢がある
茎葉の柄は短い

花期は9~10月
花序は葉より高く伸びて、青紫色の花を総状に多数つける
花は3cm程
花被片は6個有り、内花被片の方がやや幅広い
雄しべは6個有り、1個は長くて花糸にカギ状の突起が有り、葯は青紫色
他の5個は短く、葯は黄色い

果実は蒴果で、1cm程の卵状楕円形で、先端に角状の花柱が残る

ザクロソウ

2024-09-20 | 樹木 草花


ザクロソウは、葉がザクロの葉に似ているので付けられた名前
ツルナ科の道端や畑に多い20cm程の1年草

葉は3~5個ずつ偽輪生し、長さ1~3cmの披針形~線状披針形
花は7~10月に咲く
直径3mm程で、まばらな集散状に付く
花には花弁は無く、萼片が5個有り花弁のように見える

果実は蒴果で球形

コケオトギリ

2024-09-19 | 樹木 草花


コケオトギリは、野原や休耕田などの湿ったところに生える小型の多年草
オトギリソウ科の仲間で、この科は茎、葉、花などに腺体があるのが特徴
腺体は普通赤い色素を含んで黒く見えるので、黒点、黒線と呼ぶ
色素を含まない場合は明点又は明線という

茎は4稜形で高さ3~10cmになり、上部で分枝する
葉は1cm程の広卵形で、日に透かすと半透明の明点が散らばっているのが見える
秋には紅葉する

花は7~9月に咲く
直径5~8mmで、雄しべは5~10個と少なく、束にはならない
果実は蒴果で3mm程

ササクレヒトヨタケ

2024-09-18 | キノコ


まだ幼菌のササクレヒトヨタケが出ていた
春から秋にかけて、肥えた畑地や草原などに発生する

幼時は円筒形で、開いて釣鐘型となり縁が反り返る
色は白く、表面は白または淡黄色の綿毛状か繊維状の鱗片でささくれ状に覆われる
肉は白く薄い

ヒダは幅広く密で、柄に離生する
色は白から赤味を帯び、ついには黒くなり、ヒダが液化して胞子を滴下する
柄は中心生で下方に太まり、基部は地中で根状に細まり、中空

食べられる
胞子が熟すとヒダが黒ずんで溶け始め、一晩で消えてしまう
溶け始めたものは食用には向かないので、傘が開く前の幼菌を選ぶ
食感、味共によく、マリネや炒め物、オムレツの具、ソテー、ピクルス、汁物、和え物など
茹でてマヨネーズを付けるだけでも美味しい

オニタケ

2024-09-17 | キノコ


オニタケは夏から秋にヒマラヤスギやサクラの樹下などで、厚く積もった落ち葉から発生する
中型から大型のキノコで、出会ったのは傘が7cmほどあった

傘は黄褐色から明褐色で、表面に濃褐色の小さな刺状の鱗片に覆われる
鱗片が取れると、亀甲型の跡が残る
肉は白く薄い

ヒダは幅狭く密で、柄に隔生する
色は白い
柄は中心生で、上下同径で時に基部が膨らみ、中空
中ほどに傘と同じ刺状鱗片に縁取られた白い綿状のツバがある

食べられるとも言うが、消化器系の中毒を起こすとも言われている

クロハツ

2024-09-16 | キノコ


ヒダの辺りが真っ黒黒のキノコが有った・・クロハツという

初夏から秋にマツ、コナラなどの樹下に発生する
傘はやや大きくて10cm程
始めは白いが、後に灰褐色を経て全体が黒色になる
成熟すると周辺が反り返り器状に窪む
肉は硬く白いが、傷つくと赤変し更に黒変する

ヒダは幅広く疎で、柄に直生する
色は白いが変色は傘と同じ
ヒダとヒダの間に小さいヒダがあるが、小ヒダと言う
柄は中心生で短く下方に細まり中空
色と変色は傘と同じ、肉は白で硬く縦に裂けない

味は良く、食べられるが生食は有毒


ニオイコベニタケ

2024-09-15 | キノコ


小さくて可愛い森の妖精のようなキノコが顔を出した
ニオイコベニタケは嗅ぐとほのかに異臭がする
カブトムシの匂いとか、果実の匂いとか言われる
食毒不明

初夏から秋に、マツ、コナラ、マテバシイなどの樹下に発生する
傘は2~3cmの小型のキノコ
条線が有り、色はピンクか赤だが雨で退色する
肉は白くて軟質

ヒダは幅狭く密で柄に離生し、色は白からクリーム色になる
柄は中心生で上下同径、中空、色は白いが赤みがさす
肉は白く軟質で、縦に裂けない

アカアシシギ

2024-09-14 | 野鳥


足が赤いのでアカアシシギと明快
旅鳥が多いシギ類の中で、アカアシシギは北海道で僅かに繁殖する貴重な種
日本版レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類

数少ない旅鳥、見られる時期は5~9月
沖縄以外では稀なシギ
湿地、水田、干潟などに居る
浅い水辺で昆虫類の幼虫や甲殻類、小魚を捕る

雌雄同色
赤い足と、嘴も赤い
頭から尾羽までの上面は灰褐色で、黒褐色の縦斑が有る
喉からの下面は白く、黒褐色の縦斑がある
大きさは28cm

オバシギ

2024-09-13 | 野鳥


どっしりとしたオバシギ(姥鴫 尾羽鴫)がいた
尾羽が目立つのでオバシギと言う説があるが、特にそうとは見えない
動作がゆっくりしていて、姥の字を当てたのかもしれないとの説もある

旅鳥として8~10月初めころまで見られる
海岸や河口の干潟に居る
岩場や砂浜では貝類を好んで捕り、干潟や河口ではゴカイ類 甲殻類 貝類などを捕る
水辺を歩きながら、嘴を根元まで泥の中に差し込んで採餌する

雌雄同色
顔から頸 胸にかけては白く、黒褐色の縦斑が密にある
背は黒褐色で白と橙色の斑
肩羽は橙色で黒い軸斑と白い羽縁がある
大きさは27cm

セッカ

2024-09-12 | 野鳥


セッカの名は鳴き声由来と言われるが、詳細不明
囀り飛翔をする草原性の鳥

留鳥又は漂鳥
積雪の多い地方のものは、冬には暖地へ移動する
河原、草原、農耕地などに居る
草の間を素早く移動して、昆虫類を捕える
繁殖期のオスは、上昇しながらヒッヒッヒッ、下降しながらチャッチャッチャッと囀る

雌雄同色
夏羽では、頭からの上面が黄褐色で黒い縦斑がある
体下面は白っぽく、脇腹は褐色味がある
大きさ13cm