冬季も終わったので、新築の高気密・高断熱・オール電化での旧家屋の時の光熱費を比較してまとめてみました。
旧家屋のデータは平成22年~23年の冬/新家屋のデータは平成24年~25年の冬
11月から4月の請求額を比較しました。
●グラフ解析
新家屋での全館床暖房は11月中旬から始動しています。
新築家屋での1月の電気代は年末始時期で家族が集まっていたので中間帯もフルに床暖房を入れていたことが電気代が上がっている理由です。
旧家屋4月の灯油代が高いのは、3月の請求に間に合わなかった分がまとめて乗って来たためです。
旧家屋の灯油に関しては配達による請求書の分だけの費用しか計上していません。 配達だけでは足らなくなった分、ガソリンスタンドで直接購入してきていますが、レシートが無いため計上されていません。
記憶では、1月から3月にかけて灯油はグラフ値より3割増しと考えれば実態と合うと思います。
以下にグラフの基になっている数値表を示します。
冬季6か月の上記金額比較では、新家屋での光熱費は旧家屋の光熱費より 33,600円 もお得だった事がわかります。
また、灯油の直接買いの分(約9500円)を考慮すると 43,100円 もお得(27%(約1/4)削減)だったわけです。
更に、太陽光発電での売電額(62,748円)を考慮に入れると 105,800円 (67%削減) も差が出たことになります。
10万円以上もの光熱費の差がついたとは、驚きです。
しかも金額だけで驚いてはいけませんね。
生活が格段に改善したことを考えると倍くらいの金額差にも感じます。
・全館床暖房によるメリットの数々
①時刻毎、部屋ごとの温度管理を管理パネルで集中自動管理できるので無駄が無い。
②夜明け時刻であっても15度以上の室温が保てるため、私の弱点である耳が冷たくて眠れないと云った睡眠不足が解消した。
③ファンヒータを止めたら即、寒さが訪れると云った事や、暖房部屋を出た途端10度以上も温度差を生じると云った従来の状況が全くなく、これから高齢化していく自分たちの温度差による発生障害のリスクを減らせる。
これらの快適生活の実現には、
全館床暖房+高気密+高断熱+高性能換気システム
全てが不可欠であり、1つでも欠けると効果は半減すると考えます。
グラフにおいて、なぜ2月、3月で旧家屋時との大きな差が生じたのか思い起こすと、旧家屋時は1月位までは「節約」の文字が脳裏にあり、なんとか寒さを我慢して節約をしていますが、いよいよ1月も中旬になると耐えられなくなり、一旦「節約」の壁が無くなると灯油の消費が一気に進んで、3月一杯まではガンガン使います。
だからと云って、決して寒さから逃れられないんですよね。
そんな事が全て解消して、しかも光熱費も激減するのですから、一条工務店の家はやっぱり良い家だと思う。