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思考の素

「わたしはいない」

そもそもの「わたし」がいないのなら、「その所有物」もまた「わたしのもの」とは言えないことになります。


( ̄д ̄ ) 「じゃあ、この《わたしの思考》って、いったい何?」


(  ̄Д ̄) 『人は常に「どこからともなく湧いてくる思考」を、「自分のもの」だと錯覚して生きてるんだ。

英語で「思い浮かぶ」ことを「come to mind」と言うように、マインドは「来る」ものさ』


( ̄д ̄ ) 「そういやアレの時もあれだね。

日本人は「イク」っていうけど、欧米だと「come」だものね。

彼方にイクのか。彼方が来るのか」


(  ̄Д ̄) 『その戯言も「作り出している」のでも「選んでいる」のでもなく、やっぱり「思い浮かんで」いるだろう?

もう少し厳密に言うと、その「思考」が「思考」として浮かんでいると言うよりも、受信した「思考の素」が、一旦頭の中で組み立てられて「思考」という形を成す。そんな感じなんだ』


( ̄д ̄ ) 「《思考の素》とは?」


(  ̄Д ̄) 『残念ながら言葉にはできない。言葉はすでに言葉としての「形」を成しているからね。

あえて言うのなら、言葉が形成される以前の、形をもたないエネルギーだ。

それ自体はまだなんの表現にもなっていない。

拾われたエネルギーの再構築(変換)が頭の中で行われて、初めて「言葉」や「音」、「ビジョン」といった《思考》に姿を変える。

《思考の素》には形も境界もないから、《誰それの思考》と指すことができない。

そしてこの《思考の素》は、時間と空間を超えている。

時空間を超えているということはつまり、《思考の素》には「肉体の有無」が関係ないんだ。

これが、輪廻転生の誤解を生む原因のひとつだ』


( ̄д ̄ ) 「どういうことです?」


(  ̄Д ̄) 『前に話したよね。わたしはお前の過去世のひとつであると。そして同時に、わたしはお前であると』


( ̄д ̄ ) 「ええ、覚えています」


(  ̄Д ̄) 『お前の思考も、わたしの声も、同じソース《思考の素》にある。

かつてわたしが肉体を持っていたときに拾っていた《思考の素》も、いまお前が拾っている《思考の素》も、時空を超えてここにある。

これはなにも、わたしとお前の間だけにある関係ではない。

これまでに亡くなった全ての人の《思考の素》も、また、今まさに肉体を持つ人の《思考の素》も、“だれのもの”とは言えない状態で、常にここにある。

だから、いまお前がこうしてわたしの声を聞くように、誰かがある故人の記憶や思考を拾うということはありえるんだ。

しかし、多くの場合、人は《わたし》という感覚の中で生きているからこそ、その浮かんだ思考(過去世の記憶)を、《わたしの過去世》だと感じてしまうんだ。

「わたしの過去世」

この言葉は半分正しいが、半分間違っている』





……


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