備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ウクライナに侵攻したロシア軍には、正規の
ロシア軍兵士のほかロシアの民間軍事会社
[ワグネル]の傭兵部隊、総数1万~2万人の
ほか、シリアやリビアからの傭兵も加わる。
ウクライナ東部ドンバス地方で、攻撃を
開始した際にはワグネルの役割が大きかった。
過去8年間に、ワグネルは主にシリア、リビア、
マリ、中央アフリカ共和国で活動していた。
特に、シリアはワグネルの大きな仕事場だ。
ロシアが一見、無関係なアフリカなどでの
軍事支援は、この傭兵部隊の派遣による。
ワグネル傭兵部隊の戦場での月給は、約78万
6000円の戦争のプロ集団、戦争屋だ。
ウクライナ侵略開始から半年、ロシアは当初
19~20万人を派兵したが、失った死傷者数は
7~8万人に上るとされ、著しい兵員不足に
陥り、戦況の転換には追加兵力投入が不可欠。
ワグネルは、ロシア国内26ヶ所で兵員募集を
開始、更に刑務所の囚人も狩り出している。
資金注目されているは、北朝鮮からの派兵で、
10万人規模が検討されていると伝えられる。
屈強の北朝鮮軍の介入で、戦況が変わる予測も。
プーチンは8月25日、同国の軍人を13万7000人
増やし、115万人以上にする大統領令に署名。
志願兵か徴兵かは不明だが、士気が低く、
訓練に時間を要するので、即戦力にはならない。
軍事専門家による、侵略開始後半年間の
ロシア軍の兵器の損耗率を計算し公表している。
戦闘機部隊および防空戦闘部隊の損耗率では、
戦闘機・攻撃機は、開始から3ヶ月間で31%の
損耗率であったが、その後は戦術の変更で、
各月に1%の増加だが、3分の1を失った。
ヘリコプターは、特に開始の1ヶ月に21%の
損耗率であったが、ヘリボーン作戦失敗後は
活動が低調で、損耗率も小さい。
前線から遠く離れた位置で活動している。
近接戦闘部隊兵器では、戦車は2000台以上を
失い、戦車・装甲歩兵戦闘車・装甲車の6ヶ月間
損耗率は24~50%、装甲車は戦車等の2倍。
砲兵部隊兵器の火砲・多連装ロケット砲の損耗
率は、6ヶ月間の損耗率は56%を大きい。
ウクライナ軍が、HIMARSを増やしてロシア
軍の火砲に正確に射撃をすれば、あと2ヶ月も
すれば、ロシア軍の火砲も戦えなくなる。
クリミア半島を含む南部では、今の抵抗線が
破られたときには、クリミア半島まで攻め
込まれ、11月までには、両軍にとって、
大きな戦況の変化が生じているだろうと予測。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?