備えよ常に! 備えあれば憂いなし
欧米通信社は、習近平は[共同富裕]を謳い、
貧富格差のない中国式社会主義の実現を宣言
しているが、現実は農村住民と都市住民との
間には、年金額に48倍もの差があると伝える。
報告では、北京や上海の都市部の1ヶ月の
年金支給額は12万6000円であるの対し、
農村部では僅か2600円に止まり、その差は
48倍にも達する。
農村部住民の年金が、一月当り約2600円、
一日当たりでは87円にしかならならず、
この金額でまともな生活の維持は不可能。
このため、自家菜園での収穫物や老躯に
鞭打って得た僅かな収入での生活が強いられる。
死ぬまで働くことから逃れられない日々が続く。
当然ながら、多くの農村住民は、貧困ライン
未満での生活を強いられており、習近平の
中國から貧困は追放されたとする宣言とは
程遠く、党中央は改善政策には全くの無策。
中国の最新統計では、2022年時点で全労働力
人口7億3400万人のうち、約9400万人は
60歳を超えていて、その比率は20年の8・8%
から12・8%に高まった。
現在はまだ、日本や韓国を下回っているが、
今後10年間でさらに3億人が60代に達して、
労働力人口に占める比率は更に跳ね上がる。
だが、高齢の労働者の3分の1は農村からの
出稼ぎの農民工で、技能を身に付けていない。
彼らを待ち受けるのは、1日当り87円の年金収入。
中國の都市戸籍の年金月額は、それほど
発展していない省でも毎月約6万3000円で、
北京や上海では、月額約12万6000円。
他方、農村戸籍の年金月額は、24年3月に
政府が最低支給額を引き上げても、月額
2600円に過ぎず、年金格差は48倍にも達する。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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