大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

農村戸籍年金 月2600円 都市と48倍の格差

2024年06月03日 | Weblog


備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





欧米通信社は、習近平は[共同富裕]を謳い、

貧富格差のない中国式社会主義の実現を宣言

しているが、現実は農村住民と都市住民との

間には、年金額に48倍もの差があると伝える。

報告では、北京や上海の都市部の1ヶ月の

年金支給額は12万6000円であるの対し、

農村部では僅か2600円に止まり、その差は

48倍にも達する。

農村部住民の年金が、一月当り約2600円、

一日当たりでは87円にしかならならず、

この金額でまともな生活の維持は不可能。

このため、自家菜園での収穫物や老躯に

鞭打って得た僅かな収入での生活が強いられる。

死ぬまで働くことから逃れられない日々が続く。

当然ながら、多くの農村住民は、貧困ライン

未満での生活を強いられており、習近平の

中國から貧困は追放されたとする宣言とは

程遠く、党中央は改善政策には全くの無策。

中国の最新統計では、2022年時点で全労働力

人口7億3400万人のうち、約9400万人は

60歳を超えていて、その比率は20年の8・8%

から12・8%に高まった。

現在はまだ、日本や韓国を下回っているが、

今後10年間でさらに3億人が60代に達して、

労働力人口に占める比率は更に跳ね上がる。

だが、高齢の労働者の3分の1は農村からの

出稼ぎの農民工で、技能を身に付けていない。

彼らを待ち受けるのは、1日当り87円の年金収入。

中國の都市戸籍の年金月額は、それほど

発展していない省でも毎月約6万3000円で、

北京や上海では、月額約12万6000円。

他方、農村戸籍の年金月額は、24年3月に

政府が最低支給額を引き上げても、月額

2600円に過ぎず、年金格差は48倍にも達する。

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