今日3校時に,被爆ピアノ平和コンサートがありました。
広島で原爆にあったピアノの修理をし,その音色を再生させた,調律士の矢川光則さんが,広島から被爆ピアノを運んできてくださいました。
まず校長先生による,『ミサコの被爆ピアノ』の読み聞かせがありました。
ゲストであるピアニスト,徳山眞矢さんと本校の忽那先生が被爆ピアノで弾いてくださる演奏を聞きながら,子どもたちは真剣な表情で聞いていました。
つづいて,矢川さんからどのような思いで被爆ピアノを全国に運び,コンサートを開催しているのかを聞きました。
そして,コンサートとして5曲の演奏が行われました。その音色に合わせて全校生で一緒に歌ったりもしました。
最後に,被爆ピアノを実際に触れたり,間近でピアノに付いた傷を見ました。
「すごい傷だなぁ。でもいい音がなるね。」
と感動していました。
「戦争のことを知らなかったけど,今日知ることができてよかった。」という児童もおり,被爆ピアノを通じて平和の大切さが子どもたちにもしっかり伝わっていると感じました。
今年は戦後70年。この節目に,被爆ピアノに触れたことで,平和な世の中を願い続けていくきっかけになったと思います。