大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

人民銀行 在庫住宅買取に6・5兆円を低利融資

2024年06月05日 | Weblog


備えよ常に! 備えあれば憂いなし



       




国家統計局が発表した4月の70都市の新築

住宅価格は、過去10年間で最大の下落率に。

こうした行き詰まりの打開を狙って、当局は

国有不動産企業対象に売れ残り住宅購入を

支援するため、中国人民銀行が3000億元

(約6兆5000億円)の低利資金を行うと発表。

政策銀行、国有の商業銀行、株式制銀行など

21の国有の金融機関に、金利が1・75%の

低利資金を提供する。

国有企業や地方政府は、この低利の資金の

融資を基に、中央政府の要請を受けて売れ

残りマンションを買い取ることで在庫を

減らし、不動産価格の急落に歯止めをかけ、

不動産企業は売渡資金を返済に充当する。

だが、6兆5000億円で買い取れる在庫住宅は

全体の4%に過ぎず、在庫住宅の減少には

程遠い金額で焼け石に水。

全ての在庫住宅を買い取るには、1兆ドル

(約155兆円)が必要という試算もある。

買取側の地方政府には、国際通貨基金(IMF)の

報告では、すでに2400兆円近い負債を抱えて

おり、売れ残り住宅を買いとる余裕はない。

買い取った住宅は、公営の賃貸住宅として

貸し出されるという。

国営の大手不動産企業も、売り上げ不振で

四苦八苦の状態にあり、此処へ更に回収には

超長期の期間が必要な賃貸のための住宅を

抱え込む余裕はない。

更に、問題は住宅を購入した居住者が居る

マンションに低い賃貸料の住居が混ざることで

住宅価格の評価が下がることへの不満も出る。

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